昔、彼に言われたことがずっと気になっている・・・ | |
はじめまして。今、とても悩んでいることがあって、メールなどでカウンセリングを受けようか検討しているところなのですが、カウンセリングを受けるまでもない内容なのかもしれないので・・・ まずこちらで質問させていただきたいと思います。お忙しいところ、長々と書いてしまうと思いますがよろしくお願い致します。
私には現在、付き合って2年ほど?になる彼がいるのですが、彼と付き合い始めた前後は、お互いが精神的に不安定だったということ(私には、別に付き合っていた人がいたということ、彼には、不倫をしていた相手がいたことなど)からか、彼から、他の人と比較されるような発言が度々あり、そのことがずっと2年たった今でも気にかかっています。 その時は、彼は酔っ払っていたのですが、仕事でも責任のある仕事を任されるようになり、不倫してる彼女のことも自分でどうしていいかわからなくなっていたようでかなりのストレスを感じていたのだと思います。そこへ私が、彼の嫌いな上司、私は大変お世話になり信頼している方、をかばう発言をしたのがとても気に入らなかったらしく、怒り出して、そういう発言をしたのです。そのことは彼はとても反省していて、許して欲しいと言っているのですが・・・ 3ヶ月ほど前にその時に私と比較した女性が同じ職場に戻ってきました。私は、過去のことを許して、忘れようとしてきたのですが、彼女が戻ってきたことにとても拒否反応が強く彼女が悪いわけではないとわかっていても”私がいらないと言った割には、全然仕事なんてできないじゃない。なんで比較されなきゃいけないの?”という思いが出てきてしまい、彼女と話すこともできないし、彼女と話す彼をみては嫉妬しています。 彼は、私がこういう思いを持っているのをわかっていて 文章がぐちゃぐちゃで長くてわかりづらいですね。すみません。もし、お返事をいただけるようでしたら、よろしくお願い致します。 |
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P-SUKEさん |
カウンセラー: 根本裕幸(退会) |
P-SUKEさん、こんにちわ。根本です。ご相談ありがとうございました。
彼とのお付き合いは今現在、どんな風に進んでいらっしゃいますでしょうか。P-SUKEさんの文面を見ると、どこか自信の無いような、彼に気を使っているような、そんな感じがしますね。 P-SUKEさんの頭の中でずーっと「お前なんかいらないんだ」という言葉がリフレインしているような感じなんですよね。拭い去れなくてもどうしても拭い去れない汚れがこびりついてしまっているような感じ、ちょうど喉に小骨が刺さったまんまのような感じなかもしれません。 仕事上のこと、とは思う反面、どこかで、女として、恋人としてそう思われる日がくることを恐れずにはいられないのかもしれません。 どうして、そんなに引っかかってしまうのでしょう?その答えはP-SUKEさんの胸の内にあるのかもしれません。一度今までの自分の生き方や選んできた道を振り返ってみませんか。 ここからは一般論になってしまいますので、参考にしていただければ幸いです。一つの言葉がずっと引っかかってしまう事って僕たちは意外によくあるものです。それは何年も続く事もあれば、気が付けば終わってしまうものから色々と。 僕の場合は昔「勘違い」という言葉が大っ嫌いでした。間違えること、それも検討違いをしてしまうことを凄く恐れていたんです。それゆえに間違いを犯さないように、勘違いしないように繊細に繊細に過ごしていたと思います。そんなときに「あ~、勘違いやで、それ」とか言われると、どきっとしてショックでしばらくはその影を引きずってしまったものです。そんな経験があるたびにより繊細に、より間違いを犯さないように過ごすようになって、ますますそのことが恐ろしく感じていました。なんで、そんな風になってしまうんだろう?って思い返してみれば、常に僕自身が自分の事をいい加減で、間違いの多い人間だ、と思い込み、そんな自分に嫌悪している部分が心の中に見つかりました。過去に間違いを犯して大恥をかいてすごく嫌な気分になったことから、二度と恥をかかないように気を使っていたのかもしれません。 こんな風に、自分の中で気にしていることや、嫌悪している部分があるとその言葉を受けたときにショックを受けるだけでなく、長い間引きずってしまうものですね。 そう考えてみると、P-SUKEさんの中にどこか自信のない、比較されること、劣等感を感じてしまうことを恐れている部分があるのかもしれませんね。