彼ともう一度頑張りたい | |
こんにちは。私は現在日系ブラジル人の彼と5年間交際し、そのうち3年間の同棲生活をしています。ほんの2ヶ月前までは、今までと何も変わらず愛し合っていました。ところが、昨年の暮れ頃から彼の態度がおかしいことに気づきはじめました。
飲みにいく回数が増え、夜もさっさと一人で先に寝てしまう日々。。。私は辛くて辛くて、夜一人で泣き出してしまったところ彼がおきだしてきて話し始めました。彼は、私のことを本当に愛してるのか考えたいと、そのために一人になりたいと言ってきました。 私は、納得がいかずただ泣くばかり。その後も何度か話し合いをしているうちに、私と離れたい理由は他に何かあるんじゃないかと思い始め、つい先日とうとう聞き出したところ、実は去年の暮れ頃他の女性を抱いたということを知りました。ショックで彼をひっぱたいてしまいました。しかも他に気になる女性がいること。その人には彼がいること。私のことを女として見れなくなっていること。友達にしかみれないということ。本当にショックでした。 でも、それでも私は彼を嫌いになれません。彼を幸せに出来るのは私だけだということも伝えました。いままで、本当にたくさんの障害を乗り越え、彼に仕事がないときも支え続け、やっと仕事も落ち着き結婚できると二人ではしゃいでいた矢先でした。私は何がなんだかわからず、現実を受け止めることが出来ません。本当におかしくなってきています。 本当に別れてしまっていいのか、私のこと本当に愛してないのか考え直してほしいと彼に告げると、彼は分かったと一応言います。でも、たぶんだめだともいいます。私は、1%でも彼が戻ってきてくれる可能性があるならば離れたくありません。 とりあえず家を出るにしても、お互いいくところがないし、二人で作った借金がかなりの額あります。このまま、ずーっとこんな状態が続くのかと思うと彼がかわいそうで、私が我慢すれば彼の笑顔がまた見れるのかとか、もう、このことについて触れるのはやめて普通に何事もないように接していれば戻ってきてくれるかもとか。昔みたいにいつでも一緒だった頃にもう戻れないのでしょうか。何をどうすればいいのでしょうか。このままでは二人ともだめになってしまいそうです。 |
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ゆきこさん |
カウンセラー: 根本裕幸(退会) |
ゆきこさん、こんにちわ。根本です。ご相談ありがとうございました。
どうしていいのかが分からない不安が津波のようにやってきているようなそんな感じがしますね。 でも、彼ともう一度頑張りたいと思っていても、彼にその気が無ければ、お互いに苦しい日々が続いてしまうのも事実です。ゆきこさんも十分そのことも分かっていらっしゃるとは思いますが、彼を自分の気持ちで縛ってしまうのは、彼も自分も幸せにはできません。時には、彼を幸せにしてあげるために、彼を手放すことも愛情ですね。 > たということを知りました。ショックで彼をひっぱたいてしまいました それはショックですよね。自分を否定されてしまったような感じがしたのではないでしょうか。彼はどうしてゆきこさんを女として見られなくなってしまったんでしょう?また、ゆきこさんが居ながら、どうしてほかの女性を求めなければいけなくなってしまったんでしょうか。 もちろん、そこでは彼の問題もありますね。幸せになることを恐れるような心理的な要因があったのかもしれませんし、一人の人を愛し続けることができない何かがあるのかもしれません。 でも、ゆきこさんとしては何がいけなかったのでしょう?もちろん、自分なりに一生懸命やってこられたと思います。彼に仕事がないときに一人で頑張ってきたのも彼への愛情ゆえかもしれません。でも、結果的に彼の心離れを招いてしまったとしたら、今までの5年間で二人で作って来たものが今のこの状態だということを受け入れておくほうが良いでしょう。 もちろん、また彼の気持ちがあなたに傾くかもしれません。でも、それは彼が決めることですし、ゆきこさんにコントロールできるものではありませんよね。 完璧な人間なんて誰もいませんから、ゆきこさんが今、この経験から何かを学ぶ必要があると思うのです。自分が幸せな関係を作っていくためにね。 > でも、それでも私は彼を嫌いになれません。彼を幸せに出来るのは私だ 自信を持っていたのかな。一生懸命彼の為にも頑張ってきたんですものね。すぐに受け入れられなくても無理はないでしょう。痛みがまだまだ強くありますよね。 でも、結婚できるとはしゃいでいた矢先だったとすると、お互いに無意識的な恐れを感じてたのかもしれません。 カウンセリングでも、式場が決まって、結納も終わってから彼の態度がおかしくなって、浮気が始まって、婚約破棄になった方もいますし、結婚の1ヶ月くらい前から彼の行方が分からなくなってしまった方などもいます。 そんな方とお話を進めていると、お互いの心の中に、知らず知らずのうちに心理的な恐れが溜まってしまっているケースがすごく多いんです。そして、その恐れをたどっていくと過去の失恋やご両親との関係にまでさかのぼることもできたりします。 例えば、僕達は両親の関係を自分自身の男女関係の基本形に捉えますから、いつも喧嘩ばかりしている両親の元で育つと自然と結婚を恐れるようになります。自分が彼と喧嘩ばかりする結婚生活は嫌ですものね。 ただ、これらの観念もその後の人間関係や恋愛を通じて自然と癒されていくこともありますし、カウンセリングやセラピーを通じて癒していくこともできるものですから、悲観的になる必要もありません。 > とりあえず家を出るにしても、お互いいくところがないし、二人で作っ 今まで以上に彼のことをいとおしく感じる頃ではないでしょうか。借金の問題や住む場所の問題があると、仕方なく一緒にいなくてはならない状態になってしまうこともあります。 そこで、僕からの提案としては、彼に知らず知らずの内に不満を感じさせてしまった自分の態度を改めて、また新たな気持ちでスタートすることにチャレンジしてみてください。彼を自分の物と思ってしまうとなかなか関係改善は難しいものですからね。 ですから、まずは自分の態度を振り返ってみて、どんな点が未熟だったのか、何を学べばいいのかを今一度考えてみましょう。もう少しお話を聞けば、僕もより具体的な提案ができると思うのですが、まずは、自分なりに、あるいは彼の意見を謙虚に受け止めながら、自分自身を見つめていってください。 素敵な女性に成長できますように・・・。 ありがとうございました。 |
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