主人とはセックスレス。メル友と関係を・・ | |
私も相談させて貰っても良いですか?私も既婚者、3人の子持ちですが、メルトモ2人と、セックス中心のつきあいをしています。 主人とは、いろんな経緯があり、普段は普通に話をしていても、心は空虚な関係・・・ セックスレスは6年目に入り、手も触れ合うこともなく、精神的にもすっかり離れてしまっています。 私は、問題があるのに、解決するあらゆる手段を拒否されている状態だと思っているのに対し、主人は私に文句さえ言われなければ、何も問題はないと思っている。自分だけの世界で満足し、私がどこで何をしようと、何を思い何を悲しみ喜んでいようと、関心がほとんどない。 会話は世間話でしかありません。セックスレスも、理由について尋ねても答えてはくれません。 様々なストレスのある中で、肌と肌を触れ合わせ、抱きしめ合うと言うことは、私にとってはとても安心の出来るありがたい一時です。 いやらしい気持ちではなく、素直に喜びを感じ癒される感じがします。 でも、全く迷う気持ちや悲しい気持ちがないとは言えず、つらいときもありますが、今の私には必要な事のように感じ、たとえ相手の人が体が目的だとしても気持ちのつながりや一時でも私を愛していてくれる、と言う様に自分で思えることを大事にしています。(本当はどうなのかは、目を背けています) それも本当は虚しい関係であることは判っています。体目的も悲しいし、私を愛し始めているかも知れない相手に対しては、罪悪感もあります。 私は異性としてと言うより人間として、癒され合いたいと言う気持ちなんです。 セックスは、男と女だから出来る、とてもステキなコミュニケーションの一つだと思っています。私はおかしいのでしょうか。 世間での一般常識には、反発を感じるんです。それは私の生い立ちに原因があると思います。 簡単に言うと、姉が自殺で亡くなった時においてさえ、世間体を守ろうとした両親と、それを信じ回っている世間に対し、全く信頼を無くしてしまったんです。 私は私の価値観で生きる!そうは思っているんですが、やはり自信はなく世間から逸脱してしまうと、とても生きにくくなっていしまうのは、事実・・・ 今は、機会があればしゃべるけれども、基本的にはとても孤立していて、半ば閉じこもりです。 一方では、必要もあって人を癒す仕事も少しずつですが、しているんですが、それは私の求めていることではあるんですが、こんな私がそんなことをしても良いのかと、疑問や不安もあります。とりとめなく思いつくままに書きました。判っていただけるでしょうか? もっともっと、話を聞いていただいて、根本的な変革が必要だと思いますし、その手助けを心から求めています。 しかし、悲しいかな、私にはお金がありませんし、自由もありません。3人の子持ちですから。 自分では、解決手段が見つかりません。もし、何かいい方法があればお教えいただきたいと、思います。 ずうずしいお願いだとは思いますが、アドバイスをいただければとても嬉しいです。よろしくお願いします。 |
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hiroさん 37歳 女性 |
カウンセラー: 根本裕幸 |
hiroさん、こんにちわ。根本と申します。ご相談、ありがとうございます。 僕もhiroですよ。宜しくお願いします。 なんだか目を背けたいものがたくさんあるような感じがしますね。 ご自分でも何を、どう表現していいのか、何に目を向けたらいいのかがみえなくなってしまったような感じです。 出口が見えないような感じかもしれませんね。 hiroさんにとって寂しさがあって、埋められないような虚しさがあって、それをなんとかしようとする行為としてメル友との付き合いを選んでいらっしゃるような感じがしますね。 ベストではないけど、ベターだからって感じかな。 セックスレスになる一番多い原因は、表向きは夫婦でも、内面では母子(父子)のような関係になってしまうことです。 特に奥さんが「母」、旦那が「息子」になってしまうケースが一番多いですね。 そうなってしまうと夫婦間のセックスが、一転、近親相姦に代わってしまいますから、当然セックスしたい気持ちがなくなってしまいます。 そして、「恋人」が欲しくなってしまって浮気が始まるんです。 