今年も8月ロングワークを開催いたします。
平準司(2023/6/15)
こんにちは。
神戸メンタルサービスの平です。
今年も8月、5日間のヒーリングワークを開催することとなりました。
日程は8月11日(金)〜15日(火)の5日間、オンラインにてお届けいたします。
このロングワークのタイトルを、「Miracle Maker(ミラクル・メーカー)」といたしました。
文字通り、「奇跡をつくる人」という意味です。
今回のロングワークは、初日から3日目までを私どもの5人のトレーナーに担当してもらい、4日目・5日目をわたし平が一人で担当いたします。
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私どものトレーナーは、その昔、世の中でカウンセラーが自立した仕事だと認知されていなかったころから、「なんとかカウンセリングを専業にし、ゴハンを食べていけないものか」と考えてきた人々です。
もちろん、それまでは各自、カタギで安定した仕事に就いていました。
それが、まるで芸人にでもなるがごとく、不安定な職業であるカウンセラーになったわけで、それは賢明な判断とはいえなかったかもしれません。
しかしながら、彼らは願い通りカウンセラーを専業とするようになり、さらにはセミナーをリードするトレーナーの役にも到達し、多くの人々から「あんな人になりたい」と思われる見本のような存在になっていったのです。
その意味では、彼らは夢を叶え、奇跡を実現した人たち、つまり、ミラクル・メーカーだと言ってもよいでしょう。
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ロングワークの前半の3日間では、5人それぞれの奇跡への道と、夢を叶えるためのヒケツを受講生のみなさんに伝えてもらおうと思っています。
1日目は名古屋の池尾トレーナーと浅野トレーナーがメインを務め、サポートを大門・大野の両トレーナーが担当します。
2日目は女性トレーナーの先駆者である大門トレーナー、大野トレーナーの二人がチームを組み、サポートには浅野・原の両トレーナーが入ります。
そして、3日目は原トレーナーがメインとなり、池尾・大野の両トレーナーがサポートを務めます。
そして私もサポートに入ります。
この3日間はブレイクアウト・ルームを4つつくり、4人のトレーナーでフォーカスパーソンを回していきます。
4・5日目は、5月に行ったロングワークと同じように、平が一人でフォーカスパーソンを扱っていきます
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5人それぞれ、安定した仕事を投げ打ってまでこの世界に入ったわけで、その当時は「バカな選択だ」とまわりの人々から言われたりしたはずです。
しかし、好きこそものの上手なれというとおり、ワークやカウンセリングが好きで、いつもそのことを考えているからこそ、今日のポジションを築き上げたのです。
そのヒケツを惜しげなく伝授してもらうとともに、受講生のみなさんにもミラクルメーカーとなり、多くの人が奇跡を実現するサポートのできる人になってほしいという思いを込め、今回のテーマを選んだ次第です。
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8月5日間オンラインヒーリングワークは「摩訶不思議で信じられないようなこと」は起こるようです。
大門昌代(2023/6/18)
こんにちは。
神戸メンタルサービスの大門昌代です。
2023年8月夏のロングヒーリングワークをオンラインで、8月11日から16日まで5日間で開催いたします。
テーマは『ミラクルメーカー』です。
私は初日は池尾トレーナー、浅野トレーナーのサポートをさせていただきます。
そしてセミナー二日目には、大野トレーナーと大門でタッグを組んでセミナーをリードさせていただきます。
三日目は、原トレーナーがメインとなり、四日目、五日目は平トレーナーがメインとなって、セミナーをリードしてくださいます。
そもそも「ミラクル」とは、「奇跡的な出来事」や「摩訶不思議で信じられないようなこと」を指す言葉のようです。
私たち人間の常識では想定できないような出来事が起こった時に使われることが多いようですよね。
私個人的な感想としては、このようにオンラインでセミナーを開催できることもミラクルですし、トレーナーがそれぞれペアを組んでセミナーを作っていけることもミラクルです。
しかも、ペアを組んでセミナーをリードするトレーナーを、サポートするトレーナーもいるというのは、まさしくミラクル!
ひょっとしたら、「セミナーにトレーナーが複数いるのって当たり前でしょ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私が神戸メンタルサービスのセミナーに受講生として参加し出した頃は、トレーナーは一人で担当しておられました。
しかも、神戸メンタルサービスのトレーナーは、男性ばかりでしたので、今回のように大野トレーナーと大門の二人の女性トレーナーで、タッグを組んでセミナーをリードしていけるなんて!
しかも、そのサポートに二人もトレーナーが入ってくれるなんて!
予想もしなかったことなのです。
そもそも私自身は、トレーナーになろうと思って神戸メンタルサービスにやってきたわけではありません。
それどころか、カウンセラーになろうとすら考えていませんでした。
だから、当時の私が、今の私を見たら、びっくり仰天するでしょう。
まさしくミラクルを指す「摩訶不思議で信じられないようなこと」が起こったと感じるでしょう。
ミラクルというのは、起こそうと思って、起きるものではないと私は考えます。
私ごときが、雨乞いをしても、もちろん雨を降らせるようなミラクルは起こせません。
気づいたら、昔は想像すらできなかったような摩訶不思議で信じられないようなことが起こっていたという感じです。
私に起こった奇跡は、何もトレーナーになったことだけではありません。
今はただのよく喋るおばちゃんですが、喋る気力すらない真っ暗な暗黒時代もありました。
そんな時、「ああ、私は人生を終えるまで、やらねばならないことだけを、黙々とやって、なんの楽しみもなく生きていくのだ」と考えていました。
まさか、やらねばならないことは、そこそこやって、自分自身が楽しいと感じられることを、力一杯やれるなんてまさしくミラクル!です。
どうしてそうなったのか?
何かに必死になり、情熱や力を注いだ結果、気がついたらそうなっていたという感じなのです。
そして忘れてはいけないのは、そこには、応援してくれる人や仲間がいたこと。
最初はカウンセラーにもトレーナーにもなる気がなかった私ですが、それは「なれるとは思っていなかった」からなのです。
そんな発想がなかったのです。
でも、カウンセリングやセミナーを通して、人が変わっていく姿を見て、自分自身の気持ちが変化していくことを経験して、「なんて面白いんだろう!!」と思ったのです。
面白いと思ったからこそ、そして楽しいと感じたからこそ、情熱を注ぎました。
よく講座などで、皆さんにお話しさせていただくのですが、私は元夫や、それまでのパートナーのどの男性よりも、社長の平のことを見ている時間が長いのです。
正確には、社長を見るというよりも、社長が何を見ているのかを見ていたということなんですけどね。
YouTubeなどの動画ではなく、セミナーをリードしている社長をガン見していたのです。
夫よりも、社長を見ている時間が長いって、かなり変なやつですよね。
そんな、かなり変なことをしていた私ですが、応援してくれる人や、多くの仲間に支えられて今を楽しく幸せに生きています。
今回の8月ロングワークでは、二日目に大野トレーナーとタッグを組んで、皆さんにもミラクルを体験していただけるよう準備をしております。
多くの皆さんにお会いできることを、楽しみにしております。
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「イケメンと結婚しないと幸せになれない」、彼女はどうしてそう思ったんだろう?
