彼女との別れで変化した自分を見て欲しいけど・・ | |
はじめまして、僕は付き合って3年目に入ろうとする時に彼女(いっこ下)から2ヶ月前に別れを告げられました。 この文章の中には一切、嘘はありません。すべて正直なことですので少し長くなりますがお願いします 元々、僕達は高校の頃、同じ部活の先輩(僕)と後輩(彼女)だったのですが同じ仕事をよく二人でやっていて学校の中で一緒に行動することが多くて、(工業高だったので女子の比率が少なすぎて周りから見たらかなり目立っていたらしい)僕が3年になった夏のある日、二人でカラオケいって、今度、美術館にも二人でいくことを決めました。 その時の僕は彼女のことはいい子とは思うけどタダの後輩(小さい頃から年下の女の子が近所に何人かいた為だと思う)としてみていたのですが、美術館にいく前夜に兄から告白して見れば?付き合ってみれば?と言われ、全然そんな気は無かったのですが、その気になり、美術館の帰りに付き合ってみようといって、付き合うことになりました。彼女もすごい喜んでいました。二人とも初めての相手同士でした。 話は前後しますが、僕は高2の冬あたりから美大目指して受験中でした。で、夏期講習中だったのですが、週一回彼女とはデートをしていました。 でも、なぜだろう?物凄く二人の間にギクシャクした空気が流れるのが何度も何度も続きました。で、夏休みが終わろうとしたとき、やっぱりダメだったかなと、連絡を取るのもやめ、学校でも会うこともなくし自然消滅をさせました。 その時の18歳のころ僕の性格というのが、自意識過剰で自己中心的、いつも一人でよくて群れるのを嫌い、全ての物事、考え方、人を否定しつづけ、人より優位に立ってないと気がすまない。思い通りにならないと気がすまない。 12歳の頃、初恋して告白したら、断られることも無く流されてしまって以来、恋愛感情を持つことをやめていた。その上、積極的すぎて焦り屋で気持ちに余裕がなく自虐的で心配症(家の鍵しまってるか何度も身に戻るくらいの)でも責任感が強く、時間にルーズな奴は絶対に許さない。 使えないと思ったらもう切り捨てていく、気に入った性格の人がいたらその部分をコピーして自分の性格にあてはめていた。ドラマで見る2重人格に憧れが強かった。弱い人間に強い、そんな人間でした。 今思うと、最低でしたよ、本当に。勿論、いいところもありましたよ。 これ読んだ時点で引いた人もいることと思います。あくまで過去の性格です。 そんな性格だったので、自然消滅をやって別れを言わなかったのがズルイですよね。で、受験に打ち込んでいたある日、彼女のことを手放すのは惜しいような気がしてきました。こうなることを分かっていて別れを言っていませんでした。(自然消滅は自分の中での保険でした...) しかも、手放すのが惜しいと思ったのが、性的なことからきたりしていました。キスしていないSEXしてみたいと言う...それしたいからか分かりませんが、また付き合うことになりました... 当然、彼女も終わっていたと思っていたようでしたが...でも、僕はあんな性格でしたので、受験に打ち込みまくっていて、メールと電話だけの関係が続きました。 そして、4ヶ月後の3月、受験も終り、一浪も決定して、予備校が始まるまで良く会うようになりましたギクシャクはあまり変わりませんでしが...ある日、僕の家によびました。家では二人きりでついにキス、SEXといきそうでしたが、タダの裸のスキンシップで終わりましたが、二人の関係は親密になりました。 そして、受験がまた開始しました。その一年間は受験、受験で彼女とは3ヶ月に何度か会う程度でした。 それでも、彼女は好きでいてくれました。それなのに当時の僕は、彼女のことをそんなに大事に思ってなかった...受験のこで頭いっぱいで...それだけじゃないけど... でも、一浪していた頃の僕は予備校では成績はいつも下の方(原因は後でわかりましたが)そのストレスで太ってもいきました。10キロ増とか。辛すぎて死のうとも思いました。でも、彼女がいるということで他の人より優位に立たせていた気もしていました。 負の力(受かって見返して見下してやるとか)みたいなもので、自分を頑張らせていました。(けしていい方法でもなければ、普通そういう力で生きようとも思わないと思う。)そして頑張った結果、合格。彼女は社会人、僕は大学生になりました。 彼女は一人暮らしを始めました。