彼と物事の考え方が違いすぎて衝突する | |
はじめまして。今、付き合ってる彼がいるのですが、物事に関する考え方が違いすぎ、衝突が増えて困っています。 お互いに結婚も考えるほど、真剣に付き合っているのですが、それすら考え直したほうがいいのかな?と思う事がたまにあるんです。要は、「感情のコントロール」です。 私はもともと喜怒哀楽が激しく、明るく楽しいときは周りも一緒にわーっと楽しくなるんです。彼はそんな私を好きになってくれました。 でも、反面落ち込んだり腹が立つと、どうも抑えられなくて(というか、抑えると辛いから、感情を出してもいいかな、と思う相手の前では出すんです)、彼はそうなってしまう私に『気持ちの切り替えを早くしろ』と言うのです。 彼は、どうやら感情をうまくコントロールできるようで、落ち込んでもすぐ切り替えてその場の空気を大事にできるそうです。だから、私の前で怒ったり、弱音を吐いたりする事もなく、常に明るく・楽しく、がモットーな人です。弱さが全然見えない。 私は人間って弱いのが当然だと思い、自分の弱さも隠さないし相手の弱さも受け入れ、どうにか力になりたい、付き合う、というか一緒にいる事の意味の一つとして、そう考えてます。 でも、彼は違った。私も思うところを彼にぶつけ、もっと弱さを見せて欲しい、とか私の落ち込んだ気持ちも少しは理解してほしい、と伝えました。 でも、本来落ち込んだり弱音吐いたり、愚痴を言ったりする前に「それは情けない」と判断して絶対に他人に言わないし、自分の中でも気にしないように制御してきた彼のスタンスは、もう変わらないようです。 そうする事の裏には『自分は本当はすごく弱くて落ち込みやすいから、心がけるようにしてたら外に出さなくなったしそれで平気になった』と言います。 我慢してるわけでも、隠してるわけでも、まして抱え込んでるわけでもないみたい。論理的に頭の中で解決してしまえる、というような事を言われました。私にはどういう事なのかわからないけど・・・。 私もそうなれれば気が楽なような気がするのですが、弱さを見せたりする事が情けない、と思う事が悲しいんです。だから、どうしても彼の前では感情を押さえがち。そうすると、いつもの楽しい感情まで抑えてしまうから、ギクシャクしてきました。 「楽しく明るく」の点ではこれ以上無いほどの連帯感を持てる私たちなんですが、私が凹むとそれを異様に嫌う彼。 彼は、私が楽しそうにしてたり、笑ってると自分が幸せを感じる、と言います。でも、落ち込んでると「自分だったら落ち込む前に解決する」から私の気持ちがわからないそうです。 私が彼に求めすぎるのでしょうか? 気持ちの切り替えが早くできるようなコツって、あるんでしょうか?彼に聞いたけど、わかりませんでした。 いつも楽しくしていたいとは思うけど、そうもいかないのが人間だと思うし、そういう弱ったときにどれだけ支えあえるか、というのが恋人だったり夫婦だったり、と思ってきたので、ちょっとビックリしたのと同時に悲しくなってしまいました。 こんな彼と私がうまく行くようになるには、どうしたらよいでしょう・・・? よろしくお願いします。 |
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YAKOさん 26歳 女性 |
カウンセラー: 中原謙一(退会) |
YAKOさん、初めまして。中原謙一といいます。33歳、既婚です。よろしくお願いいたします。 YAKOさんの文章を読ませてもらって、なるほどなと思いました。私と妻も、YAKOさんが今感じているような状態にあったことがありました。 YAKOさんが今、彼と衝突が増えているのは、ある意味お互いに心の距離が近づいている証拠だと思います。 ただ、現状ではYAKOさんのやり方、考え方と彼のやり方、考え方が衝突してしまっている状態になっているように感じます。 YAKOさんの「喜怒哀楽が激しい」ことについては、私は特に悪いことではないと思います。ただ、彼も含めて多くの男の人は、彼女の楽しそうな姿を見て自分も楽しいと感じる、間接的な感じ方をする人が多いのは事実です。 彼が感情のコントロールがうまいというのは、実はある意味ではその通りですが、ある意味では間違っていると私は感じます。 「「自分だったら落ち込む前に解決する」から私の気持ちがわからない」という言葉から、YAKOさんが感じている以上に、実は彼の方が凹んでいると私は思います。 彼は、自分が凹んでいることに恐らく気づいていません。おそらく、無意識で絶対認めたくない何かがあるように私は感じます。 この部分については、おそらくYAKOさんがどれだけ頑張っても彼とは衝突するだけで、歩み寄ることは難しいと思います。 でも、YAKOさんはこのことにも気がついてますか? YAKOさんは彼の前で凹んで見せることで、彼に対していろんなメッセージを送っているということを。 それは彼に助けて欲しい、私を支えて欲しいという欲求・要求であったり、無意識では助けさせてくれないという怒りと、私ではあなたを助けられないんですか? という悲しみであったり、いろいろあると感じます。 で、この部分は彼も同じものを感じています。 彼の感情をコントロールして対応するのは、ある意味YAKOさんが彼に対してしているのと同じで、ここでは初めに書いたようにお互いのやり方が違うだけです。 ただ、自分が望むやり方でないから喧嘩に発展するだけです。 それでは、そろそろ解決策を提案したいと思います。 まず、喧嘩についてですが、YAKOさんの場合、今後喧嘩は多くなると思います。 これは、ある程度お互いが親密になると、自分の醜いと思う部分をお互いどんどん見せます。「こんな醜い私がいるのよ、それでも私を愛してくれる?」と。 これについては、喧嘩もコミュニケーションをしているんだと、YAKOさんが心に余裕を持つことだと思います。 もし、YAKOさんが喧嘩を減らしたいとお考えでしたら、SEXを増やすことをお進めします。 喧嘩のエネルギーとSEXのエネルギーは、もともと同じようなものですから、濃厚なSEXをどんどんしてください。 要はコミュニケーションがとれればいいわけですから。 次に、彼についてですが、彼自身は「自分の感情をコントロールする」やり方で今までうまく生活してきたんだと思います。 ただ、今後彼のやり方がうまくいかなくなることが出てくると思います。今のYAKOさんのように。 その時までに、YAKOさんが自分の感情を整理させることが必要だと考えます。 「弱ったときにどれだけ支えあえるか、~のと同時に悲しくなってしまいました。」 の文章にあるように、「自分では彼を助けられない」とか「自分はなんの役に立たない」という部分を捨てて、「自分がただここにいるだけで、彼を幸せにできる」と思える自分になることだと思います。 最後まで読んだいただき、ありがとうございました。 YAKOさんのこれからの人生に、少しでも参考になれば幸いです。 ありがとうございました。 |
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