平準司(2023/6/22)
こんにちは。
神戸メンタルサービスの平です。
この夏のロングワークのテーマを
「Miracle Maker(ミラクル・メーカー)」に決めました。
文字通り、「奇跡をつくる人」という意味です。
その昔、ものすごく面食いの女性が私どもを訪れました。
面食いですから、それはそれは見目うるわしく、かっこいい男性ばかりに恋をします。
当然ながら、ライバルは多く、そして、彼女の恋はいつも実りません。
そもそも、彼女が好きになる男性の3分の2にはすでに彼女がいます。
残りの3分の1もモテモテくんなので、「ほうっておいてくれよ。いまは女はいいや」などという強気の殿方ばかりです。
というわけで、セミナーにやってきた彼女に、私は太いお注射を何本も打って差し上げたわけです。
「男はいつも私を傷つける、とか思ってなあい?」
「どうして、愛し合えないつらさや苦しみばかり、たくさん体験しなければいけないの、とか、思ってたりするよね?」
「カッコいい男以外は男じゃないって思ってるよね。でも、なぜかなぁー?」
そんな太いお注射を何本も打っていくうちにこんなことがわかったわけです。
彼女は、イケメンくんと結婚することが、コンプレックスを払しょくする唯一の方法だと思っていました。
最高のイケメンくんをゲットすることは、彼女にとっての代打逆転サヨナラ満塁ホームランだったわけです。
・…─・─…・
その後、彼女はとある男性と結婚し、いまは幸せな家庭を築いています。
ご主人は、私の体型をさらに1.5倍ぐらいにしたような男性です。で、デブなハンサムというのはなかなかいないものですよね。
彼はなかなか味わいのある顔をしていて、性格は誠実です。
しかもユーモアも兼ね備えているので、ある意味、とてもイケメンといえます。
ただし、かつての彼女だったら、絶対選ばないタイプです。
彼女とこんな話をしました。
「タイムマシーンに乗って、昔の自分に会ったとしたら、なんて声をかけてあげたい?」
「最高のダーリンと会い、最高に幸せな結婚ができるから、大丈夫。心配するなって言ってあげたい」
「そうすると、彼女はなんて答えるの?」
「どんなイケメンと結婚するの?、かな」
「で、だんなさまはこういうタイプなのよとあなたが説明すると、彼女はどう言うだろう?」
「そ、そんな目に遭うなら、結婚なんてしない!!いやいや、それが最高に幸せになれるのよ!うそっ。そんなデブと結婚して、幸せになれるわけないじゃん!!」
会話が成り立たなくなってきました(笑)。
・…─・─…・
私たちは“自分のやり方”で幸せになろうとします。
でも、もし、そのこだわりがあなたを幸せにしていないのだとしたら、これまでとはまったく違うものごとの見方や考え方があなたには求められているといえます。
彼女にとっては、現在のご主人のようなタイプを自分が選んで幸せになれるというのはありえない世界観でした。
奇跡的に幸せを得るため求められることは、あなたの外の世界を変えることではなく、内面的なあなたの変化です。
誤解のないように言っておきますが、それは妥協するということではまったくないのですよ。
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ミラクルは信頼からはじまる?
浅野寿和(2023/6/23)
みなさんこんにちは。
神戸メンタルサービスの浅野寿和です。
今年も8月、5日間のヒーリングワークを開催することとなりました。
8月11日(金)〜15日(火)の5日間!オンラインでの開催になります。
今回、僕はロングワーク初日に、池尾トレーナーとともにセミナーをリードさせていただきます。
また、セミナー2日、大門トレーナー、大野トレーナーのセミナーをサポートさせていただきます。
なお、3日目は、原トレーナーが、4日目、5日目は平トレーナーがメインとなって、セミナーをリードしてくださいます。
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さて、今回のテーマは「ミラクルメーカー」。
文字通り、「奇跡をつくる人」という意味ですね。
「ミラクル」という言葉を辞書で調べてみると「驚くべきこと」「滅多に起きないこと」「信じられないようなこと」を指す言葉のようです。
このテーマで、かつ今回は池尾トレーナーと組んでセミナー開催されること自体がミラクルかもしれませんね〜。
僕も池尾トレーナーも同じ名古屋地区で活動していますし、いつの間にか「池尾・浅野」と売れない漫才コンビの如く呼ばれるようになっていますけど、もう随分長い間2人でセミナーを行っていなかったものですからね。
最近は「もう昔みたいに組んでセミナーをやることはないな〜」と思っていたところ、なんと今回はタッグを組むことに!
何より僕がワクワクしているところです。
また、今回のセミナーは、2日目は、大門トレーナー・大野トレーナーの女性トレーナーのお二人がメインで。
その後に原トレーナー、そして平トレーナーと続くセミナーの流れもまたミラクルっぽさを感じてしまう自分がいます。
5日間出たらどうなっちゃうの?と。いや、楽しみですね!
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さて、今回はロングワークにちなんで皆さんにメッセージをお届けできるということなので、少しだけ僕にとってのミラクルについてお話しようと思います。
もし、僕にとって起きたミラクルがあるとしたら「人を信じるようになったこと」だろうと考えています。
今、僕自身の人生を「なんでこんな人生になったかなー」と(振り返るには少し早いんですけど)考えますと、やはり信頼できる人との関わりがあったからだと感じています。
そもそもかつての僕の人生プランは「誰にも気づかれずこっそり一人で成功すること」だったのです。
それぐらい、その当時の僕の中には自己不信が渦巻いていて、誰かの面倒をみる余裕も自信も感じられなかったのです。
ただ、その当時の僕のプランでは今の自分はなかった、と思います。
少なからずカウンセラーになっていても、きっと辞めていただろうな、と。
さて、そんな僕がメンタルで出会い、信頼し尊敬し憧れた人たちは、どこか自分のことだけでなく、人を見て与えるハートのキャパシティを備えておられました。
そして、人を信じる目、ビジョンを見る目を備えていたのですよ。
この世の中には、本気で世界を美しくしようとしている人がいる。与えること、愛することを諦めない人がいる。
「マジか〜。で、俺はどうなん?俺は何がしたいの?」
この自分への問いかけにずっと答えられなかった時期があります。
「俺じゃなくていいでしょ、別に」「替わりはいくらでもいるでしょ」
そんな考えしか出てこないこともありましたっけね。
ホント懐かしい気持ちを、テキストを書きながら思い出しました。
今思うと、人を信じるどころか、自分さえも見捨てていたな、と思います。
そんな僕も今では自分のことも、人のことも、僕なりにですが、信じることができるようになれたのでしょう。
いつしか「誰にも気づかれずこっそり一人で成功するなんて寂しいこと言うなよ」なんて伝える側に回ってしまいました。
ホント、人ってどうなるかわからないものだな、と思います。
そう思うと、ミラクルってあなたの信頼があるところに訪れるのかもしれないな、と思うのです。
ということで、今回の8月ロングワークでは、初日に池尾トレーナーとタッグを組んで、皆さんにもミラクルな体験していただけるようにあれこれ考えています。
多くの皆さんにお会いできることを、楽しみにしております。
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ミラクルを作るには
原裕輝(2023/6/25)
こんにちは。
神戸メンタルサービスの原裕輝です。
2023年8月夏のロングヒーリングワークをオンラインで、8月11日から15日まで5日間で開催いたします。
8月のロングヒーリングワークのテーマは「Miracle Maker(ミラクル・メーカー)」というテーマになります。
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夏になると子ども向けのコンテンツで、歴代仮面ライダー集合のショーが開催されたり、歴代プリキュアが集合の映画が上映されたりします。
オールスターズの大イベントが開催されるわけです。
8月のロングヒーリングワークでは我が社のトレーナーが全員集合します!
8月は我が社もオールスターズの大イベントです!
我が社トレーナーが総力を挙げて参加する皆さんをサポートさせていただきます。
・1日目は池尾昌紀トレーナーと浅野寿和トレーナーがメインを務め、サポートを大門昌代トレーナーと大野愛子トレーナーが担当します。
・2日目は大門トレーナー、大野トレーナーの二人がメインを務め、サポートには浅野トレーナーと私、原が入ります。
・3日目は原がメインとなり、サポートを平トレーナーと池尾トレーナーと大野トレーナーが担当します。
この3日間はブレイクアウト・ルームを4つ作り、4人のトレーナーでフォーカスパーソンを扱っていく形で進行していきます。
・4日目と5日目は、平トレーナーが単独でフォーカスパーソンを扱っていきます。
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私はセミナーのトレーナーとして、そしてカウンセラーとして多くの人とお会いしてきました。
そして多くの人からミラクルを見せていただきました。
「あんな泥沼の争いをしていた状態からラブラブなカップルになっていくんだ!」
「あんなに憎んでた両親のことを大好きになって毎日電話する関係になっていく展開ってあるんだ」
「今まで人をよせつけない生き方だったのに、人と関わるのが楽しくて仕方がないという生き方に変わるんだ!」
などなど、
まさか、あの状態からこんな展開になっていくとは!!
というお話を聞かせていただきました。
それはMiracle Maker(ミラクル・メーカー)という言葉がふさわしい展開や変化でした。
そしてその度に「人生は何が起こるのかわからないなぁ」ということを出会った方から学ばさせていただきました。
ミラクルを起こしてきた人の共通することとして、自分の人生を良くする意識、自分を変えていこうとする意識を高く持たれていたように思います。
その為、「意思の力がこんなにも人生を良くする方向に影響を及ぼすんだ」というのもその度に出会った方から学ばさせていただきます。
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ミラクルを起こすを妨げるものがあります!
