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はじめてメールします。他の皆さんの相談内容を読んで、私にも当てはまることが多く、とても参考になりました。 さて、私がいつもわからなくなってしまうのは、一言で言うと「バランスの取り方」のことです。 私は、人に頼ったり、相談事をするのが、すごく苦手だったりします。 それは、どこまでが「人に頼っていいこと」で、どこからが「依存・甘え」になってしまうのか、わからなくなるからなんです。(もちろん、その境界線は自分と相手がどういう関係かにもよりますが。) 「困った時は助け合う」と「周囲の人は、あなたの面倒を見るために存在しているのではない」。誰かに何かを頼んだり、誰かに相談をしたくなった時、この2つの間で、躊躇してしまうんです。 思い切って頼んでみたり、相談をした時に限って「周囲の人は、あなたの面倒を見るために存在しているのではない」というような言葉や状況が返ってくることが多く、「ああ、またやりすぎてしまった」と思ってしまいます。 周囲を見ると、みんなはすごく自然に、人に頼ったり相談したりしているように見えます。 こんな風に考えてしまっているのって、私だけかなとも思ったりします。 何か、お答えをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。 |
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ユリカさん 27歳 女性 |
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ユリカさん、初めまして。カウンセラーの中村と申します。 上手に相談を持ち掛けられないで、自分を迷惑だと感じておられるようですね。 ユリカさんは誰かを当てにすることを「依存」と感じているように思います。なぜ、迷惑だと自分のことを感じでしまうのでしょうか。 それにはユリカさんの今までの様々なプロセスからの影響が考えられますが、そのことについてはまた別の機会に譲りましょう。 ユリカさんは、いつも周りの状況が良くわかるタイプだと思われます。 言葉を変えれば、周りの人の「顔色」を読むのがうまいんだと思います。 もしかしたらそれは、遠い子供時代からなのかも知れませんね。だっこしてもらおうと思ったら、パパが疲れた顔をしてるのでやめた、とかね。 そんな風に相手の様子が読めるとしたら、気軽には相談できないですよね。 でも、もしも。 ユリカさんに相談したいなって思っている人がいたとしますね。その人が相談しようと思ったらユリカさんがしんどそうに見えてやめてしまった。 そんなことがあったら、どう感じますか?やっぱり私では無理だ…そんな感じかもしれませんね。 もう一つ。あなたが相談しようと思ったときには相手も「大変な」時だったりする、そう言った感じのようですね。だとすれば、ぎりぎりまであなたも相手も我慢しているのではないでしょうか。 まるで、我慢大会のようですよね。そして抑えているから一気に吹き出そうになる。だから迷惑をかけないように、我慢する… でも、こうは考えられませんか? ユリカさんが相談しないと相手からも相談を持ちかけにくくなるのでは…。 これは、お互いがそうかもしれません。 だとしたら、ユリカさんが誰かを当てにして頼ること。誰かの助けを受け取ることです。 それは今までのようにぎりぎりでなく、今、この瞬間のしんどさを預けてみるという、あなたにとってはひとつのチャレンジかもしれません。 多分、これをしてしまうといつもいつも頼ってしまう感覚がでてくるのでしょうね。 でも、大丈夫です。そう言う人なら、「人に上手に相談できない」などと言う悩みは持たないでしょうから。 ユリカさんのチャレンジを応援していますよ。 |
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