合鍵も貰いました。でも、7月くらいまでは僕は自分の親に色々いわれ彼女のところに泊まることもありませんでした。 そして、ひどい性格だったぼくも徐々に変わっていき彼女のこと大事にするようになりました。彼女のためにダイエットもしました。彼女の親にも会いました(名前は覚えてもらってないんでしょうが)。が、やせてから、急に平和ボケと言うか、絵もあまり描かなくなり積極性もなくなりました。 その年の9月から、彼女の家に週末は必ず泊まるようになり、彼女に心身ともに求めるようになりました。そして、彼女の家で過ごしたり、出かけると言っても電車で5分ぐらいのところとかになっていきました。 ぼくはお金をかけたくなかった、彼女にもかけさせたくなかった。その考えはバカだったけどそして、9月ころから電話とか、どこに出かけてもギクシャクしたりする回数は減りはしたけど、なることも多々あったり、彼女がそのことで泣いたりすることが多くなり、さらに、自分の不安を彼女にぶつけていました。彼女にお前はいいよなぁていったり...とまるで彼女に不安が無いように... 僕は、それでもつなぎとめていました。つなぎとめていたのはもし別れた後、僕には彼女ができないな、という彼女というステータスを失うのがこわすぎた。たとえ、お互いを苦しめても耐えれば何とかなると思っていました。僕は色んなことを絶対にあきらめないで生きてきたので... でも、今年に入って、僕は絵の悩み等、どんどん多くなっていきました。そして、どんどんと、いま思えば二人の関係はもう恋人同士では無くなって行きました。 ぼくも彼女の行動とかをみて、多分、別れが近づいているとどこかで感じていました。そして、実質、最後のデートでまたギクシャクしていました。 そしてその夜、電話で僕から、泣いている彼女に「もしかして、別れようとか思ってる?」聞いてみました「うん」といわれ、そのとき、かなり気が動転しました「私はギクシャクした関係にいつまでも絶えられるほどアナタをすきじゃない」と言われました。 僕は彼女の家に直行しました。もう、別れるしかないと思っていたけど。 そして、彼女から、「もう、好きじゃない」「あきたの」「この関係にうんざりなの」「恋愛の対象として見れない」「キスとかSEXとかそういうのする相手にはみえない」「私の気持ちは変わらないから」色々なことをいわれ、僕もようやく別れを受け止めました。 そして落ち着いて話しあいました。そのなかには、「仲間意識と恋愛をいっしょにしてた」とか「異性としてと言うより人として好き、一番信頼できる」とお互い納得しあいました。でも、彼女に言われた言葉「私、すぐ彼氏作るから」その言葉が未だに苦しいです。 彼女の性格上、すぐ行動して作れるだろうから、嘘にはきこえなかった。そして僕達は別れました。言い出した彼女は大泣きをしていてぼくはそれをなぐさめて、立場が逆なような気をしながら最後にキスをして彼女の家を後にしました。 そして、彼女から貰ったもの全て処分して忘れようとしていたら「またいつか会える?その気がないならいって」と言うメールがきていて「うん、いつかね」と返しました。 そして、僕達二人は別れてからも、すこしメールで話していました。ほとんど、僕からでしたが...けど、別れた翌週「男の人と二人で遊園地いった」というのをメールで聞いて本当かどうか分からないのに「もう、メール送らないから、俺ってバカみたいじゃん。いやバカか?でも、HNではメールとかで応援するから」と自分からそう言ってしまい、「うん、こっちからもメール送らない」といわれました。当然ですね... 矛盾しますがなんどかおくりましたが帰ってくるということはありませんでした。今でも... いまでは、付き合っていた頃から僕らはアニメ絵とか誰も来ない自分のHPでそれぞれ発表していて、ぼくは彼女のつけている日記を見て、掲示板をにもかきこみして、安堵感を覚えてしまっています。 ぼくも日記をつけていることで、彼女が見てくれたらいいなと思い、つけてしまっています。 彼女はきてくれているみたいなんですが、なにも書き込んではいません別れるときに「絵とか言い合っていこう」という約束したんですが... この2ヶ月、別れたのが春休み中で今まで、友達つくらなったので、ずっと一人でいて、死のうと外に出て行ったり、お酒のみまくったり、僕も新しい相手見つけようと思いましたが、どれも違うとおもいました。