仕事は楽しいけど淋しくなるのはなぜ? | |
私の話を聞いて下さい。私は今、5年間働いた会社を辞め、無職です。
なぜやめたのか、というと、仕事内容が接客をするんですが、私自身、 あまり人と関わるのが好きではなく、仕事だから・・と思ってやっていてもどうしてもストレスを感じてしまい、こんなのだったら自分に向いている仕事をしよう、と思ってやめてしまいました。 向いている職業というのはあるのかどうか解りません。とりあえずは今は ゆっくりして次の仕事を見つけようとは思っていますが・・、どうしても 早く仕事をしなくては、と焦ってしまっているようなんです。 ゆっくりする事になれていないのかもしれません。 お金の心配もありますが、実家にすんでいるのでそれほどは困っていません。 困るのは実家の親が『早く仕事を見つけろ』と言われるぐらいです。 でも、妥協して嫌な仕事にはつきたくないんです。 できれば自分の能力を生かせる、そんな仕事をやりたいんです。 こんな私って、わがままなんでしょうか?よろしくお願いします。 |
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なおさん 25歳 女性 |
カウンセラー: 原裕輝 |
はじめまして、なおさん 原裕輝といいます。どうぞよろしくお願いいたします。
今回のなおさんのご相談なのですが、自分自身の正直さに関してのテーマが鍵になってくると思います。 僕たち、多くの人は、「したいことを、したい」「好きなものは、好き」と言った時、自分は、わがままではないか?自分は人に迷惑をかけているのではないか? なにか、すごく悪い感じがしたり、罪の意識を感じたりします。 なおさんの場合、「自分にあった好きな仕事をしたい」ですね。 では、なぜ悪い感じがしたりするといいますと、僕たちの子供時代の経験までさかのぼるのですが、僕たちは、子供時代ほんとに無邪気な時代は、 「おもちゃがほしい、これが食べたい、あれがしたい」 と本当に自分の気持に素直になっていたんです。 でも、しつけが始まる頃から、「おもちゃがほしい」というと「わがままいってはいけません」と怒られたりしてしまいます。 ここで素直な自分は悪い自分だという観念ができてしまうんですね。 逆に、おとなしく我慢をしてると「大人しく してて えらいわね~」と誉められる経験を覚えます。 誉められたい為に我慢して我慢して・・ということを繰り返し、我慢ということが癖になってしまいます。 その我慢と、わがままを言う自分は悪い自分という観念は、大人になった今でも、僕たちのルールとして生き続けています。 これが自分の素直さをだすことに関してのネックになるのです。 でも、これは誤解なんですよね。 素直な自分というのは、全然悪い自分では、ないですよね。 子供時代というの本当に、親の都合に合わさなければ、生きられなかったり、親に愛されたいあまり、親の都合にあわせたりしていましたが、でも、大人になった今、「自分のしたいことをしたい」という素直さは、自分の可能性を広げるものであっても、人に迷惑をかけるものではないですよね。 自分の気持に素直というは、本当に魅力的ですし、本当に自分の枠や可能性を広げるものです。 ご自分を わがままではないか?という誤解で責めてしまうよりもご自分の、「自分のしたいことをしたい」というご自分の気持の正直さにこだわってみてはいかがでしょうか。 今回はご相談ありがとうございました。 |
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