じゃあ、ここではどうしたらいいかというと仮に「母子」になっているのであれば、自分が「母」から「女」に戻る必要があるのではないでしょうか。 ご主人の前でも女でいられるような自分になること、ですね。 それは、ご主人が恋したいなあ、抱きたいなあ、と思えるような自分になることでもあります。 膠着した状況になると「言葉」ではケンカにもなりませんね。 態度やhiroさんの醸し出す雰囲気を変えて行く必要があるんです。 彼がまた自分を求めてくるぐらいの“女”になることが、ね。 それからhiroさんが本当に欲しいもの、あるいは夢、ビジョンって何でしょうか? 僕にはそれを見られなくなってしまってるような感じを受けるんです。 きっとその元々の部分はご主人とのことですね。 セックスレスが6年も続いたら、誰でも浮気したくなります。人間なら。 ましてやhiroさんはまだお若いのですから、なおさらだと思います。 そして、そのことについてもご主人が逃げ腰で、きちんと向き合ってくれないとしたら、一人で悶々と抱えつづけるしかありませんね。 そこでは、たくさんの我慢を今もしてらっしゃるのではないでしょうか。 本当はこんな話をしたいと思っても、背中を向けてしまうご主人を見て、はぁーとため息をついたり、悲しく寂しい気持ちになったり、無性に腹が立って近くのものを投げつけたい気持ちも出てくるでしょう。 そして、また一人で抱えてどうしようもない気持ちでいっぱいになってしまうと思うんです。 疲れてしまいますよね。 そして、限りない不満をご主人に対して持ってしまうと思うんです。 だから、自分が他の男性と寝ることに関しても、正当防衛のような、仕方のないことのような、そんな感じになると思うんです。 むしろ、私が被害者よ!ていう思いもあるかもしれません。立派な“根拠”になるんですね。 法律的にもセックスレスが十分離婚の理由になる、というのが近年の判例らしいですね。 でも、心理的にはそれで十分満たされるのであれば問題ないのですが、空虚感や罪悪感、見たくない感情がたくさん出てくるとなれば、これは『自分が本当に欲しいものではない』という見方になります。 本当に欲しいものを手に入れる代わりに、二番目、三番目のもので我慢しているっていう感じです。 それは一番欲しいものを手に入れようとして、失敗したとしたら、ものすごく傷ついてしまう。それならば、二番目以降のものを欲しがって、仮に手に入らなくてもあんまり傷つかないようにしよう、という“恐れ”があるからです。 たぶん、ご主人とまたラブラブな状態になって、セックスや色んな家族での楽しみをもっと持ちたいっていうのが本音の本音だと思うんです。 でも、それを諦めなければならないとしたら、空しさや罪悪感と引き換えに他の男性に抱かれるほかになくなってしまいますね。 でも、同時にそんな不満があるということは、自分にまだ遣り残したことがあるってことを示しています。 十分ベストを尽くしてそれを求めたのならば、満足感・充実感しか残らないはずです。それは一生懸命ベストを尽くして勉強して、それでテストが60点なら納得できるけど、まあまあ頑張って80点取ったとしても、もっとやったら100点取れたんじゃないか?と感じる気持ちのようなものです。 もちろん、今までの夫婦生活でhiroさんが手を抜いてきた、とか、逃げてたとかそんな風に思わなくてもいいんですよ。 今までもご主人に対してたくさん尽くされ、努力されてきたと思います。 そんなhiroさんと分かってでも敢えてお伝えしたいのは「今までやってなくて今出来ること、あるいは、もっとやれることはないか?」と思ってみるのはどうかな?ということです。 でも、そこでベストを尽くそうとしたときには、ものすごい恐れが出てくるとも思うんです。もし、また拒絶されたとしたら立ち直れないかもしれない、離婚を言われたとしたら生きていく自信がない、子どもの将来を考えたら、私が今の状態で我慢しつづける方がいいのではないか、等々。 また、怒りや不満もたくさんでてきます。 なんで私ばっかり頑張らなきゃいけないのよ、とか、私ばっかりこんな目にあって、とか。 でも、その恐れや怒りを越えて、欲しいものが手に入ったとき、hiroさんはどんな気持ちでいられることでしょう? 欲しいものに対して欲しいと強く思うことが一番大切だと僕は思っています。 その恐れを吹き飛ばすくらい、欲しいと思ったときに人は動けます。 