振り回されて自分がわからないでいます | |
私にはずっと好きな人がいました。彼、Kとは実質付き合ったのは一年位でその後二年位はくっついては離れてという状態でいました。その間も私はずっとKを好きでいたのですが彼自身が私の元にきたり離れたりという行動をとっていました。「好きだ」と言ったり「もう俺のことは忘れるしかないんじゃない?」と言ったり。振り回されても好きでいました。その内私はだんだん感覚がわからなくなりどんどん精神的にも追いつめられていきました。私を抱いたと思ったらすぐ離れていき、ひどい時には一週間無気力で5キロ位痩せてしまったり。胃潰瘍にもなってしまいました。
周りに言わせるとKは最低な男の部類に入ってると誰もが口を合わせて言うのですが、私はそれをわかっていながら彼を求めてしまうのです。実際Kのどこがいいのかもわかりません。でも一緒にいられるだけで安心だったんです。 そんなくっついて離れてを繰り返している時、最近Kの友達I(Kと付き合ってる時にKから友達として紹介された)から好意を受けました。丁度滅入っている時期でKのひどい扱いにこれ以上耐えられないと思い、私はIと付き合い始めたのでIからKに報告すると、Kは泣き出して私の事が好きだったのにともめたらしく一旦全てを白紙にしました。 その間、私は二人の男性を好きでいたし、それは二人とも承知のことでした。Kからは毎日のようにどれだけ私を思っているかというメールがくるようになり、それで悩んでいたところまた突然Kが「俺はやっぱり二人の邪魔はしない」といって私から離れる宣言をしました。私はわけがわからないままではあったけれどIと再び付き合うことになりました。 Iは考え方や価値観が大人で優しくて素直な性格です。IとKの間で私に選ばれなかった方は、今後私とは関与しないという約束を結んだらしいのにKは自らリタイヤ宣言をしておきながら毎日のように私のことが忘れられないとメールしてきてたので、とうとう私も自分がわからなくなりKへ気持がふらふらと結局は傾いてしまい、このままではIに申し訳ないのでIと別れることにしました。 しかし実はKには付き合ってる彼女がいたらしく、彼女がいながらも私を好きだと言ってきてたことに不快に感じました。そして散々ずっと待ってるなどと言われてたせいで、私はKの元へいこうと思いましたが彼女と別れる気は無いというのです。愕然としました。 Kに最後に好きだという気持ちを伝えても彼は応じることなく彼女を大切にするといいました。その一週間前にも私を抱いておいて、そのころには「彼女より私といたい」と言っていたくせに、「どうして?」という気持ちがぬぐえません。周りの友達は私を励ましてくれますがこの三年間でKの問題で何人かの友達も失いました。 Kを憎んでいながら時々無性に会いたくてしょうがなくなったりして現状打破できないでいる自分が情けなくて自己嫌悪に陥ります。自分で恋愛依存症なのかなと思って、たまにネットで調べたりもしました。なんとかこの状態を克服したくて、なんとか元の明るい自分になりたくて、いつもいつも立ち上がろうとしてるんですけど、Kのことを思うとただ苦しいんです。どうしたらKを忘れられるのでしょうか。私はどうしたらいいのでしょうか。漠然とした相談でごめんなさい。 |
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あめりさん |
カウンセラー: 多田陽香 |
はじめまして、あめりさん。 カウンセラーの多田と申します。 あめりさんは今、とっても辛い状況ですね・・・。きっと心が息つく暇もないくらい毎日が不安だったり、寂しかったりの連続なのではないでしょうか? Iさんが現れても、どうしても深いところで惹かれるのは、やはりKさんの方なんですよね・・・ あめりさん、周りが何と言おうとKさんを好きになった自分のことを、どうか責めないでほしいんです。この「あるがままの感情」を自分で否定し、無理に押さえつけてしまうと、Kさんに向けていたあめりさんの心の行き場がなくなって、また苦しくなってしまいます。 あめりさんからすれば「Kを好きだからこそ、こんなにしんどくなったんじゃないの?」と疑問が湧いてくるかもしれませんが、全ての感情は自分自身の意識からやってくるものです。Kさんとの関係の中で、出てきたこの痛みは、かつてあめりさんの家族や大事な誰かを助けられなかった、あるいは傷つけてしまった・・・という罪悪感からきているのかもしれません。 まず、あめりさんのハートに聞いてみてくださいね。Kさんはあめりさんのご家族、あるいは縁の深い誰かと、どこか似ていますか・・・? あめりさんにもKさんにも、何かハートがバラバラになるような経験があったのではないでしょうか?あっちへ行ったりこっちへ行ったりと繰り返すのは、一つのことに集中することがあまりに怖いからです。 あめりさんは本当にKさんの力になりたいんですよね? 私があめりさんにお勧めしたいのは、あめりさんの大きな感情の力と情熱を、彼ではなく、まずは自分の為に使っていくということ。 ゆったりとマッサージを受けたり、気楽に絵を書いたり・・・手段は何でもいいんです。『自分だけ』の時間を意識的に増やしてみてください。そうして焦らず少しずつ、自分のハートの中に安らかな感覚を入れていきましょうね。 「気持ちが定まらない」「決められない」という状態はKさんもあめりさんも同じ『罠』の中にいますから、まず、あめりさんがここから抜け出る意志を持って、取り組んでみて欲しいと思います。あめりさんが一歩進むごとに、同じ罠に陥っているKさんの意識にも何か変化が訪れるかもしれません。 パターンが強化されてしまっている場合には一人では難しいのでよかったら私たちを使ってみてくださいね。あめりさんが「この人!」と思えるカウンセラーを見つけて欲しいと思います。 この自分をちっぽけに扱うパターンから抜けた後には、あめりさんの自己価値の観念が大きく変化し、あめりさんが『自分自身を楽しむ』ことで周りの人たちもイキイキしてくる・・・というような、犠牲と癒着のない新しい関係性を手に入れるでしょう。 本来のあめりさんを思い出せますように・・・ それでは失礼します。 |
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