yokoさん、初めまして。中野です。 yokoさんのご相談はすごく核心をついていますね。

人はなかなか自分のパターンを変えようとはしませんよね。 それが一番自分が居心地の良い場所であるし、そして『変われる』という事を信じていません。
私達は心理学を学んで、『自分は変わることが出来るんだ』という事を知ることが出来ました。でもだからといって、実際に行動に移すのはなかなか出来るものではありませんよね。
道に迷ってしまって、どこかに誰かが通った跡がないかな～とか、『何かの道しるべ』のようなものを欲しがります。港を出た船が灯台に向かって行くようなものです。
『私は必ず幸せになれる』と、決定されたもの、保証があれば、安心してそこに行けますね。

もし、yokoさんが、『私は今まで傷ついて来たから、幸せになるにはほど遠いんだ』と思ってしまっていたらどうでしょう？
幸せになれる可能性を自分で消してしまっていると思いませんか？
そうなると、『私は幸せにはならない」部分を心が選択してしまい、それが外の世界に映し出されてしまって、幸せとは違うものを引き寄せてしまうんです。
yokoさんが言われるとおり、「類は友を呼ぶ」というのはここから来ているんですよね。

では、どうすれば良いのか？
これは本当に心の底から『決める』んです。 『私はしあわせになるんだ！』って。
そして、それをずっと持ちつづける事が重要です。

私も『不幸の墓標』をずっと立てていました（笑）。でも、ある時気がついたんです。「私はず～っと幸せになりたい！と思っていたけど、『幸せになる』って決めていないな～。」って。
これって、すごく大切なことなんですよね。

仲良くなりたい友達がいて、「電話したいな～」と心で思うのと、実際に「よし、電話しよう」とでは、全く違いますね。
思うだけだと、それだけで終わってしまいますが、決めてしまうと実際に行動するし、その後のプロセスも変化していきます。
思うことと、決めることってこれだけの差がでてきてしまうんです。

船も、むやみに海をぐるぐる回っていません。『次の港にたどり着く』と、目標を決めているからこそ、たどり着けますよね。
心も一緒です。心も目標が必要なんです。

yokoさんは、すでに理論はわかっていて、後はどうすればいいの？っていう時に来ているんですよね。ただ、道が見えない為に、恐がってしまっているようです。

>このパターンを変えたいのです。 自分で変えたい。

これを「パターンを変える！」と決めてみて下さい。
そうする事でものすごくyokoさんの閉じ込めていた『幸せの鍵』を開く事が出来るでしょう。
『本当にそうなるかな・・？』って不信感が出てくるでしょうが、でも一度くらいはやってみても良いと思います。駄目だったらまた今までの方法を取ればいいのですから。
自分の幸せを選択して、ずーっとずーっと、くじけそうになるけれども、何回も何回も『幸せになる！』とコミットして下さいね。