それは、
「自分の人生はこんなもの」
「自分のキャラだったら、こういう風に変わっていくのは無理だ」
などのように自分の変化の可能性を制限させてしまう考えを持っていると、あなたに起こる変化にも制限がかかりやすくなってしまうんです。
私のオススメとしては、
「人生は何が起こるのかわからないなぁ」
「自分はどんな風にも変わっていける」
などのように自分の変化の可能性を制限させない考え方を持ってみることをオススメしたいと思います。
そうして、あなたもMiracle Makerになっていきましょう。
8月のヒーリングワークでも、また多く方からミラクルを見せていただけるんだろうと楽しみにしています。
8月のロングヒーリングワーク、テーマ「Miracle Maker(ミラクル・メーカー)」のご参加をお待ちしております。
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人生に立ち往生したときは‥‥?『コース・イン・ミラクル』が教えてくれること
平準司(2023/6/28)
こんにちは。
神戸メンタルサービスの平です。
この夏のロングワークのテーマを
「Miracle Maker(ミラクル・メーカー)」に決めました。
文字通り、「奇跡をつくる人」という意味です。
私が大好きな本に『コース・イン・ミラクル(奇跡のコース)』があります。
1976年に発刊された、いわば癒しの古典といえる書物ですが、長い間、邦訳されることはありませんでした。
ようやく2010年、邦訳版が出版されたのですが、私はこの本ほどおもしろい本に出会ったことはありません。
この本と出会ったことで、私は他の本を読むことへの興味を失ったといえるほどインパクトの強い書籍だったのです。
多くの人にこの本をおすすめしていますが、じつはものすごく読みにくい本で、この本を手にとったほぼすべての人が全編を読むということはできなかったのではないかと推察します。
・…─・─…・
私のヒーリングワークや講座にも、この書籍は非常に多くのインスピレーションそもたらしてくれました。
この本の中で、私がとくに気に入っている一文があります。
~~~*~~~
もし、人生が滞り、まったく前に進んでいかなくなったとしたら、それは、まったく違うものごとの見方をすることがあなたに求められているときだ。そうしないかぎり、その状況を超えていくことはできない。
~~~*~~~
「なぜ、このような試練が私の身に降りかかるのだろう?」
「なぜ、このような混乱が私の人生に起こるのだろう?」
こんなふうに思うことは、私たちの人生には何度もやってきます。
それが罰ではなかったとするならば、そのような困難な状況が訪れないかぎり、私たちは自分の考えを変えようとはしないでしょう。
それほど私たちは、変化することを嫌がり、恐れます。
だから、いろいろな出来事が、私たちに変化せざるを得ない状況をつくってくれるのです。
・…─・─…・
コロナ禍が起こったことで、私どものセミナーは対面からオンラインへと変化しました。
たぶん、コロナ禍がなかったら、私たちはオンラインという形での講座やヒーリングワークをしようとは思いもしなかったでしょう。
なぜなら、そのままでうまくいっていたからです。
しかし、オンラインでのセミナーは、私たちが想像もしなかったメリットをもたらしてくれました。
移動距離や国境などの制限がなく、マーケットが無限大に広がったのです。
いまや、地球の裏側に住む人々まで私たちの受講生になってくれています。
また、私が一番良かったと感じているのは、日本各地の地方在住のカウンセラー志望のみなさんがカウンセラーとしてやっていける道が開けたことです。
・…─・─…・
東京のような大きなマーケットであれば、お客様にカウンセリングルームまで足を運んでいただき、面談カウンセリングを受けていただくという形は成り立ちます。
一方、地方都市という小さなマーケットでは、カウンセラーとして自立することが難しかったのです。
ところが、オンラインの時代は、あなたがどこにいても、無限のマーケットがつねに目の前に存在するという状況をつくってくれました。
数年前までは、大都市にいないかぎり、カウンセラーとしてはなかなか生活していけなかったという状況が、短期間で様変わりしたのです。
不謹慎な言い方かもしれませんが、コロナ禍はある意味、私たちに恩恵をもたらしてくれたのです。
さて、あなたの人生は、あなたをどのように変化させようとしているのでしょうか?
この5日間、あなたにはそれが何度も何度も問いかけられるのです。
次回もお楽しみに!
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ミラクルメーカーはあなたのすぐそばにいる!
大野愛子(2023/7/2)
みなさん、こんにちは。
神戸メンタルサービスの大野愛子です。
8月11日〜15日(火)にオンラインヒーリングアドバンスが開催されます。
テーマは「ミラクルメーカー」です。
ミラクルメーカーというのは「奇跡をつくる人」という意味です。
このテーマを見たときに「昔の自分」を思い出したので、よかったらシェアさせてください。
私がプロカウンセラーとしてデビューしたのは2009年12月です。
「美容師を辞めてカウンセラーになろうと思うんだけれども」と父に話したところ、猛反対をされました。
「カウンセラーなんて…。そんな人様の人生にかかわるような仕事をするもんじゃないよ。それがどれだけのことなのか、お前はわかっているのか?」
子供の頃から父の言葉には反発できませんでした。
うちのオヤジはとても怖かったから。
でも、父の言葉でようやくわかりました。
だからこう言いました。
「お父さん、私は人様の人生にかかわるような仕事がしたいんだよ。ごめんね。」
それから10年後が過ぎ。
私がトレーナーになったのは2019年7月です。
「あのね、トレーナーのお話を頂いたんだけれど」と夫に話したところ、猛反対をされました。
「トレーナーだなんて…。そこだけは行ってはいけない領域だってこと、わからないの?」
夫は私のすることに反対したことがありません。
いつも私を肯定し背中を押してくれたのに、初めての反対です。
これには正直、心が揺らぎました。
「行ってはいけない領域」と夫が言うのも当然だと思ったからです。
当時の私がいたのは「コンフォートゾーン」と呼ばれるところです。
その名のとおり「安心感や居心地の良さ」を感じられる領域のことをいいます。
いつもの仕事、いつもの行動、いつもの人間関係がコンフォートゾーンにあたります。
いつものやり方、いつもの考え方でいても、十分にやっていける場所です。
一説によると、人は人生の大半をこのコンフォートゾーンの中で過ごすと言われています。
これは私たちに備わっている防衛本能で、私たちが安全に生きられるように守ってくれています。
だからこそ、いつもの生活、いつもの自分と違う方向に行こうとすると「ちょっと、あんた!どこに行くのよ!」と必死に止めにかかるのです。
たとえそれが「良い方向への変化」だとしても、今いるところから飛び出そうとすると、人は抵抗感を感じるようにできています。
コンフォートゾーンを出た先にあるのは「フィアーゾーン」と呼ばれるところです。
恐れの領域という名のとおり、いつもの自分から飛び出すわけですから、自信のなさや居心地の悪さを感じることになります。
私たちが新しいことを始めようとするとき、やったことがないことにチャレンジしようとするときに感じるのは、このフィアーゾーンの恐れです。
だからこそ、その領域に足を踏み入れようとする私に、夫は言ったのです。
「ねぇ、それ大丈夫なの?」
「そんなことが自分にできると思っているの?」
「今より悪くなったらどうするの?」
みなさんに覚えておいてほしいのは、まわりの人はあなたが変わってしまうことを恐れるし、あなたも自分が変わっていくことを怖がっています。
まわりの人は自分の不安をあなたに投影して言うのです。
「ねぇ、変わらなきゃいけないの?このままでもいいんじゃないの?」と。
すると「親に反対されたから」「パートナーがいい顔をしないから」という誰かの声により、コンフォートゾーンに戻ってしまうことがあります。
でも、それはどこか引き止めてほしい自分がいるのだということになるのです。
今ならわかるのです。
父や夫に反対されたように聞こえた声は、私の深層意識のなかにある「お前なんかにできるわけがないだろう!」という自分への批判の声だということ。
つまり、父や夫が言った言葉は、私が言わせた言葉だということになるのです。
その声をなくすには「自分の決心をもっと固めるか」「深層意識に従うか」のどちらかを選ぶ必要があります。
自分が自分を諦めているとき、この批判の声はとても大きく聞こえます。
今のあなたはどうだろうか?
私にとっては、あの反対の声があったから「この道を行くと決めること」ができました。
そう考えると私にとってのミラクルメーカーは、父と夫だったのです。感謝せねば!
ミラクルメーカーは意外なところにいるようですから、みなさんもすでに出会っているのかもしれませんね。
では、8月ワークで多くの皆さんにお会いできることを楽しみにしています!
