心理学講座やワークショップを開催している、カウンセリングとカウンセラー養成の神戸メンタルサービス。月間3500件以上のカウンセリング依頼を頂いています。
お問合せフォーム
TEL:06-6190-5611
FAX:06-6190-5612
MAIL:kms@healing.ac
受付時間:12:00~20:30
休日:月曜日
(月曜祝日の場合は翌平日休業。他休業日あり)
<HOMEに戻る オンライン 講座変更のお知らせ


質問 彼と金銭感覚が違う!!
こんにちは
今まで読んだどの心理学の本よりためになってます。
もしよかったらとりあげてほしいのですが、
私の彼はとてつもなくめんどくさがりやなのです。なにもかもめんどくさい、私は計画するのが好きなほうなのでいらいらします。私が計画した事に関しては、いっさいお金をはらおうとしないし、(わらってありがとう、とかいわれると何もいえなくなってしまいます。)自分のときは気分を害さず笑顔でお金を私に出させます。私は自分の事は自分でって感じなので、笑顔で平気で彼の事でも(私にいっさい関係ない)私に金を請求してくる彼にいらいらしてます。人当たりはとてもいい彼なのですが、本当にけち。でも男性はお金をばんばん使う人だと浮気するかなーって気もするので、まあ浮気の心配だけはないかなっておもってます。でも不思議なのが、私も彼も貧乏な家で育ったけど、私は今働いてやっとお金ができたんだから、誰かのために(自分がしてもらいたいから)ばんばんつかいたいのに、彼は私を含め他人にはいっさい金を出したくないタイプ。自分の事に関しては無駄使いするくせに。同じ貧乏な子供時代でもどうしてこうも違うのでしょうかね?ふと疑問に思いかきました。けちな人と(時間に関してもお金に関しても)ばんばん使う人の違いってどこででてくるのでしょうかね?もしよかったらお聞かせください。
匿名

回答 カウンセラー: 根本裕幸(退会)
こんにちわ。カウンセラーの根本です。

お金の問題は僕も今人生を通じて研究している最中でして、タイムリーな話題です。ありがとう(笑)

彼と私の金銭感覚が全然逆、ということですね。 それがあまりに正反対なので、不満になっちゃってるような感じがあるわけですよね。 色々な角度からサポートさせていただけると思うのですが、今回は二人とも貧乏な子ども時代を過ごしたのになぜ違うの? という話をさせていただきます。
ただ、詳細が分からないため一般論になってしまいますのでご了承下さい。

お金をばんばん使ってしまう人、けちで財布の紐がとても固い人、それぞれやはり今・昔の生活環境によるところが多いんだろうと想像できます。でも、もっと大事なのは、その環境をどのように感じ、どのように受け止めてきたか?
というところだと思うのです。

物事の見方の一つに「良い」「悪い」というのがありますね。貧しさに対しても「良い」「悪い」という見方ができます。
例えば、すごく貧しくて苦しい思いをし、周りと比べて惨めな思いをしたとしても、すごく頑張ってるご両親を見て、むしろそれを尊敬したり、お金のありがたみを学ぶ場合もあれば、一方で、あまりの惨めさに、「貧乏が悪いんや」「そんな親が嫌い」となることも想像に難くないでしょう。

これは同じ親の元で育った兄弟でも生じうることです。大人になって、自分のお金が出来て「今まで我慢してきたんだから思いっきり使おう」となる場合もあれば、「貧乏は辛いから自分はそうならないようにお金を大切に溜めよう」と思う人もいるでしょう。

また、お金持ちの家に生まれたとしても、ご両親がけちで全然お金を使おうとしない家に生まれても、それを好むか、反発するかで、親と同じようにお金を使わない人になるか、逆に放蕩息子・放蕩娘になるかは別れ道だと思います。

あなたと彼についても、同じような貧乏な子ども時代を過ごされてきても、感じ方、ご両親への気持ちは違ってくるはずです。
そこをコミュニケーションすることをオススメしますよ。そこで、まずは、自分が子ども時代どういう風に貧乏を捉えていたのかを見なおしてみてください。 それを二人でおしゃべりし合えることを目標にね。

人との関係が近づくに連れて、このような「違い」がよく目に付くものなんです。そこで「私のやり方」vs「奴のやり方」の主導権争いが勃発するわけですが、こんな違いは人間であれば必ず存在します。そこでは、自分の理解できないことは相手と話合う、という姿勢がすごく大事なことだと思うのです。

何か今日は講義のようになってしまいましたが・・・。 がんばってチャレンジしてみてください。
それでは!

初回無料カウンセリング

 

無料相談事例集トップへ

□現在、こちらのサイトでは、ご相談は受付けておりません。
□当スクールのカウンセラー養成コースで学んだカウンセラーのサイト(カウンセリングサービス)にも無料相談コーナーがございますので、そちらもご覧ください。
□カウンセリングサービスでは、毎月1日・15日の9:00-21:00にご相談を受付けております。 (1/1と8/15はお休みです) ご希望の方は、無料相談コーナーをご覧ください。

Kobe Mental Service all right reserved
神戸メンタルサービス
〒153-0041 東京都目黒区駒場4-6-8 / 〒564-0063 大阪府吹田市江坂町1丁目23-17-602
TEL:06-6190-5611 / FAX:06-6190-5612 / MAIL:kms@healing.ac