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質問婚約解消からの復縁
1年間交際した彼女と、結婚寸前までいっていました。
しかし、私がマリッジブルーから優柔不断な態度で
結婚を悩んでしまい、結納直前で延期という形で
とりやめることになってしまいました。

それが、2ヶ月半ほど前の出来事です。

勝手な話ですが、それ以降も私は付き合い続けて、
もう一度、ふたりで結婚に向けてがんばっていければと
考えていたのですが、先方のご両親の反対や、
彼女自身に与えてしまった心の傷の深さから彼女自身も
やり直す自身がなくなったようで、そのまま別れてしまう形に
なってしまいました。

ただ、私としては、今もまだ彼女の事を愛しており、
何とかして彼女と復縁できないかと考え、行動し、
手紙を送ってもきましたが、彼女からの連絡はないままです。

私自身も今の状況がかなり難しい状況であるとは思っていますが、
これからもまだ彼女の気持ちが戻る事を期待して、
待ち続けて行きたいと想っています。

ただ、このまま待ちつづけていても何の変化もない事も予想されます。
ただ、一度はもう会いたくないとか、ご両親にも来ないで欲しいと
言われた事もあり、相手の家に押しかけて行くことは難しい状況です。

なんとか、彼女と復縁するために、今の私にできることはないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

石原 さん

回答 カウンセラー: 根本裕幸(退会)
石原さん、こんにちわ。根本と申します。
ご相談ありがとうございました。

心苦しい状況ですよね。
お察しします。

> しかし、私がマリッジブルーから優柔不断な態度で
> 結婚を悩んでしまい、結納直前で延期という形で
> とりやめることになってしまいました。

今振り返ってみて・・・どうしてマリッジブルーに陥ってしまわれたんだと
思いますか?

マリッジブルーというのは自信がなかったり、将来への不安などから、
ほとんどの方が経験されるものです。
でも、延期という形を取らざるを得なかった理由があるとすれば、
それくらい大きな感情的な壁が石原さんの中に
立ちふさがっていたと思うのです。

今から思えば後悔してしまうところで、酷くご自身を責めてしまうかも
知れませんが、「弱いから」とか「優柔不断かだら」だけでなく、
他に感情的な理由が無かったのか探してみることもお勧めします。

そして、そうした不安や自信の無さがどこからくるのかを見つめることも
これから先の人生や彼女との、そのご両親との関係に良い影響を与えて
行くものと思います。

こうした問題は、表面的に起こる事象(婚約延期)よりも、
その背景に隠れている感情的な事情が大きく影響します。

彼女やご両親にとってみれば、酷く裏切られ、
辱められたような思いを抱かれているからこそ、
今後連絡を取らないように、会わないように
強い態度に出られていると思うんですよね。

だから、そうした自分自身や彼女、そのご両親の感情面に目を向けて
行くことが今の石原さんにとっては大切なことではないでしょうか?

そうした感情的な面を差し置いて、形だけ整えようとしても、
頭で分かってても動けないことがあるように、状況は変わりません。

焦る気持ち、後悔や自責の念に苦しまれている今だからこそ、
そうした自分の感情に目をむけ、大切にしてあげて欲しいと思います。

そうすると、今度は相手方の感情も受け入れていくことができます。
その時、単なる婚約延期の申し出から、どうして相手方が強い拒絶を
示されるのかが今より深く理解できるようになるのではないでしょうか?

それは、今回の延期だけが問題だったのではなく、
以前からお二人の関係において予兆となるような
出来事があることに気付かせてくれます。

つまり、もし良好な関係をご両親も含めて恋人時代から
本当に続けていらっしゃったのであれば、
マリッジブルーから来る婚約延期についても、
相応の理解を示してもらえると思うのです。

でも、そうではないところに、以前から何らかの問題が
あったのではないか?と僕は考えてしまうのです。

ですから、相手方のご家族に対しては、
今は何をしても逆効果になってしまうと思います。
だから、手紙でもメールでも、どんな手段でもこちら側からコンタクトを
取ろうとすることは今はすべて逆効果になってしまうと思います。

復縁するには彼女やご家族のそうした気持ちが和らぎ、
そして、石原さんのことを改めて考え直す時間と余裕が
彼らにも必要です。

そうした時間を作ってあげるためにも、
復縁について焦る気持ちは横において、
過去の二人やご両親との関係、
そして自分自身をより深く見つめて見ることをご提案したいと思います。

ありがとうございました。

根本裕幸


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