私ども神戸メンタルサービスは、創立30年目(2019年現在)を迎えました。この業界ではもっとも古くから活動する企業の一つであり、おかげさまでカウンセリング件数も月間3,500本と、国内でもっとも多数のご相談をお受けするまでに成長してまいりました。
当社には、プロのカウンセラーが全国で70名ほど在籍しており、多彩な形でのカウンセリングをご提供しています。また、個人のみならず、法人のお客様も多く、現在は約7,800社様と提携し、カウンセリング、研修などのサービスをご利用いただいています。
ストレス社会である昨今は、社内へのメンタルヘルスの導入が急務だと感じているみなさまも多いことでしょう。当社では、メンタルヘルスの制度がより効果的に活かされるよう、その導入の段階からみなさまをサポートしてまいります。
■導入の失敗例に学んでみると‥‥。
メンタルヘルスの導入には、すでに多くの企業が着手しておられます。しかし、せっかく導入したものの、うまく機能しなかったという例が少なくありません。
まずは、その典型的な失敗例をご紹介しましょう。じつは導入した企業の9割がこの失敗を経験しているともいわれているのです。
〈方法〉
週1度、カウンセラーを社内に派遣してもらうことにした。カウンセラーには、午前10時から午後7時までいてもらい、希望者があれば、いつでもカウンセリングを受けられる環境を作った。
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企業としてメンタルヘルスに取り組んだこと自体は、もちろん評価できることです。しかし、多くの企業では、制度の導入後にも、うつ病や出社拒否などで休業やむなくされた社員が、10人、20人という単位で出ているといいます。つまり、導入以前と比べて、改善の兆しは見られなかったわけです。
では、なぜ、制度は機能しなかったのでしょうか? 当社では、下記の2点が大きなネックになっていると考えます。
〈失敗の理由〉
●カウンセラーへの支払いは会社がしている。社員から見ると、カウンセラーは会社サイドにいる人であり、会社への不満や仕事上のストレスについて話しにくい。
●自分がカウンセリングを使っているということが会社に知られると、人事評価や業務査定のマイナスになるのではと考えてしまう。
■心のハードルを下げるために。
当社がおすすめするプランでも、月に1度、カウンセラーを御社に派遣いたしますが、その前におすすめしているのが、電話を使ったカウンセリングです。
前述の失敗例からもわかるとおり、カウンセリングを利用する際のハードルを下げる役割を果たすのが“匿名性”です。
当社の電話カウンセリングは、最初に会社名を教えていただき、提携企業の方であることだけ確認させていただいたら、あとは仮名でもご予約いただけます。
それにより、ご相談の内容はもちろん、その人がカウンセリングを受けているすら会社に伝わることはありません。
その一方で、カウンセリングを身近に感じていただくために、メールマガジンをはじめとしたさまざまな情報を従業員のみなさまにお届けすることも可能です。
それによって、カウンセリングを受けるということのハードルが少しでも下がると、メンタルヘルスの制度はぐんと効果を発揮しはじめるはずです。
■“支える側”のみなさまもサポートします。
前述の通り、当社では月に1度、カウンセラーを御社に派遣いたしますが、当初はほぼ違いなく、面談カウンセリングを受けにくる従業員の方はいらっしゃらないでしょう。
そんなときも、「カウンセラーの先生は、きょうも本2冊読んで帰られましたよ」などということにならないよう、派遣されたカウンセラーは、御社のメンタルヘルス担当のみなさまとのコミュニケーションなどに有効に時間を使います。
その時間を通して、御社に最適のメンタルヘルスのあり方についてお打ち合わせしたり、うつ病や出社拒否などの従業員を支える方法についてアドバイスしたり、総務・人事等の研修のお手伝いをしたりさせていただきます。そうすることで、お支払いいただく費用が無駄にならないようにいたします。
なお、当社には70名程度のプロ・カウンセラーが在籍しています。御社の特性やご希望に合わせて、男性・女性、若手・ベテランなど、派遣するカウンセラーをお選びいただくことも可能です。
メンタルヘルスお試しプラン
〈内容〉
●月1度のカウンセラーの派遣
●電話カウンセリング(全従業員が対象)
・初回無料
(1カウンセラーにつき、最初の1回は無料でカウンセリング可)
・4回コース 13,000円+税のところを1割引
●面談カウンセリング
・1時間 10,500円+税、2時間 21,000円+税のところを1割引
〈料金〉
●従業員100人未満 月額 50,000円+税
●従業員100人以上300人未満 月額 80,000円+税
●従業員300人以上 月額 100,000円+税
*300人以上の場合、規模によって若干の追加費用を申し受けます。
メンタルヘルス研修
昨今は、肉体的な病気よりも、心の病気による休業が増加しているともいわれます。
たとえば、部下がうつ病や出社拒否などになることは、けっしてめずらしいことではないでしょう。そんなとき、管理職としてどう対処すべきかは大切な課題です。
その部下が健康を取り戻すようサポートすることももちろん重要ですが、もう一つ、その際の対処の仕方が感情のもつれなどの原因となり、訴訟やネットによる誹謗などの被害が起きないともかぎらないからです。
当社では、「管理職として、してはいけないこと、しなくてはいけないこと」など、さまざまなテーマの研修をお届けしています。
さらに詳しいことは、下記までお問合せください
神戸メンタルサービス 電話 06-6190-5611