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あなたにとってのミラクル・メーカーは何処に?出会いのあるところに、奇跡は生まれる
平準司(2023/7/5)
こんにちは。
神戸メンタルサービスの平です。
この夏のロングワークのテーマを
「Miracle Maker(ミラクル・メーカー)」に決めました。
文字通り、「奇跡をつくる人」という意味です。
1990年代の神戸メンタルサービスは、日本全国に出張することはなく、大阪でしかヒーリングワークを開催していませんでした。
毎月の受講生は120〜140人ぐらい。全国各地から交通費とホテル代をかけて大阪に集い、私どものワークに参加してくださっていたのです。
私はといえば、いまほどではありませんが、当時もそれなりに忙しくしておりました。
そんなとき、こんなお誘いをいただいたのです。
「準ちゃん、スイスのセミナーに行かないか? ヨーロッパのセミナーは成熟しているらしいんだよ」
誘ってくださったのは、楳林さんのご主人でした(すでに故人であられます)。
奥さまのほうの楳林さんは、私どものロングワークのとき、セブン・エンジェルスのお一人としてお世話になっておりますので、ご存じの人は多いでしょう。
たいへん熱く誘われたのですが、行く気にはなりませんでした。
その時点で自分のセミナーはけっこう成功していたし、忙しかったし、当時はすべてを私が仕切って、旗振り役までしていたので何日もつづけて留守をするわけにもいかなかったのです。
セミナーは14日間で、前後を入れると18日ぐらいの日程になりますからね。
スイスでセミナーを受けることなんて、できるはずないと思ったのです。
しかしながら、当時、50歳になられようとしていた楳林さんのご主人の鼻息の荒さときたら!
その勢いに引きずられ、もともとセミナー好きの私は「行ってみようか‥‥」と思いはじめたのです。
そして、そのちょっとした心変わりが私の人生を大きく変えることになるわけです。
・…─・─…・
それは、Jリーグでそれなりに活躍し、天狗になっていた選手が、ヨーロッパのプレミアムリーグやセリエAなどのクラブチームに行ったようなものだと思ってください。
そう、天狗の鼻がポッキリと折れたのでございます。
私もたいがい日本では「変わった人」と言われますが、世界クラスの変わった人は、それはもう、とんでもないレベルであるわけです。
上には上がいる、世界は広い‥‥!
と思い知ったわけです。
そのときのワークショップは、英語、日本語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、中国語の6カ国語に翻訳されながら展開していました。
おそらく10カ国ぐらいの人々が参加していたと思いますが、まったく違う文化をもつ人々の中で、人それぞれの心の中に潜む愛のみを頼りにハグをしたり、サポートをしあったり、ダンスをしたりと交流するわけです。
そこではさまざまな国のさまざまな友人ができ、私の交友関係が大きく広がる機会にもなりました。
私はセミナーなどでよく、こんなお話をいたします。
「あなたに奇跡が必要なとき‥‥、それは、だれかとの出会いからなにかが起こり、そして、ミラクルは達成されます」
その通り、あのワークショップでの出会いは、私の学びとしてほんとうに大きなものでした。
そして、翌年の同じワークショップには、私はうちの奥さまとともに参加し、現地には、当時4歳になっていた双子の子どもたちも連れていきました。
会場には、参加者の子どもたちのための託児所のようなものがあったのです。
ちなみに、このワークショップを通じて私が学んだことはたくさんありましたが、その一番に挙げられるのが“セクシャリティ”でありました。
ほんとうの大人が、大人どうしで愛し合うことの素晴らしさや美しさ‥‥。
ヨーロッパの人々の成熟さを見ていると、日本人は子どもとして大人を生きていると痛切に感じたりします。
・…─・─…・
私どものこの夏のロングワークでも、セブン・エンジェルスを筆頭に、参加者のみなさんにはたくさんの出会いをお届けしたいと考えています。
さまざまな生き方をしている人との出会いは、あなたの人生に大きなインスピレーションを与えてくれます。
それが、未知なる扉を開くための重要なカギになることもあるのです。
たくさんの人々との、新たな出会い。
あなたもぜひ、この8月のロングワークで体験してください。私もまた、みなさんと出会うことを楽しみにしています。
次回もお楽しみに!
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仲間の応援と出来事に意味を見つけること
池尾昌紀(2023/7/9)
みなさん、こんにちは。
神戸メンタルサービスの池尾昌紀です。
2023年8月夏のロングヒーリングワークをオンラインで、8月11日から16日まで5日間で開催いたします。
テーマは「Miracle Maker(ミラクル・メーカー)」です。
今回のロングワークはいつもと違って初日から3日目までをメイントレーナーが交代で務めます。
1日目は名古屋の2名、浅野トレーナーと私、池尾がメインを務めさせていただき、サポートを大門・大野の両トレーナーが担当してくれます。
2日目は女性トレーナーの先駆者である大門トレーナー、大野トレーナーの二人がチームを組み、サポートに原・浅野の両トレーナーが担当してくれます。
そして、3日目は原トレーナーがメインとなり、大野トレーナーと私、池尾がサポートを務めます。そして平トレーナーもサポートに入ってくれます。
この初日から3日目までは、ブレイクアウト・ルームを4つつくり、4人のトレーナーでフォーカスパーソンを担当していきます。
4・5日目は、5月に行ったロングワークと同じく、平トレーナーが一人でフォーカスパーソンを扱っていきます。
こうして改めて各トレーナーの組み合わせと担当スケジュールを見てみると、いつもとのロングワークとは違った面白さ、楽しさ、そして一緒に次のステージに進んでいける予感から、私自身、今からワクワクしています。
*
浅野トレーナーが今回のロングワークについて発信してくれた文章の中にも書いてくれていましたが、私と浅野トレーナーは同じ名古屋地区ということや同じ時期にトレーナーデビューをしたこともあって、以前はよく二人でセミナーやワークショップなどを一緒に作っていました。
今回久しぶりに二人でセミナーを担当できることになり、先日、打ち合わせをしに食事に行ったのですが、すごく盛り上がりました。
我々二人はキャラクターも得意としているところも違うので、良いところをサポートし合う感じになるようで、そうやってお互いに違うところを担当しながら進めていくと、二人ならではの世界が見えてきます。
今回のロングワークの初日を二人で担当させていただきますが、そんな我々ならではの世界に皆さんをお連れできたらと思って、これからまた二人で考えていきたいと思います。
*
さて、私が神戸メンタルサービスのカウンセリングを初めて受けたのは2004年7月、その11月にヒーリングワークベーシックを受講しました。
ですので、もう20年近くも昔のことになります。
私が初級コースに入った目的は、ズバリ!「カウンセラーになること」でした。
今はその時よりはマシになりましたが、当時は今より100倍強、空気が読めない勘違い野郎だったので、ヒーリングワークに出ても「僕は癒されてるけど君は癒しが必要だから、僕がサポートしてあげるね」という態度で、一緒に受講している仲間(特に弱っている女性←ここがポイント)に話しかけたり、ベタベタまとわりついたりしていたので、ものすごく嫌がられていたそうです。
しかし、嫌がられていることに気づいてないので、気にせず同じことを繰り返していましたら、さらに始末が悪かったのです。
しかも、「俺はこんなに『かぶいてる』んだぜ!」とばかり勘違いしてめちゃめちゃ派手な服装でした。
どんなだったかというと、平さんが着ている派手なシャツの柄のジーンズを履いている感じです。
全部花柄だったり、4分の1身頃だけ花柄であとは黒のスリムパンツをはいてました。
みなさん、こんな男がワーク会場に実際に現れたらどう思いますか?