でも、たいていは怖いから流されてしまったり、我慢してしまったりします。 そして、誰かを、自分を責めつづけてしまうのかもしれません。 とっても勇気が要ることですね。 でも、それをやった分だけ必ずリターン(配当)がありますよ。 『私は、問題があるのに、解決するあらゆる手段を拒否されている状態だと思っているのに対し、主人は私に文句さえ言われなければ、何も問題はないと思っている。自分だけの世界で満足し、私がどこで何をしようと、何を思い何を悲しみ喜んでいようと、関心がほとんどない。』 それはどんな気持ちになりますか? “無関心”というのが一番僕らを苦しめますね。 そして、hiroさんの心の中には強い怒りがあるような気もします。 無関心でいて、自分がまるで存在しないかのように振舞うご主人に。 感情レベルではこの“怒り”を処理することが先決かもしれません。 でも、どうしてご主人はhiroさんのことが無関心なのでしょうか? それを彼のせいにしてしまうのは簡単ですが、ご自身にも何かあるんじゃないか?と考えてみませんか。 それが新しい見方になって来ることが多くあるんです。 『会話は世間話でしかありません。セックスレスも、理由について尋ねても答えてはくれません。> 様々なストレスのある中で、肌と肌を触れ合わせ、抱きしめ合うと言うことは、私にとってはとても安心の出来るありがたい一時です。』 ほんとにそうですね・・・。恐らく、多くの男女にとって、セックスに限らず肌と肌を触れ合わせるのはほっとできる、安らげる時間でしょう。 そんな気持ちを心のどこかで知っていながら、ご主人はそれを求めようとしないのでしょうね。 何か我慢してらっしゃるのでしょうか。 それとも、人を拒絶すること、hiroさんを拒絶することで、何らかのメッセージを送ってらっしゃるのでしょうか。 『セックスは、男と女だから出来る、とてもステキなコミュニケーションの一つだと思っ ています。私はおかしいのでしょうか。 世間での一般常識には、反発を感じるんです。』 hiroさんの心の中に、強い罪悪感があるのかもしれませんね。 “反発”を感じる、というところから、そんな気がします。 自分が本当に楽しんで、幸せでいるときは“世間常識”というのは関係なくなってきます。 それが、自分の心に少しでも罪悪感がある分だけ、常に周りからの批判や攻撃を恐れるようになりますね。 それを防衛するときに“反発”を使うような気がします。 『簡単に言うと、姉が自殺で亡くなった時においてさえ、世間体を守ろうとした両親と、それを信じ回っている世間に対し、全く信頼を無くしてしまったんです。私は私の価値観で生きる! そうは思っているんですが、やはり自信はなく世間から逸脱してしまうと、とても生きにくくなっていしまうのは、事実・・・』 それは悲しい出来事でしたね。 今もそんなご両親への煮え切らない感情が残っているのかもしれませんね。逆にお姉さんへの同情や共感する気持ちもhiroさんには強いのかもしれません。 自分の価値観で生きる!ことは全然悪くないと思うんです。 ただ、それを楽しめなければ意味がないと思います。社会からの逸脱に怖れも感じるんですよね。 だとしたら、hiroさんは本当は人との繋がりをとっても大切にされる方だと思うんです。 そこに素直になれずに、反発してしまうとその分だけ辛くなるのかもしれません。 『もっともっと、話を聞いていただいて、根本的な変革が必要だと思いますし、その手助けを心から求めています。』 もし金銭的に不都合があるというのであれば、当社のカウンセラーズ・グループという無料のカウンセリングボランティアを利用頂くのはいかがでしょうか。 電話代はかかってしまいますけど・・・。 根本的な変革というところであれば、やはりご両親との関係を見ていくことをお勧めしたいですね。 そして、目標として『家族の繋がり』をもう一度求めていくのはいかがでしょう。 お姉さんも含め、もう一度家族が繋がり、心の底からほっとできる感覚を得ていくこと。 これにはたくさんの抵抗と痛みを越えて、ご両親やお姉さん、ご主人を許していく必要があるでしょう。 より良い自分、より自然な自分、そして、より自由な自分になれますね。 頑張ってください。 |
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