◆大野愛子◆カウンセラー
わたしが心理学の世界に入るきっかけとなったのは、クライアントとしてカウンセリングを受けた時の体験が大きく影響しています。
以前のわたしは、「話したところで分かってもらえないだろう」という思いが強く、家族や友人に相談することすら諦めていました。
でも一人で抱えきれなくなり、期待もせずに電話してみたのです。
ところが、カウンセリングを受けてみて、こう感じてしまったのです。
「このカウンセラーさんは、なぜかわたしのことを理解してくれた!!」
理解されたことに驚き、でも、とても嬉しかったんです。
そして、自分もそんな人になってみたいと考え始めるようになりました。
当時美容師をしていたわたしは、スクールに通うための勤務調整などが、とても難しい状況にありました。それでも、「ここで学びたい!」と思ったのです。
カウンセリングの技術だけであれば、学べるところはたくさんあると思います。
ですが、「人との繋がり、感情との繋がり、ハートとハートの繋がり」そこまでを学べるところは、そう多くないだろうと思います。
そして、わたしが学んだ一番大きなことは、
「ハートがカウンセリング技術を上回った時にヒーリングが起きる」ということ。
ハートは、カウンセラーだけのハートじゃないんです。
「クライアントさんを取り巻く全ての人を代表して応援している」という感覚です。
「みんなのハートを届けていくこと」が、カウンセラーとして出来ることのひとつだと思います。
ここに辿りつき、この「先輩カウンセラーからのエール」を見つけて下さったあなたを、みんなで応援したいと思っています。一緒に学べる日を楽しみにしています。