彼と比べて自分がしょうもなく思える・・ | |
こんにちは。なんかね、彼に比べると私ってすごい”しょーもない人間”に思えてきてしまうんです。彼が私を選んだことも不思議といえば不思議やし。私には誇りに思えるような仕事が無くて。
無かったら無いで、そういう自分にOKを出してあげればいいのかもしれないけど・・・。 「私は仕事なんかどうでもいいねん、恋の方が大切やから」って言い切ってしまえれば、それもまたヨシなのかもしれないけど・・・。 そういう自分になると、彼に飽きられて捨てられるんじゃないかしら?って不安もあるし。 彼は真剣に一生懸命取り組んでる仕事がある。今の私にとって、たぶん彼が一番で、それ以外のことは、私にとってたいしたことじゃない。 こんな私でいいのかなぁ?こんな私って魅力的? |
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としこさん 32歳 女性 |
カウンセラー: 根本裕幸(退会) |
こんにちわ、としこさん。根本です。 自分にぜんぜん自信がない感じですね。特に「愛される女」という部分に。 「彼に愛される女」というのは免許制で自分にはそんな資格はないんじゃないか?と不安になっているような。そして、そんな試験があったら、絶対自分は通りっこないんじゃない、という。 そうするとこれは彼と一緒にいても本気で楽しめなくなりそうです。 ・・・ともう一つ、こういう思いがあったら彼の前で自然な自分でいることがとても難しくないでしょうか? 自分を作っているような、偽者のような、また、そうでなくてはいけないような、そういうプレッシャーがいつもあるような感じがします。 メールを読んだ印象からですが、としこさんってどちらかというととても女性らしい方ではないかと思うんです。 柔らかさがあったり、ネコのような甘えん坊だったり、恋に命かけてるようなこだわりがあったり、本当はとっても情熱的で。 もしこの要素があって、彼の前で出せてないとしたら、すごく損をしてると思います。 たぶん、その要素こそ彼が求めているものなんですよね。 今日は「こんな私でいいんだ」と思えるヒントを見つけられたらいいな、と思ってます。一緒に考えてみましょう。 >なんかね、彼に比べると私ってすごい”しょーもない人間”に思えてきてしまうんです。 僕も言われたことがあるんですが、彼がこれを知ったとしたらとても悲しむと思います。 もちろん、そんな素振りは見せないかもしれません。 でも、「俺はそんな風に思ってないのに」「そんなことどうでもええことやのに」という感じになります。 でも、これは彼のことがとっても好き!という証拠でもあるんです。 好きな人にはもちろん認められたいし、誉められたいですよね。 それに、好きな人のことは真似たいし、吸う空気も見える景色も同じでありたいと願うものだと思うんです。 こうして僕たちが日本語をしゃべるのも、一人でトイレに入れるのも、これがあったからです。その当時はお父さん・お母さんが大好きな人でした。 それが大人になっていくと、思春期にはお気に入りのアイドルの真似をしたり、クラスの気になる異性の前でかっこつけたりするようになります。そして、恋愛になれば大好きな人に対して同じような態度を取るようになります。 つまりは、ついつい同じ土俵にあがりたくなるんです。 逆にそうじゃないといけない、と無意識的に感じてしまってもいます。 これを「競争」って言います。 彼と競争して、頑張ってる自分を認めて欲しい気持ちのようなものです。 でも、小さい頃、お母さんの真似をしてもなかなかうまく行かなかったように彼の人生という土俵で競争をしたとしても勝ち目はありませんよね。 彼はいわばその道のプロフェッショナルなわけですし、勝負する気もないわけです。(男性の中にはそれを求める人もいることも確かですが・・・) そうすると、そのラインから自分を見ればすごく「しょーもない」感じがすると思いませんか? >私には誇りに思えるような仕事が無くて。 「誇りに思える仕事」という土俵で彼と競争しようとしてるのかも知れません。 それを持ってないと彼に愛されないような、そんな感じもあるのかなあ、と思います。 >無かったら無いで、そういう自分にOKを出してあげればいいのかもしれないけど・・・。 そうです、そうです。 >「私は仕事なんかどうでもいいねん、恋の方が大切やから」って言い切ってしまえれば、それもまたヨシなのかもしれないけど・・・。 もちろん、そのとおりです。でも、なっかなか難しいですよね。というよりも、絶望してしまうかもしれません。 彼は真剣に頑張ってる仕事にとても価値を置いているような感じをとしこさんが持っているのかもしれませんね。 そうすると自分もそれと同じ基準でやらなければならないと考えてしまうわけで、彼と同じように仕事に誇りと真剣さを持たなければならないと思ってしまいます。 そうすると「やっぱり私は恋に生きるのよ!」という自分と「でも、それだと彼にそっぽ向かれるんじゃないか?」という自分が綱引きを始めます。 これは自分の心の中で起こることなので、相当いい勝負になると思うんです。 熱戦は繰り広げられるけども、最後は疲れてしまいますね。 もしかしたら、これはパターンになっているのではないでしょうか? いつも誰かに合わせているような感じとか、自分が何であるのか分からない感じとか。 じっくりコースとしては、この根っこにある部分を癒していく方法があります。これはヒーリングワークとかカウンセリングのセットコースを使ってみてください。 >そういう自分になると、彼に飽きられて捨てられるんじゃないかしら?って不安もあるし。 彼は真剣に一生懸命取り組んでる仕事がある。 > 今の私にとって、たぶん彼が一番で、それ以外のことは、私にとってたいしたことじゃない。 >こんな私でいいのかなぁ? いいんです! 彼、一般に男の人は「仕事」というのを生きがいにしたがるところがあります。そこに自分らしさとかアイデンティティを求めていくような。 だから、仕事がうまくいかないと彼女との関係がどれだけうまく行っていてもイライラするようになります。 一方多くの女性は仕事がうまく行かなかったり、面白くなくても、彼と会うだけで元気になって、嬉しくなったりします。「恋愛」に生きがいを求めてるような感覚です。 もちろん、すべての男女にあてはまるわけではありません。念のため。 少なくともこの部分というのはとしこさんと彼との違いになってるところな感じがします。そして、この不安というのも彼との違いから出てきてるような気がします。もしそうだとすると、やっぱり「同じじゃなきゃいけない」という思い込みが一つあるみたいです。 ま、その思い込みは横において、もし彼と自分がまったく同じだったら 面白くないと思いませんか? 実はなんで男性が女性を、女性が男性を多くの場合求めるかというと、この「違い」が一つの理由になっているようです。 自分と違うものに興味を抱くような感じです。 旅行に行くときにワクワクするのも違う土地への好奇心というのが一つの要素ですよね。 でも、一方ではこの「違い」は怖いものでもあります。 国が違えば文化や風習が違うように、自分と彼との間にも同じように文化や風習の違いがあります。それを受け容れられる自信が無かったり、興味を抱けなかったりするとうまく行かなくなるような感じがするわけです。 海外旅行をする場合には行き先の国のマナーを学んだり、従う必要が確かにあるのかもしれません。でも、恋愛では同じことをする必要はありません。 確かに「彼」という国のマナーや風習を学ぶ必要はあるかもしれませんが、そこに迎合して「私」という国の風習を捨てなければならない理由はありませんよね。 パートナーシップというのは、いわば「私」国の風習と「彼」国の風習をミックスしながら「私と彼」という国を作っていくようなものです。 お互いのいいところを受け容れつつ、新しい関係を築くわけです。 特にとしこさんの場合は自分という国のいいところを探してみてください。そして、それが二人だけの関係を築き上げていくポイントになると思ってOKです。 > こんな私って魅力的? もちろんです。例えばとしこさんの女性らしさというのはとっても魅力的ですよ。 そして、他にもたくさん、あるいは、具体的にもたくさんあるはずです。それらをたくさんたくさん認めてあげてください。 まずは一つ、自分のいいところを探して自分でそれを認めてあげてください。 なかなか見つからない場合にはまた僕を使ってみてください。 どうしたらもっと外に出せるか?ということもあわせ、一緒に探していきましょう。 それでは。 |
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