似合ってればいいですよ。
勘違いして履いているんです。
このように、私は、外見も内面も面倒くさくて不気味な存在でした。
後に、当時の私について、妻の池尾千里が「これでカウンセラーになれるはずがないと思っていた」と語ってくれましたが、無理がありすぎる話ですよね。
そんな私が変わっていけたのは、ひとえに師、先輩、仲間の存在があったからです。
当時の私は自覚できてなかったけど、深層心理では「自分ほど変わった奴、変な奴、悪い奴はいない」と感じていました。
自分のことが大嫌いだったんですね。
だから、攻撃は最大の防御とばかりに派手な服を着て、誰かをサポートすることで自分の罪悪感を感じないように必死だったのだと思います。
でも、そんな私の中に価値を見てくれる、応援してくれる人たちがいました。
私が誰かの優しさに涙する様子を見て、それは池尾君が優しいからだよ、と言ってくれた先輩。
自分の男性性を激しく嫌悪していた私を見て、あなたの中には魅力的な男性性があると言ってくれた仲間。
そのおかげで、私は段々と自分の中の価値に気づき受け取っていくことができるようになりました。
合わせて、私がずっと取り組んできたことがあります。
それは、「誰かのことを悪く思わず、そこに意味を見つける」ということです。
嫌なことや厳しいことを言われて腹が立ったり、落ち込んだりすることもありましたが、誰かのせいにするのではなく、これにどんな意味があり、何の学びがあるのだろう、という視点を持ち続けました。
そもそも嫌なことも厳しいことも、そう受け取るのは自分の中に罪悪感があったから。
大切な助言や愛ある言葉を誤解して受け取っていたのは私の問題だったんですね。
必ず意味があるという視点は、このことに気づかせてくれました。
最初はうまく使えず、落ち込む時期も長く続きましたが、いつもここに戻っていくことは止めませんでした。
仲間からの応援は、自分の価値を教えてくれます。
そして、自分の価値を取り戻しながら、出来事全てに意味を見つけること。
すると、それを仲間がまた見つけて応援してくれます。
私はミラクルが起こるとしたら、この視点を持ち、このサイクルが回っていくことが大切なのだと思っています。
今の私は、たくさんの人の応援によって作ってもらえました。
私を産んで育ててくれた両親、支えてくれた妻と子供達、師・先輩・仲間等。
こうした応援してくれる人を信じることで自分を信じることができるようになるとミラクルは起こるのだと思っています。
*
今回の8月ロングワークでは、初日に浅野トレーナーとタッグを組んで登場いたします。
2日目以降もその時の担当トレーナーが、独自の素敵な世界をお届けしていく今回のロングワーク。
多くの皆さんにお会いできることを、楽しみにしています。
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願いを叶えたいと心から望むなら、“ぼっち”とは手を切り、人の輪の中に入る勇気をもとう
平準司(2023/7/12)
こんにちは。
神戸メンタルサービスの平です。
この夏のロングワークのテーマを
「Miracle Maker(ミラクル・メーカー)」に決めました。
文字通り、「奇跡をつくる人」という意味です。
人間はそれぞれ“自分のプラン”というべきものをもっています。
そのプランは、自身の過去が基準になっています。いつもの発想ややり方に基づくもので、言い換えれば、“過去を土台としたあなたの生き方”ということもできます。
それに対して“奇跡”とは、いつもの発想ややり方とはまったく違うところから生まれてきます。
コロンブスの卵のように、言われてみれば「なるほど」といえることであり、「こんないい手があったのか!」と思うようなことかもしれません。
・…─・─…・
“自分のプラン”は、多くの場合、「だれもわかってくれない」とか「だれも頼りにならない」という失望の感情の中で生まれてきます。
そして、その発想の起爆剤は、なんらかの怒りの感情です。
しかしながら、怒りが発想の土台となっていると、そのやり方ではなぜかいつもうまくいきません。
そして、その結果、「ほーら、やっぱり」といううれしくないゴールがあなたを待っています。
「ほーら、やっぱり、だれもぼくを助けてくれないんだ」
「だれも私のことをわかってくれないんじゃないの?」
そんなゴールにあなたは突き進んでしまうのです。
・…─・─…・
奇跡とは、まわりの人が泣いてよろこぶほどの、あなたの成長です。
それほどに多くの人が、あなたを見守り、あなたの幸せを願っているのです。
そのことをあなた自身が理解できてこそ、あなたはその幸せに飛び込むことへの躊躇がなくなるはずです。
しかし、私たちは言いわけばかり。
「それほど私が愛されているはずはない」と言っています。
というのも、それほどまわりの人に愛されているという状況が、どうやら、あなたにとって不都合であるからです。
なぜなら、あなたはそれほどみんなから愛されていたにもかかわらず、あなたはみんなのことを愛してはいなかったからです。
まわりの人のことを、あなたの世界の住人にすらしてなかったわけですね。
愛されていることに気づいてしまうと、その事実と向き合わねばならなくなるからです。
・…─・─…・
私たちは“被害者”という世界観をつくり、愛を止めます。
それはじつは“加害者”の世界観に自分を託すことでもあるのです。
奇跡は、世界の愛とあなたの愛がぶつかりあうことで生まれるものだと私は思います。
そのためには、あなたが長い間閉ざしていた扉を開くことが、そして、世界と愛し合うということが必要です。
それは、コンプレックスからの解放という意味での奇跡とは違います。
あなたが「心からしたい」、「これをするために生まれてきた」と思うことを、あなたにぜひともさせてあげたい、成し遂げさせてあげたいというまわりの人の思いがぶつかることで達成できるのだと思います。
たくさんの人との輪の中で、あなたはみんなを愛し、応援してください。
そして、あなたもみんなから愛され、応援されるのです。
その輪の中で、奇跡は達成されるようですよ。
一人ぼっちで自分の幸せを願い、そして、絶望していたあなた。この夏のロングワークでは、たくさんの愛の輪の中で、あなたのエゴを解かし、奇跡を受け取りましょう。
次回もお楽しみに!
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誰かと出会って何かが起こる奇跡
大門昌代(2023/7/16)
こんにちは。
神戸メンタルサービスの大門昌代です。
2023年8月夏のロングヒーリングワークをオンラインで、8月11日から16日まで5日間で開催いたします。
テーマは『ミラクルメーカー』です。
今でこそトレーナーをやらせていただいておりますが、私はその昔、「愛で飯が食えるか!」「繋がりなんて嘘くさい!」と虚勢を張っていた人間でござます。
その当時私と関わって下さった方々に、大変失礼なことを致しましたと反省しております。
そんな私が、大好きな言葉があります。
「誰かと出会って、何かが起こる」
昔の私なら、即座に「誰かって誰やねん!」「何かってなんやねん!」と、大阪弁で捲し立てることでしょう。
誰かと出会うって実に曖昧です。
何かが起こるっていうのも実に曖昧。
昔の私は、罪悪感や無価値観満載な人間でしたから、この「誰かと出会って、何かが起こる」という言葉が、「最悪な人と出会って、最悪なことが起こる」と聞こえていたのでしょうね。
だから、実は昔は大嫌いな言葉でした。
でも今となっては、「誰かと出会って、何かが起こる」というのは、「最良の人と出会って、最良のことが起こる」と聞こえちゃっているのです。
相変わらず、「最良の人って誰やねん」「最良のことってなんやねん」というツッコミは入りますが、「どうせ私にとって必要なことしか起こらない」と思っているのです。
自分の人生を振り返り、なぜ今こうやって充実した人生をおくることができているのだろうと考えた時、「あの時、あの人が言ってくれた言葉があったからだ」とか、「あの人と出会って、悔しい思いをして、頑張るスイッチが入ったからだ」とか、「あの人と出会って、そんなやり方があるのか!と気づけたからだ」と、色々思い出すのです。
その真っ只中にいる時は、その人が発してくれた言葉にピンとこなかったし、こんな悔しい思いをしたくないとも思ったし、変わったやり方をする人もいるものだと思ったものです。
でも、後々振り返ってみると、「あの時のあの人」が居たから、私の気持ちに変化が起きたり、自分の才能に気づけたり、やる気スイッチがオンになったりして、今に繋がっているんだなと思うわけです。
だから今となっては、「誰かと出会って、何かが起こる」というのは、すごく好きな言葉となったわけです。
そして、「誰かと出会って、何かが起こる」というのは、ミラクルなんですよね。
明日誰と出会うか、わからないでしょ?
1ヶ月後に誰と出会うかもわからない。
その出会った誰かが、あなたに人生のヒントを与えてくれたり、あなたのやる気スイッチを押してくれたり、あなたの知らない世界を見せてくれたりするのです。
もしかしたら、その誰かは、ほんの一瞬関わるだけの人かもしれないし、一生の友達なのかもしれない。
後から、「ああ、あの出会いはミラクルだったな」と思えるのです。
昔の私は、「愛で飯が食えるか!」「繋がりなんて嘘くさい!」と言うことで、人を遠ざけ、自分のやり方に固執していました。
だから、自分の枠内でしか人生が動かなかったのです。
でも、誰かと出会うことで、自分で作った制限を超えて、想像もできなかったことが起こっていったのです。
8月ロングワークでは、あなたにとって、ちょっと変な人たちと出会うことでしょう。
多くの誰かと出会うことになりますから、多くの何かが起こると思います。
ぜひ、ミラクルを体験してみてくださいね。
8月ロングワークで、多くの皆さんにお会いできることを、楽しみにしております。
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心の中で、あなたが戦争をしている相手はだれ?それを終結させることがいまのあなたのテーマです
平準司(2023/7/19)
こんにちは。
神戸メンタルサービスの平です。
この夏のロングワークのテーマを
「Miracle Maker(ミラクル・メーカー)」
に決めました。
文字通り、「奇跡をつくる人」という意味です。
さて、今回のロングワークをきっかけに、あなたにも奇跡を手に入れていただきたいと思っていますが、そのためにはあなたの中で起こっている戦争をやめてもらう必要があるようです。
あなたの中にある戦争?