もしそうだとしたら、なぜそんな思いがあるんだろう?って考えて見てください。きっと心のどこかに癒しを待っている痛みがあるのではないでしょうか。 : 彼は、私を不倫相手と比較したり、その他その当時一緒に仕事をしていた女性と比較し そのときは正直どんな気持ちになったでしょうか? 今も悲しみや不安の気持ちが強く迫ってくるとしたら、まだP-SUKEさんの心では傷となって生々しく残ってしまっているのでしょう。 そして、その後のP-SUKEさんの態度はどんな風だったと思いますか?意識的にも潜在的にも比較された彼女への対抗心や嫉妬にずっと駆られてしまっているのではないでしょうか。 彼に対しても、自分を認めてもらおうと要らぬ気使いをしてしまったかもしれないし、仕事でも比較されないように頑張って成果をあげようとされたのかもしれません。 もちろん、そのすべてが悪いわけではなかったと思います。彼に自分を認めてもらおうとより素敵な女性になるために努力されたり、仕事を頑張ること自体は素晴らしい事ですね。そのお陰で自分自身が成長できた部分もきっとあるでしょう。 でも、その頑張りや意識が過剰になってしまったとしたら、その分は過度の負担となって心にのしかかってしまいます。仕事のときや、彼との付き合いを考えているときに不可解な疲労感や倦怠感を感じてしまうとしたら、きっとそんな無理がたたったものかもしれません。 そういうときは、まずは心を休めることを一番に考えて見てください。恋愛や仕事をうまくやっていくためには体はもちろん、心も健康である必要があります。どんなに優秀なビジネスパーソンでも、本当に24時間眠らなかったらつぶれてしまいます。むしろ、そんな優秀な人ほど、仕事のために体を休めたり、鍛えたりすることを最優先にしているものです。 心を休める方法として、自分の心と対話していくことや心が気持ちいいと感じることを与えてあげるのが一番です。心と対話するのは、自分に話し掛けてみてもいいですし、ノートやPCに素直な気持ちを書き綴ってみるのもいいでしょう。カウンセリングを使って自分のことをじっくり聴いてもらうこともとてもお勧めです。きっと苦しい気持ちが流れ出していくのを感じて、すっきりすることと思います。 心が気持ちいいことというのは、ちょっと自分のわがままを聞いてあげるということ。好きなことや心のためにしてあげたいなあ、ということをちょっとお金がかかってもやってあげること。安らぎやほっとした気持ちになることができます。 : 仕事でも責任のある仕事を任されるようになり、不倫してる彼女のことも自分でどうしていいかわからなくなっていたようでかなりのストレスを感じていたのだと思います。 P-SUKEさん、優しいですよね。ふつうに考えれば「あんた、何言うてるのっ!そんなにその人がええんやったら、あたしと別れてそっち行けばええやんかっ!!!」とタンカを切ってしまいそうです。 時間を経てのことかもしれませんが、そんな彼を理解してあげようとする姿勢は素敵だな、と思いました。 : そのことは彼はとても反省していて、許して欲しいと言っているのですが・・・ 先ほどと同じことかもしれませんが角度を変えて、P-SUKEさんが彼を許せない理由があるとしたらなんだろう?って考えてみませんか。また違う視点から気付きが得られるかもしれません。 : 私は、過去のことを許して、忘れようとしてきたのですが、 頭では分かっていても・・・と思っても、心はなかなかついてきてくれませんね。繰り返しになってしまうけれど、そんなときは心が納得しない理由や心の痛みがあるケースがほとんどです。その部分を少し時間を取って向き合っていきましょう。サポートが必要ならばいつでも頼ってくださいね。 : 彼女とも普通に話しができるようになりたいし、彼女と彼をみても嫉妬しないようになりたいのに もしP-SUKEさんが女として、ビジネスウーマンとしての自信に満ち溢れているとしたら、このケース、どんな風に感じ、どんな態度をとっていくと思われますか? 「彼女に嫉妬することなく、自然と笑い合え、彼女と彼の関係に嫉妬しない女性」ってどんな人だろう?って思い浮かべて見てください。きっとそれが今あなたが目標とすべき女性像ではないでしょうか。その目標が決まれば、そんな女性になれるように一歩一歩前に進んでいくだけです。 辛い思いを抱えながらの毎日かと思いますが、P-SUKEさん次第で如何様にも変えていくことができます。希望を捨てずに頑張って下さい。 応援しています。 |
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