親の言いなりになる主人と関係修復出来る? | |
私と旦那さんは知り合って1年半で入籍しました。とってもやさしくて、安心して辛い時に駆け込めるような、なんでも受け止めてくれるような人でした。ラブラブでいつもベタベタしてました。 しかし、結婚の話が進むにつれ、本人も自覚していないのかもしれませんが、親の言いなりなのです。 こうして欲しい!だの要望されてそうなるのなら納得をしますが、なんとな~く、話をすりかえて私の意見を聞いた振りをしつつ最後には親の言うとおり。だから喧嘩は増える一方。 彼は、親と私の間にも入ってくれず、夫婦喧嘩の事も親に隠そうとしません。 旦那の両親は、結婚したら夫の両親を大切にし、夫が働く環境を整えるのがあんたの役目だと私に怒鳴る人です(社内結婚で共働きなのに)。 旦那の実家では、息子と喧嘩をし、自分たちの命令すべてに従わない(2~3回行けなくなっただけで理由も言っているのですが・・)私の事をすっかり邪魔物扱いで離婚するように干渉され続けていました。その不満をあちらの両親にぶちまけることもできず、彼に「なんとかしてよ。」と言い続けた私も悪いのです。 旦那は、私に愛情があるとは言いますが、「俺に干渉するな。放っておいてくれる事が一番だ」といって、夕飯を作って私が待っていることも嫌だと言います。 一人になりたいと実家に帰ってしまい(彼の親が迎えに来た)とうとう離婚したいと調停を切り出されました。しかも調停の二日前まで隠されていました。普通ついてはいけない嘘を平気で言うのです。「君に怒られるのが嫌だったから仕方がない。」いつも私のせいです。 彼は、私に何も求めていないので、一体何を努力すれば良いのかわかりません。 考え付くのは、何も求められず、親の言いなりで、私の事は、いてもいなくてもいい!と思われていても、一緒にさえ暮らせればよいと我慢する事だけです。 もしくは、親とさえうまくやってくれて、自分自身も好き勝手に気ままに暮らせれば、もはや相手は誰でもいいって感じです。でも、本当に幸せにはなれないと思います。 こんな二人に修復の道は、ありませんよね?それでも「別れてやる!」と思えない私は、ただの意気地なしでしょうか? 私の本音は、たくさんの時間を共有したいなと言う事です。彼のスケジュールなど気になるし、出かけた後は、感想を聞きたいのです。それが、とっても彼にとっては、嫌なのだそうです。 |
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たまこさん 29歳 女性 |
カウンセラー: 中原謙一(退会) |
たまこさん、初めまして。私は中原謙一といいます。33歳、既婚です。よろしくお願い致します。 たまこさんのお悩みですが、今どうしたらいいかわからないという感じですね。 先に結論から言いますと、今のたまこさんには「それでも彼をパートナーとして選びますか」ということだと感じます。 今のたまこさんは旦那さんに対して「助けて欲しい」という想いと「なぜ助けてくれないの」という2つの気持ちがあります。 表向きは旦那さんの両親に対して不満がありますが、本当は旦那さんに対してたくさんの不満を抱えているのが実情だと感じます。 この部分を整理して、たまこさんの中で「どうしたいのか」「どうしていくのか」を決めることが大切だと思います。 たまこさん自身が、「旦那さんとこの先もやっていく」というのであれば、旦那さんの気持ちをもっと深くまで理解する必要があります。 旦那さんはおそらく親、特に母親に対して感情を抑圧した生活を送ってきたように感じます。 この状況では母親と同じようなことを恋人や奥さんにされると、間違いなく怒ります。これは母親にできなかった「感情」をパートナーに対して出していることになります。 旦那さんが「嫌だ」と感じている部分も、もしかしたらそれは母親に対して「嫌だ」と言いたかったこと、かもしれません。 もしたまこさんが、旦那さんと関係を続けていこうと考えているのであれば、彼の満たされなかった愛情の部分をたまこさん自身で包んであげることが必要です。 逆に、たまこさんが「別れる」とはっきり決めるというのであれば、たまこさんにとっていい勉強になったと割り切ることも可能でしょう。 ここで大切なのは、「別れてやる!と思えない私は、ただの意気地なしでしょうか?」と自分を責めていることです。 今回の問題について、たまこさんが絶対にしてはいけないことが一つだけあります。 それは、「自分を責める」ことです。 旦那さんとのことでうまく元のさやに収まっても、別れることになっても、それは単に「縁」の問題ですから、「自分の力がなかった」とか「自分が主人にもっと優しくしていれば」と考えるのは自分を責めるだけでいい結果を生みだしません。 たまこさんにとって、今もっとも必要なのは「選択」だと思います。 別れる選択もあれば、別れない選択もある。 どちらを選択しても、それはたまこさんの人生にとって必要な選択なのですから、選択した自分を責めずに、選択した自分を褒めてあげてください。 最後になりますが、喧嘩について少しお話します。 喧嘩というのは、相手を信頼していないとできないものなんです。 つき合い始めたころは嫌われたくないからあまり喧嘩もしませんが、次第に相手に心を開いてくると、相手に要求が出てきます。それが「喧嘩」という形になって現れるんです。 ですから、喧嘩が多くなればなるほど、心を開いてきていることを感じてください。 ただ、あまり長く続くと「決別」や「あきらめ」に変わりますので、気をつけてください。 「自分を責める」ことをしないで、自分の「選択」を信じてください。 これが私からの提案です。 たまこさんの今後の人生にほんの少しでも参考になれば幸いです。 ありがとうございました。 |
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