佳那さん、はじめまして。
多田と申します。宜しくお願いします。
> 先日、御社の資料を請求させて頂きました。
> 一言ずつ噛み締めながら、読ませていただいています。
とても丁寧に読んでくださったんですね。
ありがとうございます。
私も佳那さんからのご依頼を繰り返し読ませて頂き
ましたよ。私自身、いろんなことを感じながら・・
佳那さんは信頼し合えない人間関係の中で、
本当によく頑張ってこられましたね。
もうこれ以上無理!と叫びだしたい事、何度もあった
のではないでしょうか。周りの期待に背かないよう、
無理に無理を重ねて・・何処かでいつもギリギリの
状態だったのではないでしょうか?
社会にも家族にも本当の自分の居場所がない・・
頑張っても頑張っても楽にならない時って、とても
虚しいですよね。
佳那さんの寂しさ、虚しさを埋めてくれる存在が、
22歳年上の彼だったのかもしれませんね。
佳那さんにとって、本当に大切な心の支えだったこと
が文面からもよく伝わってきます。
そんな唯一の支えである彼と話すことすら無理やり
止められて・・本当に酷い目に遭いましたね。
本当に辛かったですね。
佳那さんは、周りからの攻撃の中でずっと息を潜めて
耐えてこられたのでしょうね・・悔しかったですね。
行き場のない怒りや悲しみを、仕事でハードワーク
することで紛らわせていたのかもしれませんね。
お体の調子はいかがですか?どうか自分を大事にして
くださいね。時々は自分の呼吸に注意を向けてみたり
深呼吸してみるのもいいかもしれません。
私達は自分のことを「悪い子」だと思い込んだままで
大人になると、甘えたり、お願いしたり・・がうまく
出来なくなってしまいます。そしてどんどん我慢して
どんどん欲求だけが溜まっていってしまいます。
すると、もう自分の感情すら邪魔になり、自然で素直
な感覚を持つことまで嫌悪するようになり・・
ついには自分で自分を見捨ててしまうのです。
「よい子」でいることが佳那さんの今までの生き残る
為の手段だったのでしょう。きっと幼い頃から、
怖い目に何度となく遭ってこられたのだと思います。
読み返す度に、幼い頃の佳那さんに安らぎをあげたい
気持ちでいっぱいになりました。
こんな言葉があります。
「人から受ける攻撃の原因は、まず自分自身への
攻撃からくる」
自分自身を単に状況の被害者として考えるのではなく
自分をそれほどまでに罰しておく必要が、もしあった
としたら、その理由は何だと思いますか?
私達が幼少期に自分を「悪い子」だと思い込んでしま
う理由は本当にたくさんあるものです。
この時代には、私達の本質・無邪気さそのものを
いっぱい罰せられてしまうからです。
その原因は社会の目が基準だったり、常識から外れる
ことを怖れる親からのコントロールにありますが・・
大人になった私達には、人生を自分で選択する自由と
権利があることを、どこかで知っています。
仮に皆から、好きなように生きていいよと言われたら
どんな気持ちがするでしょう。どんな答えが浮かんで
きますか?誰かに対して申し訳ないという罪悪感や、
もしかしたら怒りや無力感などの直面したくない強い
感情が出てくるかもしれません。
> ずっと「良い子」の仮面を被ってきた私。
> その仮面を外したくて仕方の無い時なのかもしれません。
勇気を出してよく言ってくださいましたね。
自分の自然な欲求に耳を傾けていきましょう。
仮面を外すには、常識・善悪の判断よりもまずは
自分自身を感じていくことから始めていきます。
「そのまんま」の自分自身を、どんな判断もせずに
受け容れていきましょう。
よかったらセラピーも使ってください。
どうしようもない感情や出口がない状況に新たな道を
探す為に、私達カウンセラーやセラピストがいます。
もう対処するのが到底無理だと思うような感情が出て
きた時こそ、誰かと分かち合っていくことによって、
人生が大きく開かれていきます。
> 昔から心理学、カウンセラーという職に興味を持っていて、
> 最近、また心理学の勉強をし始めました。
> 今回のことも、私の幼い頃からの家庭環境も問題なのかなとも思っています。
幼い頃から心の大切さを体験を通して学んでこられた
佳那さんは、きっと素晴らしい感性の持ち主なので
しょうね・・今までのたくさんの辛い経験は、
カウンセラーになった時に佳那さん自身をたくさん
救ってくれると思います。
何より大切なのは、まず自分から楽になることです。
そう決意し続けることです。
佳那さんご自身から、ただ、幸せになることを
強く望んで欲しいと思います。
佳那さんの心に安らぎが訪れますように・・
ご相談ありがとうございました。
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