心を病んで・・結婚したけど楽しみがわからない |
こんにちは、いつも恋愛講座を購読しています。
私は、現在結婚半年を迎える主婦です。昨年の9月に今の主人と結婚しました。
実は私は精神病患者です。10年ほど前に発病して7年間本当に苦しみました。
幻覚に幻聴、わけのわからないストーリーの中に居ました。
一時は、スーピードも音も体に過度に感じて、乗っている車から怖くて飛び降りたり、電車が側を通過するだけで怖かったり、視界が全部ゆがんで見えていたり、で通勤が出来なくなり、当時勤めていたテレビ局を辞めました。現実がまるでわからなくなっていました。
半年近く家に居た後、医者や両親、家族の反対を押し切って就職をしました。映像の編集をする小さなスタジオに勤め始めたんです。
幻聴や幻覚は酷いままでした。必死に働きました。そのかいあってか、ある日仕事をしていて、お客のディレクターさん達と食事をしていたら、「もうお前からかうのやめるわ」って言われたんです。
高所恐怖症は残りましたが、それから、幻聴も幻覚もおさまったんです。入社して5年目のことです。
20代音楽(バンド)に狂っていて、好きなことばかりしてきた私でしたが、病気をしていろんなことにきずきました。友人や家族の愛情や、同じ会社で働くスタッフの暖かさ。
32歳の時に、家で幻聴ばかり聞いているのがイヤで、ものを考えるのは難しい状況だったのでいままでやったこともなかったのですが、テニスを始めました。
体を動かせば疲れてぐっすり眠れるかなって思ったんです。
妙にリアルな夢見て、眠れないことが多く、睡眠剤を飲んでいたので・・・。
とにかくずっと、普通に生活していけることが目標でした。
テニスクラブで知り合った、10歳年上の主人と今は平和に暮らしています。
テレビの仕事は結婚も医者や両親に反対されました。10年前から服用している精神安定剤はのみ続けなければならないし、子供は生めない体だとも言われました。
現在は、家のことをしながら、銀行で月13日事務のパートをしていて、週末は主人とテニスをしています。
子供は考えていないので、主人との関係をいつもいい状態にって思って生活して来ました。
ずっと健常者と同じように暮らせるようにっていうのが目標だったので自分が本当は、何をしていたら楽しいんだか、わからないんです。
テニスは嫌いじゃないし、体を動かすのは、気持ちいいです。
ただ主人のように、好きで好きで、年がら年中テニス三昧なのは、私はついていけません。
じゃ私は、何をしていたら楽しいの?の問いかけには答えられません。
好きなことを、周りの迷惑も考えず、好きなようにしていた20代の私からは考えられない感じです。自分はどうしたいのかな?って考えちゃいます。
なんとなく主人に合わせた生活を続けて子供の居ない2人の生活大丈夫だろうかって。
不安になります。主人との生活は大切にしたいです。なのになんとなくブルーな日が続いています。 |
すみよさん 36歳 女性 |
カウンセラー: 原裕輝 |
はじめまして、すみよさん、原といいます。よろしくお願いします。
素敵な旦那様と結婚して幸せそうな結婚生活を送られているようですね。まずは、おめでとうございます。
ご相談内容は、幸せな2人の生活だけどこのままご主人との生活を大事にして、ご主人にあわせていくと自分というのがなくなってしまう感じもするし、そうかといって、自分の思いを前面にだしていくと今の関係が崩れてしまうのじゃないか、彼との夫婦関係は大丈夫だろうか?という疑問がでてきているということですよね。
幸せを手に入れたこそでてくる、悩みだと思います。今、手に入っている幸せが、生活や価値観のバランスを変えることによって無くなってしまうんじゃないかという恐れがでてきているのだと思います。
普通の生活がしたくて、普通の結婚や、普通の家庭、普通の幸せなど欲しくて欲しくて足らなかったものが手に入っただけに、こんどは失う恐れがでてきてしまっているのだと思います。
今まで欲しかった幸せが手に入ったわけですが今度は、さらなる幸せを考え始めていると思います。
今までは相手と考えや思いを尊重してあわせていくことで二人の幸せを作っていくだけではなく、今度は、自分は何をしたいか、自分はどうしたら楽しいかという自分の考えや思いを大事に大切に扱った上での幸せを考え始めた時に、今手に入っている幸せのバランスが崩れてしまってうっかりすると幸せが全部手のひらから全部逃げてしまうんじゃないかという感じの失う恐れです。
これは、怖いと思います。
失うのは怖いですから身動きが取れないのだと思うんですね。
身動きが取れないときというのは我慢しているわけですからブルーになってしまうと思うんです。
そうだからかといって我慢しないとどうなるかというと失う恐れが出てくるのでこれもブルーになります。
まさしく身動きが取れない状況だと思います。
大きく分けて3つの選択が目の前にあると思います。
1・今までの目標を大事にして、今までと同じくなんとなくご主人に合わせた生活を続ける。
2・今の生活よりも、現在疑問にでてきている“何をしていたら楽しいの?”をとことんこだわり自分を大切にする。
3・今までの生活を大事にしながら、現在疑問“何をしていたら楽しいの?”もこだわる。二つのバランスを調整しながら両方大事にする。
1番目は現在行っていることですからどうしたらいいのかという疑問はでてこないでしょうから、疑問がでてくるのは、2番目、3番目、のチャレンジになってきますね。
“何をしていたら楽しいの?”の疑問について答えがでてこないのはなぜでしょうか?
考えられることに感情の抑圧があります。
子供は感情の塊のようなものですよね、「あれ食べたい、どこどこ行きたい、なになにして遊びたい」自分の欲求に正直で活き活きしてます。感情が豊富なだけに欲求もいっぱいでてきます。
この感情を抑圧すると自分の欲求に対して、鈍感になってしまいます。
では、なぜ抑圧してしまっているのかと、どうやって解放していき活き活きする自分をとり戻すかが次のテーマになってきますね。
抑圧してしまう原因の一つに犠牲と自己嫌悪のパターンがあると思います。
例えば、 『ただ主人のように、好きで好きで、年がら年中テニス三昧なのは、 私はついていけません。』
書き込みをしていただいたこの文を例にすると、まずすみよさん自身はこのままのペースは付いていけないと気づいていながらも、ご主人に合わせていかないといけない、というのが“犠牲”のパターンです。
これはテニスでなく社会生活、夫婦生活あらゆるところにあらわれてくると思います。犠牲して我慢してしまうわけです。
この我慢の連続が癖になってしまい、無意識的に我慢してしまうことが抑圧になってきます。
では、なぜ犠牲して我慢してしまうのかというと考えると、そのままの自分では愛されないということから、相手にあわせたり、愛されるような自分、人から好かれる自分、自分の中で考えている普通を演じる自分など、なにかになろうとしてしまうというのが“自己嫌悪”というのですが自己嫌悪があると思います
犠牲をやめようと思っても自己嫌悪があると嫌われるんじゃないかという恐れがでてきてやめられないわけですから、犠牲からの抑圧のパターンを変えようと思うと、まずは、どんな自己嫌悪があるのか理解して、受け入れいく、許していく、癒していくということが大事になってくると思います。
自己嫌悪は嫌な気持ちになりますし、犠牲もしんどいです。両方ともなくなって活き活き毎日が楽しくくらせるのが1番だと思います。
自己嫌悪をどうしてやめていったらいいか解らない、頭で解っていてもできないという時は、またサポートさせてもらいますのでご連絡してくださいね。
応援してますね。
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