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質問自信過剰が恐怖症に。。。
こんにちわ。いつもHPを見て、心温まるご回答に励まされています。

私は今まで自信過剰人間で、人が大好きだと思い込んでいました。誰にでも話しかけることに、恐れを知りませんでした。それが彼の浮気や、職場のいじめ、前の職場で上司に暴力を振るわれた、などに自分に自信がなくなり、鬱になり、引きこもりになりました。人が信じられなくなってしまったのです。

今でも、外に出るのが怖く、仕事で人と話すときも、身構えてしまい、緊張を逆に相手に与えてしまいます。それが申し訳なくていつも自己嫌悪です。

ショックが重なったので、仕方ないのだと思いますが、自分も、相手も許せません。対人恐怖や視線恐怖にもなってしまった自分が許せないのです。

そして、自分なりに反省し、ACであったこと、自信過剰であったことを認めたのですが、小さいころの父の怒鳴り声におびえていたことや、兄に暴力を振るわれてむなしかった小さいころを思い出しました。その感情も今すべて出てきて苦しいです。びくびくしている自分も許せません。

自分の生き方をどうしたらいいのかわからなくなりました。アドバイスをいただけたら、幸いです。
では
ひまわりさん

回答 カウンセラー: 渡辺晴美(退会)
ひまわりさんこんにちは。渡辺晴美と申します。
ご相談ありがとうございました。


とても張り詰めた状況の中で
一時も心休まることなく
生活しているような感じですね

今まで人が好きだと思っていたのに
彼の浮気、いじめ、上司の暴力など
一時期にたくさんのことが重なってしまったら
自分に自信もなくなり、
人と接するのが恐くなってしまいますよね

それだけでも苦しいのに、心のどこかで
「自分が悪いからなのかしら・・・」
と自分を責めてしまっていたら
理由もわからないだけに、
全ての行動が不安になってしまいますよね

そんな風に自分の全てを責めている分
周りの人も自分を責めているのではないかと
感じてしまいますよね

全ての人に責められていると感じる中、
外に出ることは、本当に怖かったことと思います
まるで敵地に丸腰で乗り込んで行くような感じです。
勇気を振り絞って頑張られたのでしょうね
身構えてしまったり、緊張が大きくなったしまうのは
当然のことだと思いませんか。

それだけ張り詰めて、緊張した状況であれば、
人は誰でも追い込まれてしまうのはないでしょうか
今の自分自信をそんなにも責めなくてもいいと思います。

けれども、人から責められたり、裏切られたりした分だけ
そんな風に扱われる自分って
どんなに悪い存在なんだろう・・・
と、ずっと心の奥で感じていたのかもしれませんね

ひまわりさんも感じられていたように、子供時代から
長い間持っていた感覚なのだとしたら
どんなに苦しかったことか、どんなに辛かったことか。

それでも、自分を責めている分だけ
誰にも助けを求められずに
独りで抱え込むしかなかったのかもしれませんね
その部分を心の奥に押し込んでいたのだとしたら
さぞ、苦しかったことと思います。


ひまわりさんが感じられている自分が悪い(罪悪感)という感覚は
どこか鏡を知らない人が鏡の中の世界を見ているような感じがします

鏡と言うものを知らずに
鏡に写ったとても美しい「向日葵」をみつけて
触れようとした。。。

でも、触れられませんよね
「本物の向日葵」ではないのですから

何度も何度も触れようとしても
むしろ、冷たく硬く、絶対に届かない絶対に触れない。

自分の感覚を疑いますよね
自分の目を疑いますよね
その美しさに引かれた分だけ悲しくて、
それが続くうちにそれを見つけて触ろうとした自分の方を
呪ってしまう・・・

でも、それは鏡なんです
鏡というものを知らない人にとっては不思議に感じますが
そこに写っているのは
「向日葵」であるけれども本物ではない・・・

「本物の向日葵」はどこにいるのかと言うと
鏡を見ている自分自身なんですよね

今のひまわりさんは
本物の自分を感じられていないでいて、
感じてはいけないと禁止しているように感じます

鏡の「向日葵」に触れられない自分には
「本物の向日葵」になんかは、到底触れられない
そう思ってしまっているのではないでしょうか
でも、「向日葵」は鏡を見ている自分自身なんですよね

それでも、自分を責めてしまいますか?
「本物の向日葵」に触れられない自分を責めてしまいますか?
ひまわりさんが持っているもの
見ているもの全てが美しいものですよ

もう、自分を許して優しく扱ってあげてくださいね
そして、そんな美しいものを持っている自分を
誇りに思っても良いのではないでしょうか?

美しい花は皆に見られれば見られるほど
その価値は増して行くのではないでしょうか。
自然なひまわりさんで居られるように
自分を縛るたくさんの鎖を解いてあげてくださいね

日の光を浴びて光っているひまわりさんになれることを
心から応援しています
ご相談ありがとうございました


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