自分の「おしゃべり」な所が気になる | |
昔から、自分の「おしゃべり」な所が気になっています。 人から聞いたことを、いろんな人に喋っちゃったり、また友達の秘密めいた話でも、ガマンできなくて喋っちゃったり…。 その後は大きな自己嫌悪に陥るのですが、飲み会なんかの盛り上がった場所だと、ついつい喋ってしまうんです。人の秘密とか、噂とか、そういうもの。 はっきり言ってそういう自分が嫌なんだけど、本当に、その時は勢いで喋ってしまう。 でも、とにかく人と接するのがすごく好きなんです。今日の嬉しい事とか、そんなの聞いてもたいして興味ないだろう人にまで報告しちゃったり。 必要以上に他人の心に(悪く言えば土足で)入り込むみたいな感じなのかもしれないです。 みんなの知らない事とか、みんな知りたがってるかな?ていう事を自分が知ってて、それを聞かせたらみんな喜ぶだろう、って思っちゃうんです。 でも、そんなの言われちゃった人にしたら「なんでそんな事まで言っちゃうの!?」ってなっちゃいますよね。頭ではわかってるんだけど… 治したくて仕方ないんです。寂しがりやなのは事実です。 でも、これじゃいろんな人に迷惑かけて嫌われてしまう。。。と思うと怖いんです。 何か、改善する方法ないでしょうか?? |
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たまさん 25歳 女性 |
カウンセラー: 中原謙一(退会) |
たまさん、初めまして。私は中原謙一と言います。33歳、既婚です。 さて、自分のおしゃべりをどうにかしたいということですが、これはたまさんに限らず、よくあることだと思います。何を隠そう私もそうです。 で、何故、しゃべってしまうのかということを見ていきますと、一つには、しゃべることによって、自分の存在をアピールしていることがあります。 「私はこんな情報を知っているの、私はこんなうわさを知っているの、すごいでしょ。」 もう一つは、場を盛り上げるためにネタを提供する場合などによくしゃべりますね。 前者では、もう一つみんなが驚く顔が見たいという部分も隠れています。 一般的におしゃべりというのは、自分の足りない部分や不足している部分を補ったり、注目を集めたいという想いなどからなりやすいと私は考えています。 たまさんの場合、読ませていただいて感じるのは、たまさんの中にずっと押し殺してきた欲求、要求があるように感じます。 別の見方をすると、みんなを楽しませるネタを持ってないとみんなの輪の中に入っていけない「価値のない自分」がそこにいるように感じます。 もし本当にたまさんがおしゃべりを直したいと考えているのでしたら、私から提案があります。 それは、「たまさんに何もなくても、たまさん自身が何も持っていなくても、周りの人は皆たまさんを受け入れてくれる」ことを信じて下さい。 たまさんのおしゃべりは、基本的に自己嫌悪を生みだすための道具に使っているにすぎません。 自己嫌悪というのは、自分を嫌い、自分を責めている行為だと私は感じます。 たまさん自身が、「自分を責める」という行為を止めないかぎり、おしゃべりは直らないでしょう。 もし、たまさんが本気で治したいと思うのでしたら、頑張ってみて下さい。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 このお手紙が、たまさんの人生にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。 ありがとうございました。 |
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