他人の視線がすごく気になってしまう | |
視線恐怖症のことですが、ずっと見ていると(凝視)相手に変に思われたり、逆に視線をはずすとキョロキョロしてると思われてしまって困っています。
どのように相手の目を見てコンタクトを取ればいいのでしょうか?病院にいっても何も変わりません。 初対面の人に対してはこれが原因で嫌われるのが怖くて長く話せませんし、就職の面接もあり大変困っています。 |
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田中さん |
カウンセラー: 原裕輝 |
はじめまして原と申します。 よろしくお願いします。
相手の視線をずっと見てても変に思われるんじゃないか気になるし、そうかといって、目を見ないでいるとキョロキョロしていると思われるんじゃないかと思うし、どちらをとっても視線がすごく気になるんですね。 これから就職の面接や、就職後も会社や会社以外の人など人と話す機会が増えることを考えるとすごく気になりますね。お気持ちお察しいたします。 田中さんは話し相手の視線を受けるとどんな感じがするからのでしょうか?なにかを感じられて視線をはずされてしまうと思うんですよね。なんらかの感情が出てきて(たとえば怖いという感情や恥ずかしいという感情)その感情から目をそらしてしまう感じだと思うんです。 その感情に強くなるとか、乗り越える、ということをテーマにされていくいくといいと思うんですね。他には自分を癒していってその恐れを取り除いていくのもいいと思います。 視線恐怖ということは、感じている感情のひとつに恐れという感情を感じているようですね。田中さんはなんで恐れを感じるんでようね?例えになると思うんですが、例えば田中さんが話し相手の視線を感じた時に 「うゎ~めっちゃ優しい目で僕を見てくれているわ~、僕のこと好きで僕と話したくて仕方がないんやろうな。この目は僕のことをよく思っていて、僕のいいところをいっぱい目についてしかたがないやろうな~もしかしたら尊敬してるかもしれんなー」 「この目は僕がなに言っても僕のことを受け入れてくれるめをいているなー 多分どんな僕をだしても受け入れてくれるような感じがする。 気を使うのをやめておバカな自分をだしてもあったかく受け入れてくれるような目をしているなー」 と話す相手の視線をもしこんな感じに感じたとしたら視線に恐れって感じないですね。 よい感じを感じた時には恐れはでてきませんね。だとするとこれとは正反対の自分に対して悪いイメージをもってるんじゃないか?受け入れられないんじゃないか?等の感情を感じたときに恐れってでてくると思うんですね。極端な例えになりますが、 「うゎ~あの目はなんか僕の駄目なところを見ているような感じがするわ~ あんまり印象よく思ってないかもしれへんなー。多分、いいイメージをだし続けとかないと、嫌われたり、いやな風に思われるか もしれないな。 おバカな自分なんかかけらもみせられないなー、気を使って、表情も笑顔を保ってじゃないと嫌な印所に思われるかもな~」 なんて心のどこかで感じていたとしたら視線は怖くてしかたありませんね。どちらかというと、前者の自分のことを良く見てくれて、自分を受け入れてくれる目というよりも、自分のことを良く見てくれてなくて、自分を受け入れてくれないような目に感じるんじゃないでしょうか? でも、なんで自分のことを良く見てくれてなくて、自分を受け入れてくれないような目に感じるんでしょうね?話す相手の方が田中さんと話す機会があると、 「僕の目は田中君のことを疑っている目なんだよ。信用ならなくてねー。きっと、君は悪いところをいっぱい隠しているに違いないと僕は思っているんだよ。」 というのでしょうか?そんな人はいませんね。就職の面接官なんかは初対面の人ですし、そんな無礼なことは言うことはありませんね。そうはわかっていても視線をそらしてしまいそうな感じがあるとしたら、心のどっかで人の視線に対して自分のことを自分のことを良く見てくれてなくて、自分を受け入れてくれないような目に感じるが湧き上がるところがあると思うんです。 相手がそんなことを言ってもないにも関わらず、そう思ってしまうということは大きく分けて2つの可能性が考えられます。 一つ目の自己嫌悪の投影は自分に嫌いなところがあったり、自分に自身がなかった時に、自分で自分の嫌いなところが見えるように相手も自分の嫌いな部分ってみえるのだろうなとか、自分で自分に対してあまりいいイメージを持てないように人も自分にたいしてあまり良いイメージをもてないだろうなという思いが出てきます。 この場合は自己嫌悪がなくなるように自分を好きになっていったり、自分に自信をつけていかれるように取り組むといいと思うんですね。 もう一つの過去の経験、過去の痛みから、そう感じてしまう過去に対人関係で失敗したことがあったり、受け入れられなかった経験があったり、馬鹿にされたり、嫌われたたり等の経験があるとまた、失敗しちゃうんじゃないか、受けいられれないんじゃないか、馬鹿にされるんじゃないか、嫌われちゃうんじゃないかという恐れがでてきます。 過去の経験や痛みが浮き出てきて、それをひきずちゃうんですね。これの厄介なところは、 「ああ、この人の目が怖いというのは、12年前に○○ちゃんに嫌われちゃっ他経験があるあからまた嫌われると思ってしまうんだな」 という風にはっきりと意識上にでてこないことが多いことです。“なんとなく視線が苦手”こんな感じがでてくると思います。 はっきり意識できるようになれば、この恐れは過去の経験がから感じていることで目の前の人が僕を嫌っているわけじゃないなと誤解を解いていくことができます。これを感覚的に“ふ”に落ちる形で心が納得できるような形で誤解を解いていくことや、過去の経験や痛みがうずかないように癒していくのがカウンセリングやセラピーです。 過去の経験や痛みをのりこえていくことや、自己嫌悪を無くしていくことを取り組んでみて、一人でやってて上手くいかなかったり、つまずいてしまう感じがあるようでしたらカウンセリングやセラピーを利用してみてくださいね。 僕も昔は視線がすごく気になっていたたちでした。視線が気になって上手くしゃべれなかったり、顔が真っ赤になったり、どもってしまたりしてたんですね。 僕の場合は自己嫌悪を無くしていくことで視線が気にならなくなりました。田中さんも今視線がすごく気になられると思いますが、自己嫌悪を無くしていく等自分をかえることで、視線恐怖は無くしていくことができます。 がんばってくださいね。 昔視線がすごく気になっていた同士として応援しています。 |
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