母と上手く付き合っていくには? | |
初めまして。よくHPを拝見していますが、大変参考になっています。 今回は、私の母のことで相談なのですが・・。私の母は、私が10代の終わり頃になった頃から、彼氏を見つけるよう圧力をかけ始めました。 でも、彼氏が出来たら「電話が長すぎる」とか「親に対する感謝が無い」とか言われるようになりました。 この前は、私が家に携帯を置いて、学校に行った時にメールや電話が何回か入り、母が勝手に電話に出たことが分かりました。 私が「電話に勝手に出るのはやめて欲しい」と言ったところ、「緊急のことかもと思って出て感謝されこそすれ、何で文句を言われなくてはいけないの」と怒られました。 その時1番嫌だったのが、事情を説明した時に怒っていないにも関わらず「怒っている」と頭ごなしに怒られたことです。 母とは、普段は仲がいいと思います。また、今まで彼氏が出来たことが無く、父の意見では「戸惑ってるんだろう」とのことでした。 あと母は最近、更年期障害の傾向があるようです。 私の彼は頭ごなしに怒ることは無く、意見もきちんと聞いてくれるので、嫌な思いをすることはありません。そのため、付き合い始めてから「彼 なら、同じ言い方で同じ話をしてもこんなことにならないのに」と思うようになりました。 私も改善するところは多いでしょうし、母には感謝していますが、時々付き合いきれないところがあります。どうしたら、気持ちが上手く伝わる でしょうか? |
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らぴすさん 20歳 女性 |
カウンセラー: 原裕輝 |
こんにちは、原といいます。宜しくお願いします。 お母様の気持ちがどんな気持ちでいるのかわからなくなっているのとわからなくなってしまったから、どういうコミニケーションをこれからとっていこうか迷っているようですね。 特に普段仲がいいと余計に戸惑ってしまってしまうと思います。そしてお母様との関係を改善しようと、努力してる分だけ相手の反応が変わらないときは、付き合いきれない気持ちがでてくるのもわかります。 それだけらぴすさんが頑張っているということですね。 まず、らぴすさんがショックを受けた『事情を説明した時に怒っていないにも関わらず「怒っている」と頭ごなしに怒られたこと』について考えていきましょう。 お母様は『怒られているふうに感じている』ということを受け入れるところから始めましょうね。 らぴすさん自信は、まったくそんなつもりはないんだけど、お母さんは、そういう感情を今感じているんだなという第3者的な目で見てみましょう。 受け入れるということをしないと、「私は、そんなつもりはないのに」という嫌な感情や、怒りの感情がどんどんでてきて、しまいには本当に怒ってしまいますから、今起こっている現状を受け止めるということが大事になってきます。 では、怒られていると感じる時は、どんな時か考えて見ましょう。 自分のした行為に対して責められている時って怒られていると感じますね。 たぶんお母様は責められている感じを感じられたんだと思います。 次に、ではなぜ責められたと感じたということ考えていきましょう。 らぴすさんは、小さいころお皿を割った経験ってありますか? 例えにお皿を割るというのを出させてもらいますね。 小さい子供の頃お皿を割ってしまった時、「あっ、やってしまった」と思いますね。 この瞬間悪いことをしたからお母さんに怒られるのでは?と頭にテロップがよぎりますね(笑) テロップがよぎった後、お母さんに「なに、やっているの」と言われると、怒られた感じがして、ビクっとしますよね。 お母さんは、怒るつもりで「なに、やっているの」と言ったのではないとしても、本人にとっては怒られた感じがするものです。 ここでのポイントは、本人が悪いことしたと思っているから、本人にとっては、「なに、やっているの」という一言がまるで怒られているかのように感じたと言うことです。 これは、罪悪感という感情なのですが、自分が悪いことをした、後ろめたい感じがするという感情を感じた時、誰かからその悪いことについて責められるような感覚がするという心理が働きます。 お母様の場合、携帯に出たことについて罪悪感を感じていると思います。 罪悪感を感じているから、責められた感じがして、責められたことに関して過剰なまでに反論している。 今までわからなかったお母さんの過剰なまでの反論につじつまがあいますね。 次にコミニケーションの方法ですが、「お母さんは、罪悪感を感じてるからそう思うんだ。」とお母様に言うと「なにいってるの!」と、もっとすごい反論が返ってくるだけですので、『ああ、お母さんは罪悪感を感じてるからこんなことを言ってくるんだな』と慣用な気持ちになってコミニケーションをとっていくことをお勧めします。 なぜ、こんなことを言ってくるのかということがわかれば、嫌なことをいわれた時大分気持が違ってきますよね。 彼とお母様は別の人ですから、同じ言い方をしても伝わらなくても不思議ではありません。 お母様用の説明の仕方、コミニケーションを開発していくことが大事になってきます。 罪悪感を持っている時、相手は責められていると感じることが多いですから慣用な気持ちで丁寧に根気よく自分の気持ちを伝えていくといくといいでしょう。 それと、お母様に感じている感謝も、どんどん伝えていましょう。 感謝を伝えられて嫌な気分になる人はいませんから、嬉しいはずです。 嬉しい気持ちになっている時に、自分の気持ちを伝えていくと効果的に伝わると思います。 もちろん、この時も、慣用、丁寧、根気のキーワードを忘れずに自分の気持ちを伝えていきましょうね。 いいかた一つ、語尾の2、3文字、出だしの言葉一つでコミニケーションは随分変わってくると思います。 お母様に伝わるコミニケーション方法を開発していきましょう。 がんばってくださいね。 |
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