主人を亡くした空虚感が辛い | |
2ヶ月前に夫を亡くしました。もう平気のふりができると思っていたら、今夜は涙が止まらなくて。プロの方の手助けが欲しくて、ネットをさまよっていました。
私は友人にめぐまれていると思います。みんな辛抱強く私の話を聞いてくれ、感情があふれだすのにもつきあってくれます。でも、どうしようもない空虚感が残るのです。近くでカウンセリングを受けることができれば理想なのですが、この地方には無いのかも。明日電話相談を利用させていただこうかと思っています。 はなちゃん
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カウンセラー: 中野知枝(退会) |
はなさん、こんにちは。カウンセラーの中野です。 私も大事な家族を突然亡くした経験があるので、はなさんの悲しみ、空虚感、痛いほどよく分かります。大変でしたね。 悲しい時は泣いて下さい。それでいいんです。自分で責めないで下さい。もう充分ですよ。 私は父を亡くした時、自分に嘘をついて感情を出すのを避けていたんです。そうしないとみんなに迷惑をかけてしまう、と。 友人には平気はふりをして、いつも笑っていたりして。そうしないと、私は生きていけない感じがしてたんですね。 でも、それは間違いでした。悲しめる時に悲しんでおかないとずーっと尾を引いてしまうんです。いつまでも、悲しいんです。 まだ2ヶ月しか経っていないんですよね。悲しみを癒すには「時間」がかかります。何回もそれを友人にぶつけてもいいんです。 「未だに立ち直れない私は迷惑なんじゃないか?」 そんなことはありません。逆に平気なふりをされるのは辛いんではないでしょうか?その友人は、はなさんが「心」から立ち直れるのを望んでいることでしょう。だから、ずっとはなさんの話しを聞いているんです。その為に、はなさんのそばにいてくれるのです。はなさんが元気になれる日まで、ずっと見守ってくれることでしょう。大丈夫です。 空虚感を埋めるために、人は働いて感じないようにさせたり、誰かと一緒にいたり、色んな事をして埋めようとします。 でも、すればするほど、空しくなります。辛くなります。無理はしなくてもいいんですよ。 もし、はなさんがご自分を責めていらっしゃるのなら、ご主人は悲しい思いをされるでしょう。もし、はなさんとご主人の立場が逆だったとしたら、今の辛い状況をご主人にさせてしまう事になる。はなさんがその悲しみを引きうけることにより、ご主人に悲しみを味あわせる事がなかったんです。 今はどうしようもない悲しみでいっぱいかもしれません。耐え切れない空しさで覆われているかもしれません。世界中で自分一人のような、そんな孤独を味わっているかもしれません。 でもね、はなさん。神様は、深い悲しみの感情を癒す為に「未来」をつくったんじゃないでしょうか。過去は悲しみであふれているかもしれないけど、はなさんは、今、「ここに」生きています。「未来」が見えず、ただ闇の中にいるような感じでしょう。でも、闇の先には「光」がありますよ。 ご主人の事、思い出して悲しくなったら、今度は「感謝」を伝えてみてはどうでしょうか。悲しんでるはなさんを見て、ご主人も辛いかもしれません。 体はないけど、魂はあなたのそばにいらっしゃいます。一緒にいた年月を「ありがとう」って。楽しかった事、嬉しかった事、喧嘩もしたけど、一緒にいられて幸せだったよ、って。伝えられなかった言葉を、今、ご主人に伝えてあげてください。悲しみでいっぱいの心を「感謝」でいっぱいにしてあげてください。 私もはなさんが元気になられる事を応援しています。辛くなったら、いつでも相談に乗ります。一人じゃないですよ。 |
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