そうです。
いつも私たちは、だれかやなにかと戦いつづけているようなのです。
私はある意味、自分がしたい夢を叶え、やりたいことをして生きています。
それはとても幸せなことです。
けれども、今を遡ること30数年前‥‥。
私は「カウンセラーになれたらいいな」とこっそり願いながら、一方では「こんな落ち着きのない、頭の中ではエッチなことばかり考えている自分はカウンセラーには向いていないだろう」と思っていたのです。
・…─・─…・
そんなあるとき、セミナーで「あなたに向いている仕事は?」という話題が出たとき、私はモルモット役に選ばれました。
当時、私はよく悪いモデルとして指名されていたのです。
そして、師匠であるチャック・スペザーノ博士がみんなの前で話しはじめました。
「準司に向いている仕事はね‥‥」
私は顔を引きつらせながら、心の中でこう言っていました。
(ぜったい言うなよ!ぜったい、ぜったい言うなよ!カウンセラーなんてぜったい言うなよ!!)
なぜなら、博士がもしそんなことを言ったら、セミナーの参加者のみんなから「えーーっ?」と否定されそうで、そうしたら、ものすごく傷つくと思ったからです。
しかし、ぜったい言うなよと思っていたことを、あのバカ師匠は口にしてしまったのです。
(言いやがったな、このデブ!!)
いまは言われる側ですが、当時は言うほうの側だったのです。
ところが、師匠の言葉を聞いたみんなは、「うん、うん」、「いいね、いいね」と手を叩いてくれたのでした。
(あれ? 私が思っていたのと違う‥‥)
・…─・─…・
私は心のどこかでセミナー会場にいたみんなを、私を応援してくれる人ではなく、私の邪魔をする人のように感じていたようです。
みんなが自分のことを祝福し、応援してくれるとは、私たちはなかなか思えないものです。
みなさんがいまよくしているように、私もかつては、だれかから拒絶されたり、否定されたりしたときのための心の準備は24時間体制で万端にしていました。
でも、一人でこっそり幸せになろうとするよりも、多くの人に応援され、オシリを押してもらったほうが、夢は早く叶うと思いませんか?
私たちは、怖れと疑いの世界に住んでいます。
だまされないように、盗まれないように、殺されないようにといつも警戒しています。
でも、もし、「この人にだったら、だまされようが、盗まれようが、殺されようが、本望である」と思える人を友人やパートナーにもてたとしたら‥‥?
・…─・─…・
私たちは子どものとき、両親に対して全幅の信用と信頼をもっていました。
あくまで比喩ですが、マンションの10階に住んでいたとして、パパがあなたの足首をつかんで宙吊りにし、窓の外側でブラブラとさせたとしたら、たぶんあなたはキャッキャとよろこんだことでしょう(いまなら、即、通報でしょうがね)。
それと同じぐらい信頼できる友人やパートナー、ビジネスパートナーをもつことができたら、それはどれほどあなたの心の安らぎにつながるでしょうか。
たとえば、小さな会社が世界に誇れるような会社になるケースがありますが、その経営者にはたいてい、すべてを信頼し、すべてを委ねられるだれかの存在があるようです。
その人の前では自分を丸裸にすることができる。そして、そのあなたのすべてを受け入れ、愛してくれる人。
そんな人のいる世界の住人になるためには、あなたの中にある疑いの戦争を終える必要があるのです。
この8月、あなたも疑いの戦争を終えませんか。
そして、心からのよろこびを手に入れられる環境を自分に与えてあげましょう。
そして、戦争が終結した大地に蒔かれた種は、必ずや大きな実りをあなたにプレゼントしてくれるはずです。
では、8月のロングワークでお会いしましょう!
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奇跡はだれかと起こすもの
浅野寿和(2023/7/23)
みなさんこんにちは。
神戸メンタルサービスの浅野寿和です。
今年も8月、5日間のヒーリングワークを開催することとなりました。
8月11日(金)〜15日(火)の5日間!オンラインでの開催になります。
今回のテーマは「ミラクルメーカー」。
文字通り、「奇跡をつくる人」という意味ですね。
さて、僕にとっての奇跡があるなら、今回一緒にトレーナーを担当する池尾昌紀トレーナーとの出会いや、名古屋地区の仲間の存在は避けて通れない話なんですよね。
そこで、今回はそんな仲間のお話をしたいと思います。
今回一緒にトレーニングを担当する池尾昌紀トレーナーとは10歳年齢が離れています。
一般的な観念で捉えれば、おそらく同じ立場で仕事をすることなんてなかなかないことだと思うのです。
もし、僕と池尾トレーナーが全く違う場所で出会っていたら、おそらくすれ違っていたか、職場の上司と部下としての関係になっていただろうと、勝手に想像することがあります。
そう思うと、「人との出会いそのもの」がある意味奇跡だよな、と思うこともあるんです。
ちなみに、池尾トレーナーとの出会いって、実は名古屋じゃなくて大阪でのヒーリングワークなのですけどね。
その後、何のご縁か、そこから名古屋で同じ道を歩むわけですが。
この10年以上の間、ことあるごとに同じ場所で仕事をしてきた池尾トレーナーと共に語った未来、実は結構叶っているんですよね。
例えば
「カウンセラーを仕事にして生活する」
「名古屋のプロカウンセラーを増やす」
「名古屋にカウンセリングルームを作る」
「名古屋でヒーリングワークを開催する」
「サラリーマン辞めて平日の昼間っからカウンセリングの話をしながらビール飲む(^^;」
もちろん僕たちだけの力でそれが実現したと思ってはいません。
社長はじめ、先輩方やパートナーのお力のおかげでもあります。
ただ、僕たちが望まなければきっと叶っていなかっただろうとも思います。
また、今も名古屋地区で活動しているたくさんの仲間の存在も大きいのです。
同じ思いを持って集まってくれた人たちと、ワイワイガヤガヤ進んできたこの10年間はホント夢のような楽しい日々でした。
それはまるで一人ひとりが思いを持ち寄って、「こんなことができたらいいよね」と話し合い、それがどんどん大きくなって、形になっていく。
そんな現実の中で生きている感じです。
これはたしかに僕にとっての奇跡だよな、とも思うのです。
*
「人は生まれて死ぬまで一人」
心理学には実存的孤独という言葉がありますが、僕はその言葉を誰ともつながらない理由として使った過去があります。
「結局人は一人なんだからさ、人に自分のことを話したり、ガツガツ人と関わらなくてもいいじゃない」
その思いの裏には「どうせ自分は誰かにとっての重要な存在にはなれやしない」といった無力感がありました。
もし、そのまま誰とも関わらなければ、たしかに今の自分はなかったかもしれないなと思うのです。
コロナ禍がやってきて、人と人が思うように出会えなくなり3年強。
僕もどこかで仲間や人とのつながりを忘れがちになってしまうことが増えていたんです。
しかし、今、また昔とは違うけれど、人と人が触れあえる日常が戻ってきつつあります。
そんな現実を前にしてつくづく感じたんです。
もし、僕のこの10年で僕が見た奇跡があるなら
「とても自分だけでは成し得なかったことが、たくさんの人との関わりの中で、次々と実現したこと」。
ということで、今回、僕と池尾トレーナーがお届けするワークの根っこに流れているものは「僕たちに本当に起きたこと」。
それが皆さんへの強いインスピレーションになることを心から願うばかりです。
ぜひ楽しみにしていてくださいね。
それでは、8月ロングワークへの皆さんのご参加、心よりお待ちしております。
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8月はあなたがMiracle Maker(ミラクル・メーカー)となりましょう
原裕輝(2023/7/26)
こんにちは。
神戸メンタルサービスの原裕輝です。
2023年8月夏のロングヒーリングワークをオンラインで、8月11日から15日まで5日間で開催いたします。
8月のロングヒーリングワークのテーマは「Miracle Maker(ミラクル・メーカー)」というテーマになります。
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ある人の話です。
そのある人はお母さんが大嫌いでした。
大嫌いなお母さんと距離を取りたいというマインドの影響が物理的にな距離にもあらわれて何百キロ離れたところに住むようになってしました。
そして長らく実家に帰ってませんでした。
それくらい大嫌いだったんです。
その方は、お母さんは自分の自己顕示欲の為に子どもを使っていた。自己顕示欲を満たす道具として子ども支配していたと思われていました。
そして、母の愛は感じたことがないと思っていました。
私が「そうは言っても、やり方はまずかったかもしれないけど、お母さんなりに愛してくれたことはないかなぁ?」と聞くと、
「ありません!」
と、気持ちがいいくらいに、きれいさっぱり言いきられるかたでした。
愛されたことがないって辛いですよね?