さらに、新しい相手ったってどうすればいいか分からないし。 いま、僕は絵のプロをめざして、イラストの雑誌に投稿したり美術系の公募展かんがえてたり、なんとか、絵を描くことで自分を保っています。 いま、いる数少ない男友達に性格すごい、よくなったね変わったよねて言われました。 今の僕は一ヶ月間物凄い孤独を感じて、人恋しくなり、今の僕は、時間にこだわなくなり、時間に遅れようがなんだろうが、別にいいと思うし、自分が相手に思っていることはその人も思っているということもよくわかった。 僕も、皆と同じなんだ、今までの性格は作りすぎていた、つくっていた。僕は外見だって普通だし、かっこいいとか言ってくれる人もいるし、外見にこだわることはやめよう、自然に生きようと思うようになりました。 よく笑うようになりました。苦手だった子供にもよく笑うようになりました。ポジティブで生きることの楽しさを知りました。 自分でも驚くくらい、他人に対しての考えが多様性がでてきました。本当に変わったと思います。でも、この2ヶ月間で思ったのはやはり、今も彼女のことを女性として好きだと思ってきている、ということです。 たった2ヶ月ですが、もう、振られたときの僕とはもう違うと思えています。 そして、彼女と話がしたくて、自分の中で禁じていた、怖かった電話をかけました。でも、取られることも無く、彼女が取ることはありませんでした。むしろ、メールで「いま、取られない状況なので、メールでお願いしますといわれ」、昨日はメールで「電話かけてこないでください」といわれました。 もう連絡手段がありませんし、これ以上すると、彼女から僕は完全に消される気がするし、HPもやめてしまう気がします。そして、向こうに(今は分からないけど)次の相手ができてしまえば、僕はどうなるか分かりません。死ぬことはもうないでしょうが...死ぬことの難しさはもう分かったから... やり直すべきではないのか、時をまつのか、もういまはどうすればいいのかわかりません。 次の出会いと言っても、友達もあまりいないし、皆忙しそうだし、次の出会いは期待できない...うごくったって何をどうすればいいのか... ものすごく長くなりましたが、いま、どうすればいいのでしょうか?確かに絵がある分しあわせでしょうが... ぼくは別れた彼女と一生をともにしたいくらい好きでした。でも「私にはアナタが将来、隣にいることが考えられない」ともいわれました... いま、ぼくは本当にどうすればいいのか、やり直すためにうごくか、あきらめるか、実際まだ書き足りません。本当はカウンセリング受けた方がいいのでしょうがなにか、なにか、アドバイスお願いします。 |
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ケイさん 21歳 男性 |
カウンセラー: 塩田純子(退会) |
ケイさん、こんにちは。塩田と申します。 ケイさんのこと正直に話してくださってありがとうございます。 自分の最低な部分をさらけ出すのは、本当に勇気要ることなんですよ。(もちろん、それだけを書いてくださったわけではないんですが。) メールの文章だけでも、ひどい、ズルイ、卑怯…等、そんな表現が一杯でてきましたよね。ケイさんが自分のことをとても責めていらっしゃるのがわかります。 でもね、本当に悪い人なら、悪いことを悪いとも思わないものです。 きっとケイさんは、本当はとても優しい方なんだと思いますよ。 純粋だからこそ、ヒドくなってしまうこともあるのです。 『僕は色んなことを絶対にあきらめないで生きてきたので...』 この言葉がとても気になったんです。 ケイさんは、ひたすら前を向いてやってこられたんですね。 でも、本当は、そこには大きな絶望があって、目をふせなければいけないようなことが沢山あったんじゃないかと思うんです。がむしゃらに頑張らなければいけない理由が。 何か、大きな怒りや悲しみが詰まっているような感じがしました。 ケイさんのおっしゃる『負の力』で、自分を奮い立たせて頑張り続けるのは並大抵のパワーじゃないですよね。とてもとても、しんどいことです。 そこでは、たとえ多くのものを手にいれたとしても、決して満足したり安心したりすることはできないと思うんです。 頑張ったことの評価が一つも受け取れないような感じがしませんか?せっかく手にいれたものを全然楽しめないような感じです。 