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質問恋愛している人を見ると可哀相と感じる
はじめまして。neoと申します。
私はここ数年、自分の本当にやりたい事も見つけ、チャンスにも仲間にも大変恵まれた非常に充実した生活を送っています。今まで生きてきた中で現在が最も幸せな状態だなぁと思えるぐらい幸せです。しかし、それとは裏腹にどこか虚しい気持ちが慢性的に自分の心を支配しています。
というのも、今のままの自分はこの先ずっと恋愛なんか出来ないだろうなと思うからです。
男の人に対して、常に冷めた目で見ている自分がいます。どんなにいい人に見えても信じないようにしています。でも心の底では信じきれていないことを相手に悟られてしまっては「反則」のような気がするので、そういう感情を表に出したりはしません。
私自身の考えとしては、一人の人を一生愛しつづけることは不可能だと思っています。自分も相手も日々変わっていきます。形を変えていくものを同じように愛しつづけていくのは難しいです。 父親と兄からはしょっちゅう暴力を振るわれていましたし、何度「今度こそ死ぬ…!」という目にあったかわかりません。もちろんそんな暴力的な男の方が少数派だとは思います。
あと、家の兄は外面が良く、見てくれは結構好青年っぽいので女性からもそこそこモテます。だけど家ではとんでもない奴だったりするわけです。

十代の頃から「自分は死ぬまでに本気で男の人を愛せる日が来るのだろうか…」と思っていたのですが、数年前、初めて本気で愛せる男性と出会いました。
普段は自分の「腹黒さ」を自覚している私でしたが、その人のことを思う気持ちだけは純度100%という感じでした。
しかし結果的には相手に裏切られたようなかたちになってしまいました。疑い深かった自分がはじめて心の底から信じられた相手だっただけにショックが大きかった。同時に「信じたところで結局こうなるんだよね」ということをその時に学習してしまいました。
裏切られたことで完全に覚めきってしまった自分の心にもガッカリしました。相手だって裏切るけど、自分だってきっと人を裏切ってるんだろうなと思います。他人から信じてもらえるような自分になれる自信はないし、努力する気もないです。その後はもう誰を見ても同じですね。恋をした時の切ない気持ちしかイメージできないし、頭の中で時々「恋愛した時の自分」をシミュレーションしたりもするのですが、あっという間に破綻します。(笑)

以前はごく普通に人を好きになって恋愛できる人達が羨ましいなと感じていたのですが、今は全く羨ましいとも思えず、逆に「かわいそう」とさえ思ってしまう始末。どう考えてもこんな捻じ曲がった思考しか持てない自分の方が寂しい人間なんでしょうけどね。

そうですねぇ、この世で唯一自分が信じられるのは昔から変わらず私の味方でい続けてくれた母親ぐらいですかね。自分以上に信じられるし自分を愛する以上に母親を愛しています。理屈じゃない無償の愛を母親からだけは感じることができます。結局、この母親と自分との関係が「愛情」としては最高のかたちだと思うのです。これ以上のものは他人とでは得られないのがわかりきっているので、手に入らないものは最初から求めない方がこの先も平穏に生きて行けると思うわけです。
一人でもそうやって人を愛せていることを心から幸せだと思うし、そういう部分以外では自分は幸せを感じているので、トータルすると「このままでも全然構わないな」と思うのです。多少欠落している部分はあるかもしれないけど、自分は今の時代のこの環境に生まれてこられて良かったと思っています。

じゃぁどうしてこんなところにこんな長々と文章を打っちゃったんでしょうかね。う~ん、こんな身も蓋も無い考えは知ってる人には言えないですからね。隠しているのは疲れるのでどこかで発散しておきたかったのかな。
こういう人って最近多いですか?私だけじゃないと思うんだけどな。
neoさん 女性

回答 カウンセラー: 中野知枝(退会)

neoさん、こんにちわ。中野と申します。ご相談ありがとうございます。

neoさんには慢性的な「あきらめ」があるようですね。あきらめというよりも、決心のような感覚というほうが近いでしょうか。男性は信頼できない、という部分ですね。

でも、その観念は、neoさんの心が傷つかないようにするための防衛する為の観念だということをまず理解して下さい。 その観念はお父さんとお兄さんから学びとってしまったのですね。

そして、一度だけ誠実に愛することが出来た彼の存在で大きな痛みをおってしまった、ということですが、もう一度付き合い初めの頃を思い出してください。
そこでは意識的にはないかもしれませんが、彼に対して「本当に私のことを愛してくれるのね?」と疑問を吹きかける言動をとってしまったのではないでしょうか。
そのテストに彼が「合格」したから、そこでneoさんは初めて彼を信頼することが出来たんだと思うんです。

彼だって、neoさんを愛していたはず。
でも、どんどんテストを迫られる彼は次第に不安を感じ、彼はこの関係に疲れ、neoさんから離れたのではないでしょうか。

・・そしてますます男性不信になり、neoさんの痛みを分かち合えるのは唯一お母さんだけなんだと感じています。そこでは同じ痛みを共有できるような関係なのでしょう。
そして男性に対しての怒りを感じます。
その痛みを共有して、そこでお互いの世界をつくっているように見られます。
その世界はとても居心地がいいかもしれません。
でも、その繋がり、というのは、neoさんが男性をもう一度信頼できるようになった時、崩れ落ちて終ってしまう関係でもあります。
お母さんとの関係の中で、本当のneoさん自身は自由でいますか?

文章の初めは「虚しい気持ちがある」とありますが、途中からは「このままでも全然かまわない」と開き直ったような感じで書かれてありますね。でもそのようにしてしまうneoさん自身の心には大きな葛藤があるように感じます。

恋愛はしたい。でも、今までの観念は捨てる事ができない、という部分。そして、「また傷ついてしまう」というのと、「お母さんとの癒着」の部分も感じます。
私が感じたのは、neoさんの奥の感情の底には大きな痛みが隠れているように思えます。
「本当はこんな自分はいやなんだ」という悲しみの部分。
neoさんは本当はそんな自分に気がついているのではないですか?

本当にneoさんにとって必要なものは、ただ自分の奥に隠れている本来の感情と繋がることでしょう。 誠実なneoさんの心はどんなものですか?
まず、そこに触れてください。
どんな気持ちが埋まっているのかを探してみてください。

そして、今までの観念を手放し、「私は恋愛してもいい」という承認を得る、 ということを自分に許してあげて下さい。
本当のneoさんの幸せをお祈りしますね。


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