そのつらさ、悲しさ、寂しさを癒やしていくことをしていったんです。
またお母さんを投影をしてしまっている人間関係が上手くいっていませんでした。
その状況を改善する目的でも癒やしに取り組んでいったんです。
一年以上癒やしに取り組んでいきました。
ある回のカウンセリングの時に原と話している時に、うっかり、うっかりです。
その方は、うっかりお母さんの愛に気づいてしまったんです。
お母さんの愛を感じちゃったんです。
すると、どうなったかというと
今ではお母さん大好きになってしまったんです。
そして、一緒にも住んでいるんです。
お母さんと一緒に買い物いくし、
お母さんと一緒にご飯も食べるし、
楽しくおしゃべりするし、
お母さん大好きになっちゃたんです。
このようなことが起きるのは、この方にとっては自分の人生の予定にはなかったことでした。
この人にとっては、お母さんのことを大好きになれるなんて奇跡だったのです。
でも、それはこの人の力で起こした奇跡なんです。
この方が自分を癒やそうと人生を良くしようと取り組んでいったことが起こした奇跡でした。
偶然に起きたミラクルではなく、自力でミラクルを作っていったMiracle Maker(ミラクル・メーカー)と言えるしょう。
このようなことはセミナーをしていると、カウンセリングをしていると、いっぱいあります。
この8月は、あなたがMiracle Makerとなっていきましょう!
8月のロングヒーリングワーク、テーマ「Miracle Maker(ミラクル・メーカー)」のご参加をお待ちしております。
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平凡コンプレックスから解放されるには
大野愛子(2023/7/30)
みなさん、こんにちは。
神戸メンタルサービスの大野愛子です。
8月11日〜15日(火)にオンラインヒーリングアドバンスが開催されます。
テーマは「ミラクルメーカー」です。
ミラクルメーカーというのは「奇跡をつくる人」という意味です。
「奇跡ねぇ。私には関係ないわ」と思ったみなさま、ちょっとだけ私の話を聞いてください。
私は今でこそトレーナーのお仕事をさせていただいておりますが、「平凡コンプレックス」が強い人間でした。
みなさんは、平凡コンプレックスをご存知でしょうか?
「私は平凡な人間だ」
「取り立てて才能があるわけでもない」
「没個性で目立たない存在だ」
「表舞台に上がるような人間ではない」
このような感覚をもっている人のことをいいます。
平凡コンプレックスをもっていると「私には何も才能がない」「これといって出来ることがない」「人より劣っている」と感じます。
いるのかいないのかわからない子。
授業中に手をあげて発言なんてしない。
みんなをまとめるとか向いていない。
班長とかやらないしやれとも言われない。
音楽の時間は大嫌い。
みんなの前で歌うなんて恥ずかしい。
集合写真はいつも後列の端っこ。
いつも人に隠れて半分ぐらいしか写っていない。
高校生の頃も美容学校に行っている頃もこんなふう。
神戸メンタルサービスに来た35歳頃だって似たようなもの。
人見知りすぎて初級コースの頃はワークの打ち上げに一度も出たことがありません。
その頃の私に「将来のあなたはね、人前で講演をしたり、講座とかするんだよね」と言ったら、そんなことは絶対に信じないし一目散に逃げ出してしまうことでしょう。
しかし、心理学を学ぶうちに、私のような人は少なくないのだと知りました。
心理学者のマズローは、私たちが自らを平凡だと思い込み、偉大な夢を描こうとしない姿を「ヨナコンプレックス」と呼びました。
ヨナコンプレックスは、ある古い物語に由来しています。
物語のなかでヨナは神様からとても重大な使命を与えられます。
ところがその使命を果たすためにふりかかる災いへの恐怖心から、ヨナは船に乗って逃げ出してしまったのです。
ヨナにとって、自分には荷が重すぎるし、そんな責任重大なことは果たせないと思ったのでしょう。
マズローはこのヨナコンプレックスのことを「自己の偉大さを恐れる心」「運命からの逃避」「自己の最善の能力からの逃避」という言葉で表現をしています。
しかし、よくよく考えてみると、私たちの日常生活のなかでも、こういうことは案外多くあります。
たとえば、この例えが良いのかわかりませんが、カウンセラーになりたいと思ったとき、多くの人がこう思うでしょう。
「いや、でも、時間をかけて勉強をして、それでもカウンセラーだけで食べていくのは、やはりむずかしいよね。自分に向いているかどうかもわからないし、将来の保証があるわけでもないし、自分には無理なんじゃないかな?」と。
すると、今度はまわりとの比較が始まります。
「平さんのように面白いことが言えるわけでもないし、すごい心理分析ができるわけでもないし、それにあんなふうに踊れないしね、無理無理!」と、いきなりこの道何十年の平さんと自分を比べたりするわけです。
比較はつねに「自分のダメなところ」と「相手の素晴らしいところ」を比べているので、そもそもおかしなことをしているのですが。
こんなふうに頭だけで考えて、何でもかんでも諦めてしまうクセ、あなたにはありませんか?
私自身も偉そうなことは言えません。
私はボランティアカウンセラーを4年近くしましたが、今となれば「コイツ、わざわざ遠回りしやがったな!」と確信をもって言えます。
プロカウンセラーに上がるのが怖かったから、わざとノロノロ運転をしていたのですね。
私たちは自分の夢を実現することを恐れ、その日一日を生きていくことだけに満足してしまうところがあります。
そもそもヨナコンプレックスがあると、最高ではないけれども最低でもない「そこそこに無難な現実」に着地しがちなのです。
しかし、ここでマズローは言うのです。
「私たちが心の奥底で恐れているのは、不十分な自分ではない。自分に想像以上の能力があると知ることだ。闇ではなく、光が私たちを恐れさせているのだ」と。
つまり、私たちは自分が光ではなく、闇である理由ばかりを探すことに必死になっているのだと。
闇にいることに慣れると、それが当たり前の世界になります。
しかし、私たちが本当に恐れているのは、闇から出た人が明るく照らす「光」です。
その光が自分のなかにもあるとわかっているにもかかわらず、ただそれを自分に認めることを恐れているのです。
光を照らす人のことを「ミラクルメーカー」と呼ぶのではないかと、私は思っています。
闇の暗さを知っているからこそ、闇を照らす光になりたいと願った人なのだろうと。
そうそう、みなさんが気になっているであろう、ヨナの物語にはちゃんと続きがあります。
ヨナは自分の使命から逃れるために、船に乗って逃げ出しました。
しかし、その船は神様によって嵐に巻き込まれ、ヨナは大きな魚のなかに飲み込まれてしまうのです。
三日三晩その魚のお腹のなかにいましたが、飲み込んだ魚によって使命をまっとうするべき土地へと運ばれて、口から吐き出されたのです。
それからヨナは…
さぁ、どうなったと思います?
そう、結局のところヨナは使命を果たしたのです。
わざわざ痛い目に遭いながら、わざわざ遠回りしながら、自分の恐れを越していったのです。
そう考えると、神様のプランでは計画通りだったのかもしれません。
私はとてもヨナのプロセスに共感をしますが、みなさんはどうでしょうか?
