好きな気持ちが出てくると何も言えなくなってしまう | |
初めまして、こんにちわ。 わたしは中学生の時に、
好きだった人からいじめられました。 それが原因かどうかは分かりませんが、 「この人良いなぁ~っ」って思うと、 最初はとっても楽しく話が出来て、 ハッピーなわたしを見せるコトが出来るので、 ほぼ100%、付き合う手前までになれます。 でも、「この人が好き」と思うと、 突然怖くなって、 全く話が出来なくなってしまいます。 意見を求められても、何も言えないし、 「ゴハン食べる??」程度の、 簡単な質問にも答えられなくなってしまいます。 なんだか自分がとってもつまらない人間に思えてしまい、 「こんなコト言っても、きっとオモシロクないよな」とか 「どうせ聞いてくれないんだ」なんて思いが、 好きな人と一緒にいる間中アタマから離れず、 本当に何も言えなくなってしまうんです。 言ったとしても、 全然面白くもナイし、「興味ナイ」とか、 「女の話ってオチがナイよな」とか、 そんな返事が返ってきちゃうんです・・・・ 本当は、 キチンとコミュニケーションが取りたいのに・・・・ 言葉が出てくるようになるには、 どうしたら良いのでしょうか?? 教えてください。 お願いします。 |
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なおみさん 28歳 女性 |
カウンセラー: 源河はるみ(退会) |
こんにちは、なおみさん。ご相談ありがとうございます。源河と申します。 「好き」と意識してしまったとたんに、コミュニケーションがとれなくなってしまう・・・ まるで、どんどん水は流れてくるのに、力を入れて握ってしまって、破裂してしまいそうになっている、ホースみたいな気分になりますよね。 ”息苦しい”という感じです。 この人良いな~と感じているときには、まるで「もっともっと、たくさん咲いてね~」と、そのホースを持って、お花に水をあげられるんだけど、そうしていると、蚊がよってきて、なおみさんを襲いだす・・・ そして、蚊に意識が向いてしまって、手に持っているホースを、無意識に握ってしまうような感じだと思うんです。 こうなると、もうお花には意識は向かなくなってしまいます。蚊にかまれるのは、嫌ですからね。 好きな人にいじめられた経験というのは、なおみさんの心の中にずっと記憶として残っていて、 「誰かを好きになる」=「痛い思いをする」という風に、 無意識的に、心の中に”蚊”をおびき寄せてしまっているように感じます。 そして、目の前にいる彼は大好きな”お花”のはずなのに、ブ~ンといや~な音とともに”蚊”がやってくるような、そんな不安に駆られてしまうんですね。 で、蚊取り線香を焚いたり、完全防備にしようとしたり、心はそのことでいっぱいいっぱいになってしまいます。 でも、それでは目の前にいる彼は、「あれ?さっきまでこっちに向いて、水をくれていたのに、なんだかひとりで、力んでいるぞ・・・?」「俺のこと、好きそうにしていたのに、あれは嘘だったのかな?」と、感じてしまいますよね。 こんな時には、自分の内側に向いてしまっている意識を、彼に向けるのが一番なんですが、向けようとすると、ブ~ンと聞こえるような気がしてしまう・・・ じゃあ、どうすればいいのかというと、一旦深呼吸をして『力を抜く』ことなんです。 そして、「彼って、どんな人なのかな~?」という気持ちをもって、『聞いてみる』ことです。 自分に自信がないときには、自分のやる事なすことすべてが、相手にとって「つまらないんじゃないかな?」と、不安になったり、恐くなったりしてしまいます。 でも、目の前にいる彼は、なおみさんに必要以上に、”おもしろいことを言ってもらう”ことや、”楽しませてくれること”を期待しているわけではないんです。 「楽しませなきゃいけない」 なぜなら・・・ 「私が相手にとって、楽しい存在でなければ、傷つけられてしまう」 と、自分で自分に期待をかけてプレッシャーをかけているうちに、すっかり彼のことを見るのを忘れてしまっていることに気付いてください。 一緒にいても、興味をもたれていない、と感じさせてしまうんです。 そして、そんな気はなくても、ついついすねてしまって、「興味ない」と答えてしまうんですね。 それは、すでに「自分に興味を持ってくれていないじゃないか!」ということを、彼の方が先に、なおみさんの態度を見て、感じているからなんですね。 なおみさんのことを”おもしろくないヤツ”だと感じているのではなく、”かまってもらえない”ことをおもしろくない、と感じているんです。 彼、というよりは、男性が本当はどういうものなのか、もっと”よく知ってみよう”という気持ちを持ってみましょう。 中学生だった頃は、どうしても競争心が剥き出しになってしまって、異性をどう扱えばいいのかがわからなくて、好きだった男の子は、なおみさんをいじめてしまったのかもしれません。 でも、大人になった今、目の前にいる男性は、なおみさんを傷つけるような、ひどいヤツでしょうか? 本当は、とてもやさしくて思いやりがある人なのかもしれないのに、だからこそ、なおみさんも好きになったのに、ついつい、相手の男性を心の中で”ひどいヤツ”のように扱ってしまってはいないでしょうか。 相手を「喜ばせてあげたい!」という心の持ち主だからこそ、緊張してしまうんですよね。 でも、男性が本当に喜ぶのは、なおみさんが自分に興味を持ってくれることなんです。 そして、自分のそばでくつろいでもらうこと。力む必要はありません。 彼を「知ろう」としてあげてみましょう。 そうすると、自然と言葉は出てきますよ。 ホースの水は、手に入っている力を抜くだけで、流れてきますからね。 素敵な恋愛を楽しんでください。 |
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