彼女との関係にも、これが現れていますよね。 彼女が突き放してくれたり、離れて距離があるときは、とても大切に思える。でも、距離が縮まると、素直に関係を楽しめないケイさんがおられる と思うのです。 自分が彼女を求めることが何か悪いことのように、いっぱい理由をつけておられますよね。 「保険をかけてるんじゃないか…。」「性的なことから求めていた。」「彼女というステータスを失うのが怖いから。」 そして、実際に彼女が手に入ってしまうと、「平和ボケして積極性がなくなってしまう。」 何か、楽になればなる程、自分がダメになっていくような感じがしませんか? そして、不安になって彼女にぶつけてしまう。結果として、彼女を突き放してしまう。 何かね、彼女のことを求めながらも、好きになっちゃいけない!楽になっちゃいけない!って、必死に自分のことを抑えておられるような感じがするんです。 まるで、自分が相手を汚してしまう毒のように感じてしまっているのではないでしょうか? だから、彼女を求めながらも、何処かでそれを怖がってしまう…。ケイさんが『ギクシャクしてしまう』感覚です。 でも、鍵はケイさん自身が“受け取れない”ことなんですよ。 自分の心をみせきれないことなんです。 ケイさんは、自分がいつも“怖れ”を感じながら生きてこられたことに気づいておられますか?いつも何かに追い立てられるように、必死で自分を頑張らせている力です。 ケイさんの中には、孤独で誰も入れさせないような世界がありますよね。 多分、そこは、とてもエネルギッシュで、想像力にあふれていて、楽園のような場所だと思うんです。きっと、ケイさんが絵を通して外に表現したか った部分だと思うんです。 でも、どんなに楽園でも、そこではケイさんは一人ぼっちなんですよ。 そして今は、その楽園に、ケイさん以外の“人”を入れてあげるときがきたようです。 『変わったよねって言われました。今の僕は一ヶ月間物凄い孤独を感じて、人恋しくなり、今の僕は、時間にこだわなくなり、時間に遅れようがなんだろうが、別にいいと思うし、自分が相手に思っていることはその人も思っているということもよくわかった。僕も、皆と同じなんだ、』 「人恋しい」って“感じれる”のは、いいことなんですよ。 ケイさんが“人”を求めはじめた証拠なんです。 彼女とのお付き合いを通して、忘れていた“自分”を感じれるようになったのかもしれませんね。 ケイさんが封印しすぎて、一人では感じれなかった部分を。彼女はケイさんにいい贈り物をしてくれたと思いますよ。 『僕はどうなるか分かりません。死ぬことはもうないでしょうが...死ぬことの難しさはもう分かったから...』 死ぬことが難しいと感じれるのは、ケイさんの強さです。 ケイさんに求められているのは、死ぬことではなくて、生まれ変わることなんです。新しい生き方を取り入れていくことなんです。 ケイさんが今までだったら、絶対にやってこなかったようなこと、弱音を吐いたり、人に頼ってみたり、お願いしてみたり、そんなやり方が、ケイさんに新しいパワーや繋がりをもたらしてくれると思います。 ケイさんの、痛み、寂しさや悲しみ、怒りの部分を、もっともっと外に出してあげてください。ケイさん自身をもっと表現してみてください。 今は、途方もなく感じるかもしれませんが、ケイさんをまっている人はまだまだ沢山いるんですよ。 カウンセリングを利用されるのもひとつですが、でもケイさんなら、ワークショップもお勧めです。多くの人との触れ合いがきっとケイさんを助けてくれると思いますよ。 『いま、ぼくは本当にどうすればいいのか、やり直すためにうごくか、あきらめるか、実際まだ書き足りません。』 ケイさんは、彼女とやり直したいですか?本当に彼女を取り戻したい!と思われるなら、それを目標にされたらいいと思います。 でも、もし「次の出会いは期待できそうにないから…、友達もいないし…」 これをもったまま彼女に向かい合ったとしたら、多分、また“受け取れなく”なってしまうと思うんです。ケイさん自身がね。 怖れからではなく、本当に心から彼女を選べるように、『正の力』を使って行動できるように、自分自身と向き合ってみませんか? ケイさんの中には沢山の可能性がつまってます。 それを信じてくださいね。 |
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