私たちはそれらしい理由を探しては、さもそれが現実であるかのように思い込むことで、本来の自分から目をそらすことができてしまいます。
「自分なんてこんなもんさ」
「この程度の人間だ」
「私にできることなどたかが知れている」
「私に世界を変えることなど無理」
「私にそんな力などあるわけがない」
このような自己暗示をかけることで、私たちは自分の可能性に蓋をしています。
これはある意味では「自分にかけた呪い」なのです。
この5日間ワークで、みなさんが自分にかけた呪いを解いてほしいと願っています。
このワークに参加すると、言うまでもなく「自分のなかに眠っている真の可能性」を思い出すことになるでしょう。
だって、そういうテーマをご用意しているのですから。
少々長くなりましたが、これが私の想いです。
ひとりでも多くの方にご参加いただけるよう、心から願っています。
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誰かと共に願う幸せが、夢を叶える力になる
池尾昌紀(2023/8/2)
神戸メンタルサービスの池尾昌紀です。
2023年8月夏のロングヒーリングワークをオンラインで、8月11日から15日まで5日間で開催いたします。
テーマは「Miracle Maker(ミラクル・メーカー)」です。
今回のロングワークはいつもと違って初日から3日目までをメイントレーナーが交代で務めます。
1日目は名古屋の2名、浅野トレーナーと私、池尾がメインを務めさせていただき、サポートを大門・大野の両トレーナーが担当してくれます。
2日目は女性トレーナーの先駆者である大門トレーナー、大野トレーナーの二人がチームを組み、サポートに原・浅野の両トレーナーが担当してくれます。
そして、3日目は原トレーナーがメインとなり、大野トレーナーと私、池尾がサポートを務めます。そして平トレーナーもサポートに入ってくれます。
この初日から3日目までは、ブレイクアウト・ルームを4つ作り、4人のトレーナーでフォーカスパーソンを担当していきます。
4・5日目は、全員同じ部屋で、平トレーナーが一人でフォーカスパーソンを扱っていきます。
このように、今年のロングワークは毎日、日替わりで楽しめる、癒される5日間!なんです。
僕は浅野トレーナーと二人で初日を担当させていただきます。
二人で朝のレクチャーをどう話していくか、グループワークをどうしていくか等を何度も打ち合わせしています。
以前はよく二人でセミナーを担当させていただきましたが、久しぶりにやるので、最初は前みたいにできるのかな?と不安もあったのですが、実際にいろいろと話をしてみると、すぐに以前の感覚に戻り、ある意味、前よりスムーズに進むところもあり、驚いています。
やはり、名古屋のヒーリングワークだったり、カウンセリングルームだったりの立ち上げ時の仲間であり、講師としてもトレーナーとしても一緒にやってきた歴史というのは、色褪せないものなんだな、と実感しています。
同時に、僕と浅野トレーナーだけではなく、たくさんの方々の力添えと応援を感じないではいられません。
僕たちだけでなく、多彩なトレーナーによる今回の5日間のロングワーク。どうぞお楽しみに!。
***
ミラクルメーカーとは、奇跡的な出来事を表す言葉のようですが、なかなか叶わなかった願いや夢が実現した時って、奇跡が起こった!と感じるのではないかと思うんですね。
そこで、願いや夢が叶えるためにはどうしたらいいか、という視点で、僕の思いを書かせていただきたいと思います。
自分の願っている夢を実現させていくためにはどうしたらいいか、ということを考えていくと、
「自分の幸せとは何か」
を考えないわけにはいかないのではないか。
そう僕は考えるようになりました。
例えば、
素敵なパートナーと出会いたい、結婚したいという願いがあったとしても。
やりたいことを仕事にしたいという願いがあったとしても。
そこに、自分の幸せがなければ、叶っても意味がありません。
素敵な優しいパートナーと結婚したけど、その相手が私を独り占めしたくて、周りの友人達には冷たい態度を取る人だったらどうでしょう。
やりたいことを仕事にしても、ハードワークになりすぎて、家族が心配して不安そうになっていたとしたらどうでしょう。
その時、自分が嬉しくて、楽しくて、幸せだったら周りの人も応援してくれるはずなんですね。
でも、願いが叶った後に、あなたが苦しそうだったり、楽しくないのだったら、周りの人は心配するし、苦しくなっていくでしょう。
こうやって考えてみると、僕たちの幸せって、自分だけの幸せではないと思うのです。
自分も周りの大切な人も幸せであることが、自分の幸せだとしたら。
夢の実現って、自分だけの幸せのためにやってもうまくいかない、のではないでしょうか。
誰かと共に願う幸せが、夢を叶える力になるとしたらどうでしょう。
あなたが自分の願いや夢を叶えたいと感じている時。
この視点を持って、その願いや夢を振り返ってみていただきたいのです。
こうやって考えてみると、僕たちの周りには、自分を応援し、幸せを願い、愛してくれる大切な存在がたくさんいることに気づけます。
いつも僕がお伝えしていることですが、僕たちは自分に厳しすぎるので、自分に価値を見出せません。
こんなダメな自分では周りの人に迷惑をかけてしまうと思って、人と距離を取ってしまったりします。
しかも、無意識な場合が多いんですね。
しかし、これをやっていると孤独になっていきます。
孤独になっていくと、周りの人のは心配します。
周りの人のためにやっていたはずなのに、自分も周りも苦しむことになってしまうんですね。
周りの人を守るためにわざわざ自分を孤独に追いやるほどの力は、自分の中の愛以外に成し得ません。
でも、愛の使い方が、自分に愛がないという誤解が問題なのです。
まずは、周りにいるあなたの応援者に気づきましょう。
そして、その人たちが、なぜあなたを応援してくれるのかに気づきましょう。
それは、あなたに愛があるから応援したくなるのです。
あなた自身と周りの人の愛と応援の力を土台にして、あなたの願い、夢を再検証してみましょう。
これが願いと夢を叶える大きな力になると僕は思っています。
偉そうに書かせていただいていますが、僕自身がこれまで願いを叶えていく上で、たくさんの誤解をして、自分勝手になったり、一人よがりになっていた歴史があります。
今の自分があるのは、両親をはじめとする実家の家族、今の家族である妻と子供、そして、師、先輩、志を同じくする仲間のおかげです。
一人でやっていたら、絶対に今の自分にはなれなかったでしょう。
応援してくれる人、一緒に歩いてくれる人の存在が、自分を成長させてくれ、そして、願いを共有していくことにつながっていきました。
すると、一人で歩いているのではなく、みんなで歩いていくことになり、一人ではできなかった大きなことも、力を合わせて作り上げていくことができたと思うのです。
自分の願いから、みんなの願いへ。
あなたの幸せがみんなの幸せであることを知ることが、大きな鍵を握っていると僕は思います。
今回のロングワークに参加される時には、是非、この視点を使っていただき、自分の願いや夢を振り返っていただけたらと思います。
ロングワークでは、毎日、担当トレーナーがこのテーマについて、レクチャーやグループワークやフォーカスセッション等を通じて、お伝えしていきます。
しかし、主役は参加するあなたです。
意欲を持って、ワーク中に起こる様々なことに、過去の出来事に、自分にとってどんな意味があるのかを引き戻していってください。
そして、あなたの周りの応援者、とてもあなたを愛してくれている人の存在を思い続けてください。
自分を信じて、周りの人たちを信じて、そして、自分の未来を信じてあげてください。
***
今回のロングワークの初日は、池尾と浅野トレーナーの二人でスタート!させていただきます。
僕たちの思いをお伝えしながら、皆さんがミラクルメーカーへの道を歩いていけるような、アイディア、インスピレーションをお届けしたいと、二人で今も打ち合わせを重ねています。
皆さんと一緒に今回のヒーリングワークを進んでいけるのを楽しみにしています。
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準司の秘技伝授!“セクシャリティ”というエネルギーを体験しよう
平準司(2023/8/4)
こんにちは。
神戸メンタルサービスの平です。
この夏のロングワークのテーマを
「Miracle Maker(ミラクル・メーカー)」に決めました。
文字通り、「奇跡をつくる人」という意味です。
みなさんが奇跡を受け取ったり、ミラクル・メーカーになったりするためには、「大人になること」が必要です。
大人になることに抵抗したり、「大人にはなれない」と自己否定をしてしたりしていると、天真爛漫なミラクルのエネルギーの使い手にはなれないようなのです。
ということで、今回の準司の秘技伝授‥‥。
それは、“セクシャリティ”というエネルギーを体験するということです。
みなさんも中学生ぐらいのときに、このセクシャリティというエネルギーに初めてふれたのではないでしょうか。
そして、あそこに毛が生えたり、オッパイがふくらみはじめたりしときには、たいそう混乱したし、恥ずかしい思いもしたのではないかと思います。
このとき、私たちのほとんどが「自分を隠す」ということを覚えます。
それ以降、私たちは自分を表現するどころか、自分を隠しつづけて生きてきたといってもよいはずです。
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恋に落ちたときときの表現に、「舞い上がる」という言葉があったり、マンガでは足が宙に浮いていたりすることがあるように、セクシャル・エネルギーというのは本来、とても軽いエネルギーです。
セクシャル・エネルギーは人を笑いで包んだり、その人がいるだけで部屋に灯りがともったりするような、とても明るく、朗らかなエネルギーでもあります。
そして、それはとても自然なエネルギーです。大人のあなたが、なんの無理もせず、大人のままでいるエネルギーですからね。
7月のヒーリングワーク・アドバンスのとき、平がちょこっとヘンなことをして、ロマンチックなセッションをしたグループがあったと思います。
そのグループのみなさんは、「あんなフワフワした気分になるのだなぁ」と感じたと思いますが、それを8月ロングワークでは多くの参加者のみなさんとともに感じてもらいたいと思っています。
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8月ロングワークの4・5日目は、グループには分けず、大きな集団のままで、一人のフォーカス・パーソンを扱うセッションをリードしていきます。
とてもロマンチックで、頭の中がお花畑になるような、そんなセッションを展開する予定です。
「大人って素敵」、「大人って、いいなぁ」と思えるようなセクシャリティの魔法を、ぜひ体験していただきたいと思っています。
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